ふれあいドキュメント、蔵玉小学校

ふれあいドキュメント

蔵玉小学校

－山間の小さな小学校を訪ねて－

２００１／３／２５

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蔵玉小へ　自己紹介　質問合戦　無理問答　リレー

昼食　ブラックホールを抜け出せ　いただき俳句　お別れ、そして・・

今週のみどころ

あっぱれと一般の小学校の交流を描いた「ふれあいドキュメント」。

旧あっぱれで９５／１２／３１に青森の浦田小を訪問して以来、実に５年３ヶ月ぶりの復活となります。

今回訪れたのは、千葉県君津市の蔵玉(くらだま)小学校です。生徒数は２０名ほどです。

＃蔵王(ざおう)ではないですよ(^_^;)

君津市のかなり内陸にありますね。大多喜町との境界線に近く、養老の滝もすぐそばです。

質問合戦、無理問答、いただき俳句、リレーや蔵玉小オリジナルのゲームを行ないました。

当日は天気も良く、昼食も外で食べられました。

そして、悲しいお知らせも。

英美香と絵梨佳が中学生になるということで卒業となりました。

蔵玉小へ　先頭へ

まずはフジテレビ前で。

さんま先生、「お台場の朝は早い。どこの朝かて早いがな、いうやつね。
　　　　　　　　　さあ、今日はいつも寝る時間に起きてしまいました。来たと言うよりも寝ておりません。
　　　　　　　　　今から行きますのは、千葉県の君津市にあります、『くらだま』です。
　　　　　　　　　カンペは間違っておりますけれど、蔵玉小学校です。ねえ、どっかミスが、こういうね、
　　　　　　　　　ミスも司会者は気がついてすぐ訂正して間違ってる事をブラウン管を通じて伝えないというところがにくいですね。
　　　　　　　　　さあ、いいですか、この蔵玉小学校。おまえ持て、フリップ」

仁美に蔵玉小学校へのルートと場所が描かれたフリップを持たせます。

仁美、「何で？」

さんま先生、｢『何で』やあらへんねん。いろいろあんねん。もし撮り直しの時には(笑)。
　　　　　　　　　いいですか。フジテレビがあります。こっからこう通って行きます。
　　　　　　　　　ここで（川崎）船にに乗り換え、木更津、『男女七人』でおなじみのあのフェリーに乗ります。
　　　　　　　　　あの、そこがフェリーであったんですけど、アクアラインができました。ずっと行きまして、国道１２７号、
　　　　　　　　　そんな説明しても一緒やろ？」（笑）

＃要するにずっとバスでの旅です。（笑）

仁美、「めんどくさいねえ」（笑）

さんま先生、「司会者ってめんどくさいねえ（笑）。それではしゅっぱーつ！」

さん組、「しゅっぱーつ」

バスは出発します。窓からは手を振る親御さんの姿が見えます。

さんま先生、「私たちは旅立ちます」

海仙人、「さあ、我らあっぱれ学園は、一路千葉県の君津市の蔵玉小学校へ向かっております。
　　　　　　　山の中にある生徒数２０人の小さな学校じゃ。どんな生徒がおるか楽しみだねえ」

（バスの中で）

さんま先生、「どうよ？、こうして初めての、ねえ、バスに乗ってみんなで旅行すんのこのメンバーでは初めてやな？」

「うん」

さんま先生、「これがアクアラインや。この橋が」

仁美、「富士山がきれい」

さんま先生、「これが１５キロあってな、距離が」（笑）

仁美、「ねえねえ、さんま先生」

優佳、「あのな、ここか知らんけどな、優佳って、日の出からな、船乗った事あんで」

さんま先生、「初めてやで。後頭部でしゃべってんの、君が」（笑）

補助席に正座して後ろのさんま先生に向かって話しているので、後頭部しか映りません。(^_^;)

