都が1000億円を出資した新銀行東京は、出資金の大半が貸し倒れや赤字の累積で失われ、400億円を追加出資する
議案が都議会に出され、28日に自民党や公明党の賛成多数で可決された。
今月になって、バカウヨ都知事が創設した新銀行東京の杜撰な経営体質が次々と明るみになったが、正直言って、
ここまで酷いとは思わなかった。
朝日新聞の3月13日の社説によると、新銀行東京は、
・・・・・「無担保・無保証」を売り物に、資金繰りに窮した企業へ即断即決で融資した。融資件数が増えれば
不良債権比率は低下する、と安易に想定して突っ走った。
新規融資の実績をあげた行員には最大で年200万円の成果手当を出し、
融資から半年以上たっていれば返済が滞っても担当者の責任は問わない。
上層部は「半年つぶれない会社だったらどんどん貸せ」と現場にハッパをかけ、監査法人が決算で
貸し倒れ引当金の不足を指摘しても、黙殺した。・・・・・という。
バブル時代の銀行の経営感覚とまるで変わらないではないか。
更に朝日新聞では・・・・・無担保・無保証の迅速融資とか、開業後3年で黒字化するとの無理な事業計画は、
都が作成した「新銀行マスタープラン」に盛られていた。レールを敷いたのは都であり、仁司氏らがその上を走った、
というべきだ。 ・・・・・と言っている。バカウヨ都知事は、責任を経営トップだった仁司泰正らに帰している
が、自らの責任には触れていないのだ。
杜撰な経営体質もさることながら、バカウヨ都知事の反省のなさも酷すぎる。返済能力のない相手に都民の税金を 貸して、1000億円もの莫大な赤字を出した上、尚、税金を400億をつぎ込むという。都民に謝るどころか、 開き直って、「世論調査なんて気にしてたら政治なんかできませんよ」などとぬかしている。 これは、犯罪と言ってよいだろう。このような赤字垂れ流し銀行は一刻も早く清算するのは当然であるが、 それだけではだめだ。経営責任者、そして大元の責任者であるバカウヨ都知事らは、全て逮捕し、 刑務所にぶちこむべきだ。バカウヨ都知事らの私財は没収し、パンツ1枚に至るまで競売にかけて少しでも 赤字の補填に当てるのが筋だ。(バカウヨ都知事のパンツなど誰も欲しがらないだろうが・・・)
こんなことを東京都民でない私が言っても始まらないのだ。都民は怒りをもっともっと持つべきであり、集団で 都庁へ押しかけ、バカウヨ都知事を取り囲んででも税金投入に反対すべきだ。確かに税金投入に反対している都民は、 7割ほどに達している。 ところが一方、この期に及んで47%もの都民がバカウヨ都知事を支持(朝日新聞、3月22日、23日世論調査結果) しているのだという。信じられないことだ。バカウヨ都知事の暴走は、都議会はおろか、都民も止めようという気が 全くないのだ。
そもそもバカウヨ都知事は今迄に様々な女性や障害者や外国人差別、問題発言で物議を醸し、税金を私的に流用し豪華出張
を行ったりと、知事以前に人間として問題ある人物である。それなのに大多数の東京都民は、東京ミッドタウンの
完成だのオリンピック誘致や東京マラソン開催など華やかなイメージや、外国に対する高圧的な言動など派手な
パフォーマンスに騙され3回あった都知事選挙のいずれも、熱狂的に支持してきたのだ。
・・・誤解を恐れずにいえば、“いわぬこっちゃない”とは、本来、バカウヨ都知事を支持してきたウスバカ都民
に対していわねばならぬ言葉だ。・・・
イラク人質を非難し自作自演論までぶち上げた国賊媚米売国産経新聞のコラムを少し言いかえると、まさしく現状に
ピッタリの言葉となる。
自己責任、とはこういうときに使用するべきことばであろう。
東京都が今後もし夕張のような財政再建団体になるようなことがあったとしても、国家もその他の地方自治体も
助けてやる必要は全くない。