しげぼうの言いたい放題

 


・今こそ日本の政界の大掃除を断行だ!(2002年04月01日)

このところ、議員の不祥事の話題が尽きない。自民党だけでなく社民党の看板議員までが 秘書の給与の問題で辞職に至った。

国会議員3バカトリオに対しては、疑惑を徹底追及し、全てを白日のもとにさらけ出させ ることが大切である。勿論悪いことをしているのは、3バカトリオ以外にもいるであろう。 でも、それによって3バカトリオのやってきたことが微塵も正当化されるものではない。 彼ら以外にも同じことをしている人がいるし彼らはたまたま運が悪かったなどと同情 してはダメだ。発覚した悪人はどんどん袋叩きにしてよいのだ。

日本という国はどうも、悪いことでもみんなでやれば許されるという風土があるようだ。 「赤信号、みんなで渡れば恐くない」という昔の流行語で象徴される。 ある意味でこの国は世界的にみても非常に民主的な国家である。 規則や法律を作るのは好きだが、それらを守るということが苦手のようだ。 彼ら3バカのセリフで共通しているのが、何故私だけが悪いのか、という言い回しである。 こういう法律に対して自分達はこういうところでおかしなことをしたという考え方ではなく、 政治の世界には暗黙の常識なるものがあってその常識の元で行動したまでだ、という認識なのだ。 常識と法律が矛盾する場合、どちらが優先されるかは言うまでもない。

彼らの中には、XXを道連れにする、とか、私は色んな人のスキャンダルを握っているから自分 を攻撃するものは全てをバラすなどと開き直る者もいる。非常にアンフェアである。だったら 本当に全てをぶちまけてもらったほうが国民にとっては都合がよい。そういうことを自分の身を守る ための取引材料にするのはやめてもらいたい。3バカ以外の与野党の議員は情けないことに、 只々戦々恐々と及び腰になっているだけである。マスコミにしても「これは政界構造全体の問題だ」、 とか「政治家とカネのあり方が改めて問われる」といったお題目を唱えて終わりだ。政界全体とか 言うなら具体的にこれと同じことをやっているのは誰か具体的な名前を挙げて追求すればいいのに そういうことをやるのでもない。

3バカのうち、今のところ社民党の議員だけは議員を辞職した。残る2人を抱えている自民党は 鬼の首でも取ったように喜んだ。しかし、それで自民党の評価が上がる訳ではない。逆に追いつめ られたと言ってよいであろう。社民党議員が辞職した以上、残る2人も何とか辞めさせないと世間の 風当たりが強まる。しかし、無理に辞めさせようとすると彼らの口から何が飛び出すかわかったもの ではないからだ。(特に前回私が書いた恫喝野郎などは。)実は自民党も相当困っているのでは。 自民党としては、本来なら与野党でこれ以上刺激をしないようにして円満にことをおさめようと落とし どころを狙うつもりだったのでは。 しかし、そんなことを許しては、同じことを永久に繰り返し、日本の政治は永久によくならない。

今の日本経済は、一刻を争う状況で、本来だったら、国会でもこんな3バカトリオにかまっていられる 状況にはないのだ。しかし、良い政治を行なうには、自分を支持してくれる特定の営利団体の利益だけ を優先する政治家を追放しなくては何の改革も進まないというのも事実である。スキャンダル暴露 合戦大歓迎。まずは、政界を大掃除しておかしな奴等を全て入れ替えることだ。


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