さんま先生、「向こうの人と仲良くね」

「はーい」

優佳、「すぐ仲良くなれる」

さんま先生、「ああ、優佳ちゃんはすぐ仲良くなれる感じやな」

彼野人、「うちもだよ。だってね、うちね、隣りのおじさんにね、ちょっと迷惑かけただけでね、すぐ友達になったよ」（笑）

さんま先生、「（笑）なあ、迷惑かけたらあかんやろ。それからバス酔いとか大丈夫やね？」

「だいじょーぶ」

優佳、「４時間とか５時間とか、２４時間とか乗らないで、優佳なったことない。そういうか酔ったことない」

さんま先生、「自分ね、このブロック、顔映ってませんよあなた」

優佳、「しゃべってるだけ」（笑）

バスは山道を走り、ドライブイン？かな、お店の前に着きました。

ここで降りるようです。

さんま先生、「行くで。歩いて７、８分らしいわ」

途中に掲示板があり、紙に、「ようこそ　さんま先生　あっぱれ学園のみなさん」と書かれてありました。

「すごーい」「イェーイ」

道は登りになってます。

さんま先生、「こんな坂を毎日おまえ登って、学校に行かはんねん」

仁美、「ねえねえ、さんま先生」

碧、「海千山千人」

さんま先生、「何や？」

仁美、「あのさ、最初テレビやった時にさ、２回目の３回目の４回目のさ」

カメラマン思わず、「何言ってんだ？」（笑）

仁美、「何でさ、『もうやめる』って言ったの？」

さんま先生、「（笑）カメラマンが『何言ってんだ』って。何言ってんだよ」

と、仁美の頭を叩きます。

仁美、「痛い」

「何か『トトロ』に出てくる国みたい」

さんま先生、「♪歩こう　歩こう」。みんなも一緒に唄い出します。

「♪私は元気　歩くの大好き」

さんま先生、「やめー（笑）。何でやねん？。（笑）子供ら楽しそうに歌うとうてるのに」

坂を登りきると学校ですね。蔵玉小のみなさんが待っています。

みんな学年と名前（ひらがな）が書かれたゼッケンを付けてます。

さんま先生、「こんにちは」

碧、「♪・・・大好き　アッハハハー」とまだ唄ってます。

さんま先生、「はい行こう。ここに横に並んで。ちゃんとあいさつ」

碧、「こんにちわぁー」

蔵玉小、「こんにちは」

さんま先生、「はい、２列になって。よろしく」

さん組、「お願いしまーす」

蔵玉小、「お願いしまーす」

蔵玉小の代表の男女それぞれ１人が、歓迎のメッセージを言うようです。

女の子、「みなさん、おはようございます」

「おはようございまーす」

さんま先生、中に入ろうとしたんですが、足を止めます。（笑）

女の子、「今日はみなさんが来てくれると聞いて、とても楽しみにしていました」

男の子、「１日楽しく遊んだり、正々堂々と勝負したりして、思い出に残る１日にしましょう」

「はーい」

男の子、「今日はよろしくお願いします」

「よろしくお願いしまーす」

ゼッケンに「たけし」と書かれているのを見て、

さんま先生、「あっ、たけし。このヤロー、たけし」と、思わず頭を叩きました。（笑）

あっぱれ自己紹介　先頭へ

さんま先生、「すごいね、やすし、たけしが揃ってるよ」

＃双子ですね

さんま先生、「やすし、たけしはいい名前やなあ。これはハードな双子そうですよね。
　　　　　　　　　　自己紹介する前に名前呼んだら返事して下さい。あそうさーん」

「はーい」。朝生（あそう）という苗字の子が多いですね。

自己紹介は小さい子からです。

さんま先生、「まずはのぞみちゃんから。立って自己紹介お願いします」

手嶋希（てじまのぞみ）ちゃんですが・・・

「海君は１日何時間寝てますか？」

さんま先生、「それ、質問、質問（笑）。後でもういっぺん聞くから、それ。
　　　　　　　　　自己紹介わからへんかな？。自分のことをちゃんと、あの、説明して」

希、ウケてます。大きなノートを持って広げて中を見せます。

さんま先生、「あんたおっちょこちょい。あの、どういう人ですか？。いや、テストの成績なんか自慢しなくていいのよ」

「○」がいっぱいついてますね。

さんま先生、「これ、自己紹介に入っているわけ？。名前と得意なものとか言ってくれる？」

希、「１年、てしまのぞみです。私はしょしゃをなら、えー？」

と、蔵玉小の子の方を見ます。

さんま先生、「あんたのぞみ（望み）薄（笑）。書写を得意な？」

希、「はぁ？」

さんま先生、「うっ？」。少し後ずさりします。

さんま先生、「怒ってどないすんのよ。女性はすぐ開き直る。ねえ、指輪か？。指輪こうたらええねんな？。
　　　　　　　　　違うの？。書写を？。（笑）書写をどうしたの？。恥ずかしいんだ？」

希、ノートで顔を覆ってしまいました。

＃泣いちゃった(^_^;)

さんま先生、「書写の得意な希ちゃんです。イェーイ」（拍手）

次は鈴木貴弘君です。「１年のすずきたかひろです。僕は繰り上がりのある足し算が得意です」

さんま先生、「それあるのやろ？。何？」

カードを何枚かくくりつけたものを出して１枚ずつめくっていきながら、

貴弘、「１１、１５・・」

さんま先生、「問題わからへんやない」（笑）

貴弘、「６たす５は１１。７たす８は１５．９たす２は１１。８たす４は１２。９たす８は１７」

さんま先生、「もうええ、もうええ（笑）。キリがない」

次は鎌田結衣ちゃんです。「１年のかまだゆいです」

次は近藤正隆君です。「１年のこんどうまさたかです」

さんま先生、「大きいなあ。うーん。ほいで？」

正隆、「僕の得意なものは、４年生ぐらいの漢字を大体読めます」

（蔵玉小の）先生が、漢字が書かれた紙をさんま先生に渡します。

さんま先生、「これ、彼は知らないですね？」

先生、「知らないです」

１枚目は「試験」です。

正隆、「しけん」

２枚目は「倉庫」です。

正隆、「・・・。しゃこ？」

さんま先生、「近い近い。くらこ」（笑）

３枚目は「季節」です。

正隆、「きせつ」

さんま先生、再び最初の「試験」を見せます。

正隆、「これ同じです。さっきと同じやつです」

さんま先生、「読めへんのちゃう？」

正隆、「これ、さっきと同じものですよ。もう終わってるんですよ」

さんま先生、「もういっぺん読んでみろよ」

正隆、「もういっぺんですか？」

さんま先生、「そうや」

正隆、「しけん」

続いて「倉庫」です。さんま先生、笑ってます。

正隆、「くらこ」。（笑）

次は鈴木貴大君です。「２年のすずきたかひろです。僕は掛け算九九が得意です」

さんま先生、「はい、どうぞ」

貴大、「いんいちがいち。いんにがに」

さんま先生、「１から始めんのかい」（笑）

次は朝生花菜ちゃんです。「２年のあそうかなです」

次は粕谷友樹君です。「２年のかすやゆうきです。僕は応援が得意です」

前に出てきて応援歌を唄います。

手を後ろに組みます。片手にロープのようなものを持ってますね。

友樹、「♪最初は元気良くいちびょーし」

右腕を前に出して右横に水平に動かします。

蔵玉小、「♪いちびょーし」

「（笛の音）ピッ、ピッ、ピッ、・・・ピーーッ、ピッ」

足を開き、笛の音で腕を左、右と交互に斜め下に伸ばします。

優佳、「もう１回やって」

さんま先生、「いや、もういいよ」（笑）

次は朝生健君です。「僕は３年のあそうたけしです」

続いて双子のもう１人、朝生康君です。「僕は３年のあそうやすしです。僕、僕が」

スタッフの方を向いてしゃべってますね。

さんま先生、「君、誰に自己紹介してんねん？。誰がスタッフにせえ言うてん？。この世渡り上手、コノヤロー。
　　　　　　　　　そりゃ仕事増えるはずや」

康、「僕はバトミントンが得意です」

康、ラケットを持ちます。先生がシャトルを打つと、康、見事に空振り。（笑）

次は朝生彩香ちゃんです。「３年のあそうさやかです」

次は鈴木梨沙ちゃんです。「３年のすずきりさです。私はフラフープが得意です」

さんま先生の横でフラフープを回します。

さんま先生、「おー、おー、おー、いける、粘り腰」（笑）

フラフープがだんだん下に落ちていきますが、ひざのところで回ってます。

さんま先生、「美輝、おまえはできるの？」

美輝、「できるよ」

美輝も回しますが、更に上達しています。フラフープが腰の位置から全く動きません。

さんま先生、「おまえ、フラフープをする二宮金次郎か？」

美輝、「ちゃうちゃう」

次は鎌田亮君です。「４年のかまたりょうです。僕は側転が得意です」

次は朝生浩慶君です。「４年のあそうひろよしです。僕が今、夢中になっていることは野球です」

次は朝生新一郎君です。「４年のあそうしんいちろうです。僕は、早食い、大食い、好き嫌いなしです」

次は鈴木彩香ちゃんです。「４年のすずきあやかです。私は一輪車と縄跳びが得意です」

次は朝生千秋ちゃんです。「私は５年のあそうちあきです。得意なことは柔軟です」

次は、「５年のゆかりです。今、関心を持っているのは、へびを調べることです」

次は朝生美由紀（あそうみゆき、５年）ちゃんです。「私の自信のあることは、習字です」

次は糟谷衛武君です。「６年のかすやよしたけです。得意なことは一輪車です」

次は山下結里ちゃんです。「私は６年のやましたゆりです。得意なことは、台本を渡されれば何の役にでもなりきれます」

さんま先生、「女優？。かなわんねえ。この町にも大竹しのぶがいたか？」（笑）

ふれあい質問合戦　先頭へ

先ほど質問を言ってしまった希からです。

希、「りょう君は？」

さんま先生、「りょう君？」

希、「あ、違った。海君は、１日何時間寝ていますか？」（笑）

さんま先生、「なあ、それ聞いてどうするわけ？。（笑）あんたちょっと面白フェィス。
　　　　　　　　　はい、海君、何時間寝てるんですか？」

海、「寝てるからわかんない」

さんま先生、「何時ぐらいに寝んねん？、海は」

海、「１時ぐらいに寝る。もっと遅い時もある」

さんま先生、「１時から何時まで？、朝」

海、「えー、７時半ぐらい」

さんま先生、「７時半ぐらいまでですって。で、聞いてないやろ？、君」

希、手でももを叩いて、「聞いてますよ！」

次は由記の質問です。

由記、「えーと、夏とかに、学校の中にへびとか入ってくるんですか？」

入ってくるようです。

さんま先生、「うそぉ？。えっ、それ、へび？」

ゆかり、「へびの乾燥した」と言って、ビニール袋からへびの皮のようなものを出します。

さんま先生、「それ何？、マムシ？、ヤマカカシしやね、これ」

零治、「見てえ」

ゆかり、「あげます」

さんま先生、「いや、やです」

＃手に持ってますけど

さんま先生、「欲しい人？」と、さん組に聞くと、

「はーい」。仁美、彼野人、碧、優佳、零治、海が手を上げま$7$?!#

さんま先生、「持って帰ります（笑）。いや、捕まえた本人も嫌やろ」

次は結衣ちゃんの質問です。

結衣、「仁美ちゃんは、好きな人いますか？」

仁美、「います」

さんま先生、「誰？」

仁美、「諒君」

さんま先生、「あ、諒君のこと好きなんですよ」と、諒を指差します。

さんま先生、「趣味悪いでしょう？(笑)。結衣ちゃんは好きな人いるんですか？」

結衣、「希ちゃん」

希、今度はうれしそうです。手で顔を覆ってしまいました。

さんま先生、｢どうもさっきから様子がおかしいと思うたら。希ちゃんは誰が好きなの？｣

希、「えーと、花菜ちゃん」

さんま先生、｢花菜ちゃん？。どえらい三角関係やねえ｣

次は零治の質問です。「えーと、ギャグが１番面白い人って誰？」

梨沙があるみたいです。「中国人がジュースを飲んだ。チューゴックン」(笑)

＃(^_^;)(^_^;)

さんま先生、引っくり返ってしまいましたが、「いただいときましょう」

こりゃまた無理問答　先頭へ

さんま先生、｢いいですか？。無理問答っていうのはわかってますね？。話しを合わせちゃだめなんです。
　　　　　　　　　『今日天気ですねえ』言うたら、『そうですねえ』って言っちゃだめなんです｣

○正隆（１年）ｖｓ碧（３年）

正隆、「だまって」

碧、「私ってきれい？」。右手の人差し指を右の口の横に置いてます

正隆、「碧ちゃんの服ってきれいなの？」

碧、「君って何て名前だっけ？」

正隆、「何でそんな三つ編みなの？」。＃お団子頭ですよ

さんま先生、「（パシッ）三つ編みちゃうやないか。でもなかなかいいよ。もういっぺん仕切り直し。
　　　　　　　　　正隆から、ヨーイ、スタート」

正隆、「何でそんなところにいるの？」

碧、「ズボン、結構似合うじゃん」

正隆、「椅子って何で低いの？」

碧、「（笑）ウフッ、わかんなくなっちゃった」

さんま先生、「正隆の勝ち！」

○康（３年）ｖｓ彼野人（３年）

彼野人、「給食のメニューさあ、何が好き？」

康、「気持ちわりぃー」

彼野人、「豆の、豆っておいしいよね？」

康、「肩がいてぇー」

彼野人、「靴下替えよう」

康、「あー、スボンが破けてきちゃった」

彼野人、「夏だからかき氷食べたいな」

康、「足くせぇー」

彼野人、「あーあ。うちは将来、貧乏生活になるだろうな」

康、「服が破けてきちゃった」

さんま先生、「（バシッ）（笑）おまえだめ。問答や。おまえ、自分の人生の、将来の感想言うてどないすんねん？。
　　　　　　　　　無理問答。もういっぺんいくよ。ヨーイ、スタート」

彼野人、「ジュース飲みたいな」

康、「腹減った」

彼野人、「（ちょっとうなずいて）ベロ、ベロ赤いな」

さんま先生、「負けえー。ちょっとあっぱれ、何してんねん？」

衛武（６年）ｖｓ英美香（６年）○

さんま先生、「（衛武に）おまえ、座ったらどこかの部長さんみたいな顔になるな。
　　　　　　　　　何でそんな貫禄あるの？、おまえ。いくよ。ヨーイ、スタート」

英美香、「私って誰の子なんだろう？」

衛武、「今日は暑いねえ」

英美香、「血液型、何型？」

衛武、「今日っていい天気だねえ」

英美香、「お母さん、この前パチンコで負けてきたのね。どうしたらいいの？」（早口です）

衛武、「ねえ君ってさあ、アイラブユーな人いるの？」

英美香、「この前バスケやったらさあ、１点入れちゃった、ラッキー」

衛武、手で目を押さえ、「だめだぁー」

さんま先生、「英美香ちゃんの勝ち！。これは仕方ない。英美香ちゃんうまいのよ。
　　　　　　　　　何か『ファンカーゴ』が来そうやもんね」（笑）

　

学校対抗リレー　先頭へ

＊全員、１周ずつします。

さんま先生、「さあ、これはどちらが勝つかわかりませんからね。こちらの実力は知りませんから、私は」

希、「早いでーす」

「遅いよ」という声も。(^_^;)

さんま先生、「（さん組）こっちも自信たっぷり」

優佳、両腕でガッツポーズ。

美輝、「がんばんぞぉー」

彼野人、「うちね、康君と友達になって康君と対決。頑張ろうね」

さんま先生、「そんな友情いりませんよ、勝負の世界は。アンカーはこちらは海。たのむよ」

海、うなだれています。

さんま先生、「しっかりせえ！」

美輝、「ほんまや」

さんま先生、「おまえ、たすき、アンカーに見えんやないかい、おまえそれ。
　　　　　　　　　そしてこちらは、アンカー、衛武」

衛武、「はい」。声が裏返っています。

第１走者、希ｖｓ仁美

さんま先生、「それでは、位置について」

ピストルを希に向けます。

＃パターンです（笑）

さんま先生、「ごめんごめん。ゴメンナサイ。いきます。位置について。ヨーイ」

（パーン）

仁美がややリード。

さんま先生、「仁美ちゃん、コケそう」

仁美、手の振りも大きく、ダイナミックな走りです。

それが災いしたか、半周したところで左の靴が脱げてしまいました。

履きに戻ってる間に差がついてしまいました。

第２走者、結衣ｖｓ優佳

さんま先生、「急いで急いで。ガンバレガンバレ。半周ぐらいあいてしまいました」

優佳がバトンを渡す時、美輝、両腕ではさむようにして取ろうとしたため、落としてしまいました。

さんま先生、「美輝。あー、バトン。どんくさい」

第３走者、貴大ｖｓ美輝。さんま先生、「詰めろ詰めろ・・はよう、思いきり思いきり」

第４走者、梨沙ｖｓ碧。

さんま先生、「よしよし、いけるいける・・碧ちゃんいいよ。ちょっと縮まった」

＃そんな縮まってないですね。半周差ぐらいあります

第５走者、康ｖｓ彼野人

さんま先生、「彼野人行け！。行け、彼野人！。まだわかりません。差が広がった。だめだぁ」

第６走者、彩香ｖｓこのみ。

さんま先生、「このみちゃん行こうぜ。零治頑張れよ。あかん、新一郎速いで」

このみちゃんは速いですね。

第７走者、新一郎ｖｓ零治

さんま先生、「速い。新一郎速い。あかん、１周抜かれる」

バトンを渡す時点で、とうとう次の走者に追いつかれました。(^_^;)

第８走者、亮（千秋）ｖｓ由記

＊さん組が１周遅れなので、実際一緒に走ったのは、（）内の子です。

さんま先生、「（笑）１周抜かれた。リレーでこんなの初めてや」

千秋と由記はほぼ並走です。

第９走者、千秋（ゆかり）ｖｓ諒

さんま先生、「諒行け！。頑張れ諒！」

ゆかり、体も大きく足も速いです。

第１０走者、ゆかり（美由紀）ｖｓ英美香

さんま先生、「英美香ちゃん、１周は抜かれるなよ。追いつけよ追いつけよ！・・１周半あいた。すごい差」

第１１走者、美由紀（衛武）ｖｓ絵梨佳

さんま先生、「こちらはアンカー」

運動会では大活躍の絵梨佳でしたが、この差ではもう・・(^_^;)

アンカー、海１人（笑）

さんま先生、「だめだぁー」。ゴールする海にピストルを向けます。（笑）

海、「イェーイ」、小さくガッツポーズ。

　

さんま先生、「まさかの敗北」

零治、「俺と仁美がいなかったら、おんなじぐらいだったかも」

さんま先生、「（笑）ハハハハハ。なあ、そんな自分でわかっててどないすんのや？」

海、「俺も抜けさせて」

さんま先生、「アホ」

零治、「言えてる」

さんま先生、「すいませんでした。もう失礼な勝負を挑みまして、どうもすいませんでした。
　　　　　　　　　というわけで、こちら、あっぱれチームの負け。こちら小学校の勝ち」

蔵玉小のみんな、「わーい」「イェーイ」。大喜びです。(^o^)

青空給食　先頭へ

校庭に大きな青いシートを敷き、その上に長いテーブルを並べて座って食べます。

海仙人、「さあ、子供達が１番楽しみにしていた青空給食」

美輝、「それでは」

全員、「いただきます」

海仙人、「蔵玉小学校のお母さん達が心をこめて作ってくれたメニューは、カレーに豚汁、そして太巻き」

優佳、太巻きを食べてますね。

海仙人、「優佳ちゃん、味はどうじゃ？」

優佳、「おいふい」

海仙人、「みんな残しちゃだめだぞ。そしてこちらはさんま大先生、先生方と何やら盛り上がってるようじゃのう」

とある教室で、テーブルを囲んで、さんま先生と先生方が昼食をとっています。

さんま先生、「元気な子達多いですねえ、ここね。始めから元気いいわ。普通、途中から元気になるんですよ、みな。
　　　　　　　　　始めはやっぱり、あがったり緊張したり。分校行かしていただいてるんですけど、いろいろ。
　　　　　　　　　仲いいんですか？」

先生、「仲いいですねえ」
　　　　「全員下校まで遊んで。４時になるまで。集団登校、集団下校」

さんま先生、「はぁー。ほとんど２０人が集まって？」

先生、「そうなんです。４時までめいいっぱい」

さんま先生、「あー、いいですねえ。先生方も明るいし」

先生、「学校に行きたくないなんて日は（他の先生に）ないね。まず学校に行こうって誘い合って」
　　　　「登校拒否も一発で治る」
　　　　「休む子なんていないですもん」
　　　「出席率１００％」

さんま先生、「普通いるんですけどねえ、登校拒否の子とか。ねえ、ちょっといじめられたりとかねえ、いじめもなし？」

先生、「そうですねえ。ないですね」

さんま先生、「みんな元気ですもんね。ちっちゃい子も、希ちゃんでしたっけ？」

（先生方から笑いが）

先生、「がんこですよ、彼女。あれ、悔し泣きですよ」

さんま先生、「いや、そうなんですよ。悔し泣きというか、うちの娘に似てるな思うてね。ちょっとでも笑われて恥かくと、
　　　　　　　　　グッとにらむんですよ。（先生方を見て）でも美人は、美人ですよね？、みなさん」

先生、「だって、この日のためにみんな美容院とか行って来たんですよ」
　　　　「（笑）誰が行ったんですか？」

次は校庭で子供たちの遊ぶシーンです。曲、「Ｙｏｕ　ｇｏｔ　ａ　Ｆｒｉｅｎｄ」が流れます。

滑り台で止まってしまった海、みゆきとサッカーをする絵梨佳、一輪車の希をサポートする諒、

一輪車に乗りながら回転ジャングルジムを回す仁美、その中にいる彼野人、

希と一輪車をする優佳などが映っていました。

ブラックホールを抜け出せ　先頭へ

さんま先生、「このゲームはですね、こちらの学校が編み出した技らしくて、
　　　　　　　　　すいませんが、どういうゲームなのか説明していただけますか？」

衛武、「普通、長繩を飛ぶんじゃなくて、駆け抜ける」

さんま先生、「１分間で何人が通れるか。いきますよ。ヨーイ、スタート」

まずは蔵玉小からです。さすがにうまいです。６３人がクリアです。

さんま先生、「なかなかやりましたねえ」

美輝、「よっしゃ。こっちも負けへんで」

優佳、「練習する」

さんま先生、「君ら、いける言うたやないかい？」

美輝、「いけるわ。言い訳すんなよ」

美輝、さんま先生、「なあ」

さんま先生、「男らしないっちゅうのや・・あかんあかん、練習なし。そんなの感覚でいけるやろ、こんなの。
　　　　　　　　　（位置が）後ろ後ろ。美輝、偉そうに言うてるわりにルールわかってないみたいやなあ」

美輝、「わかってるわかってる」

さんま先生、「ヨーイ、スタート」

美輝から。「わぁー」。右足が引っ掛かってしまいました。(^_^;)

＃優佳、碧がコケてます（笑）

さんま先生、「すいません、もう１回いいですか？。大きいもん順番から行った方がええねん、これは」

美輝、「ほんまや」

さんま先生、「『ほんまや』やあらへん。しっかりしてくれよ」

美輝、「ごめんな」

さんま先生、「かまへん、かまへん」

次は優佳です。さんま先生、「ヨーイ、スタート」

右足が引っ掛かり、縄の勢いで藤井さんの前まで「飛び」ました。（笑）

＃碧とさんま先生がコケました
＃諒がひざを抑えている優佳を気遣っていました

次は仁美です。

１回目、縄を飛ぼうとして背中と頭を縄で打ちました。

仁美、「いたーい」

さんま先生、「『痛い』じゃなしに、初っ端ちゃんとしなさい」

仁美、「もう１回？」

さんま先生、「すいません。これは関係なくやらしますのですいません。
　　　　　　　　　　ちゃんと、真ん中きちんと通らなあかん。はい、行くよ。ヨーイ、スタート」

仁美、１歩目で背中を「強打」（笑）

さんま先生、「恥ずかしいわ。ちゃんとしてくれ。初っ端大事や。リズムよく行かなきゃいけないねんから。
　　　　　　　　　なあ、仁美ちゃん行くよ。すいません、ヨーイ、スタート」

今度も１歩目で引っ掛かりました。頭を「強打」です。（笑）

続く美輝は足が引っ掛かり、次の碧は飛ぶのやめコケました。（笑）

さんま先生、「おしまーい」（笑）

さん組、「えー」

さんま先生、「こっちが『えー』や」

おったまげいただき俳句教室　先頭へ

＊テーマは「春」です。

さんま先生、「さあ、これは必ず勝つようにね、して下さい。でも私はいくらあっぱれ側といえども、
　　　　　　　　　冷静に判断しますから。連戦連敗。そして最優秀の方には、このいただきトロフィーを」

「でけえ」という声が。確かにいつもより大きいです。台座に大盛ごはんのどんぶりが乗っています。

参加メンバーは頭に鉢巻きをしています。さん組が白、蔵玉小が赤で、

さんま先生がそれぞれの色の旗を持っていて、勝った方の色の旗を上げます。

１回戦、希ｖｓ彼野人

彼野人、「大好きな　あの子の笑顔　チューリップ」

さんま先生、「いただきましょう」

希、「道ばたに　咲いてる花を　摘みにいく」

さんま先生、「いただきましょう。さあ、どちらもいただきました。まずは、白、優勢」

彼野人、「イェーイ」

さんま先生、「（希に）すねてどないするんですか？」

希、そっぽ向いてしまいました。（笑）

２回戦、貴大ｖｓ由記

貴大、「紅梅の　香りほのかに　すべり台」

さんま先生、「滑り台？・・これは、いただきましょう」

由記、「野原にて　幸せ探す　クローバー」

さんま先生、「クローバー。いただきましょう」

由記、「やった」

さんま先生、「（貴大に）だめですかね？。どっちが勝ったと思います？」

貴大、白旗を指差します。白の勝ちです。

由記、「やったぁ！」

３回戦、健ｖｓ英美香

さんま先生、「健君、落ち着いてね。ほいで何持ってるの？」

健、「ぜんまい」。ぜんまいの写真が３枚、紙に貼りつけられています。

さんま先生、「ぜんまいのうたを今から？、俳句」

健、「違う違う。ぜんまいの俳句をやって、ぜんまいってこれ」と、写真のぜんまいを指差します。B

さんま先生、「知ってるよ（笑）。それは知ってる。いきましょう、健」

健、「ぜんまいは　クルクルまいて　遊んでる」

さんま先生、「なるほど。いただきましょう。今日はなかなか、みなうまいですねえ。
　　　　　　　　　ねえ、いつもよりうまいねえ」

彼野人、「手ごわい」

さんま先生、「『クルクルまいて遊んでる』。ぜんまいは１人で遊んでる。
　　　　　　　　　ねえ、ぜんまいのようになりたいもんですね」（笑）

英美香、「タンポポが　仲間を作る　旅に出る」

さんま先生、「（健に）うまかった？」

健、「わかんない」

さんま先生、「いや、こっち（赤）もうまかったよ」

「白、白、白」、「赤、赤、赤」という声の中、さんま先生、「赤！」

４回戦、友樹ｖｓ零治

さんま先生、「さあ、最後の対戦になりました。零治対小金治さん（笑）、あ、小金治さん違うわ、あの、友樹」

零治、「新入生　遊びできたえろ　良い心」

「おー」。彼野人、「素晴らしい」

さんま先生、「いただきましょう。さあ、友樹君まいりましょう」

友樹、「目を覚ませ　おまえの番だ　たけのこよ」

これも接戦でしたが、赤の勝利でした。

さんま先生、「最優秀選手、美輝」

「えっ？」

美輝、バンザイをして、大きく手を振ってうれしそうにさんま先生のところへ。

さんま先生、「おめでとう」

美輝、「はい」

さんま先生、「（笑）おまえ、やってへんやないか」（笑）

美輝、「ガクゥ～」

さんま先生、「由記ちゃん、何やったっけ？」

由記、「野原にて　幸せ探す　クローバー」

彼野人、「うちは、『大好きな』」

さんま先生、「いやおまえ、聞いてない、聞いてない」（笑）

彼野人、「聞いてよ」

さんま先生、「最優秀個人賞は、由記ちゃーん」

由記、「イェーイ。やったぁ！」

さんま先生、「おめでとうございます」

彼野人、「いいなあ」

お別れ、そして・・・　先頭へ

校舎の前に全員が集まっています。左側が蔵玉小、右側があっぱれ学園です。

さんま先生、「どうも今日はほんとにありがとうございました。いろいろお世話になりましてね。
　　　　　　　　　感謝しております。ただ何もできないのでね、こちら記念樹を植えさせていただいて
　　　　　　　　　よろしいでしょうか？。これはりんごの木、ほっぺたの赤い子が多いから。
　　　　　　　　　りんごちゃんみたいやから、りんごの木を植えます。
　　　　　　　　　それでは、こちらの方に来ていただいて、記念にみんなで植えましょう」

後ろの木の植えてあるところへ行き、両校の生徒たちがスコップで土を入れます。

＃土を入れていたのは、海と衛武しか映りませんでした

木の前に、「あっぱれ学園交流記念樹　２００１年３月２５日」と書かれた立て札も立てます。

さんま先生、「おめでとうございまーす」

（拍手）

さんま先生、「そしたら何年後かに、この記念樹を見にくるようにしましょう（スタッフから笑い）。
　　　　　　　　　　途中は写真を送ってもらったりしよう。すいませんけど、どういう育ち方をしてんのか、
　　　　　　　　　　６年生にお願いしても一緒やから、えー、希ちゃん、１年ごと」

希、「やだぁ」と、後ろを向いてしまいました。（笑）

さんま先生、「（笑）いや、『やだ』やない」

希、「衛武君」

さんま先生、「やってくれよ。１年ごとにこの成長見たいから」

希、「やだあ！」

さんま先生、「貴大がええわ。君が１番信頼できる顔や（笑）。なっ、１年ごとに写真送ってくれよ」

貴大、「（ちょっと笑いながら）はい」

さんま先生、「決定、貴大（拍手）。よろしくお願いいたします。さあ、それでは最後は記念撮影」

さんま先生は、最前列の真ん中より少し右にしゃがんでます。

さんま先生、「みんなで『ダメ、ダメ』やりましょうね。せえーの」

「ダメ、ダメ」。（カシャッ）

曲、「夏休み　冬休み　春休み」が流れます。

いよいよお別れです。さん組と蔵玉小、それぞれの生徒同士が手をつないで校門へと歩いています。

そして、蔵玉小が右に一列に並び、さん組を送り出します。

１人ずつと握手します。

美輝、衛武に抱きついています。

さんま先生、ゆかりに、「あ、へび女、ありがとうございました」

彼野人も康と抱き合っています。

さんま先生、結衣に、「はい、結衣ちゃん頑張ったねえ」

希には、「はい、希ちゃん、（笑）またな、バイバイ」と頭をなでました。

最後に先生が、「さんまさん」と手を差し伸べ、握手します。

さんま先生、「どうもありがとうございました。（全員にも）どうも本当にありがとうございました」

蔵玉小のみんな、手を振って、「バイバーイ」

バスの中のシーンに変わります。英美香と絵梨佳がさんま先生の右横に座っています。

さんま先生、「えー、今日楽しかったですね」

「ハーイ」

さんま先生、「いかがでした？」

彼野人、「楽しかった」

碧、「すごい楽しかった」

さんま先生、「どういうことが思い出に残ってますか？」

優佳、「ちょっとだけな、一輪車できんねんか。それが一輪車ぴったしやってんか。そやしな、初めてぶーんとこげた」

彼野人、「えとねえ、あのね、康君ていう子とね、一緒にね、いっぱい遊んでね、いっぱいカレー食べておいしかった」

さんま先生、「なあ、カレーおいしかったなあ？。他にはなあーい？」

彼野人、「うん。あと、えーとね」

由記、「そういうさんまさんは？」

さんま先生、「俺はもう、ものすご思い出に残ったな」（笑）

由記、「何が？」

彼野人、「康君もおいしかったよ」

さんま先生、「えーと、『康君もおいしかった』。（笑）おまえ、康君食べたんか？、アホ」

彼野人、「（笑）ハハハハハ。間違えた」

さんま先生、「あとは？」

彼野人、「昼ご飯でね、康君とね、顔見ながらね、給食食べて康君とおいしかった」

さんま先生、「君、康君にぞっこんやね」

由記、「大切な思い出忘れてきた」

さんま先生、「何忘れてきたの？」

由記、「最後にさあ、握手した時」

さんま先生、「あー、良かったね」（笑）

由記、「うん」

彼野人、「あと康君」

さんま先生、「もうええっちゅうねん」（笑）

美輝、「もうええっちゅうねん」

さんま先生、「（美輝に）何？」

美輝、「あのな、康君な」（笑）

＃美輝、冴えてますね

さんま先生、「（笑）そう、それ。うまい。おまえ、俺なあ、美輝はイケないと思うて、ごめん。
　　　　　　　　　イケる実力あったんだ。申し訳ない」

そして・・・

さんま先生、「さあ、今日は、みなさんにお知らせせなあかんのは、今日でこちらの２人（英美香、絵梨佳）が卒業」

「えー」、「いややぁ」

さんま先生、「これは６年生になったから仕方ないやないか」

彼野人、「何でよ？」

碧、「だめだよ」

さんま先生、絵梨佳に、「今日は楽しかったですか？」

絵梨佳、「はい」

さんま先生、「英美香ちゃん、どうでした？」

英美香、「もう、いっぱいいっぱいです」

さんま先生、「卒業していきますけども、残念ですけどもね、これは一応ね、６年生になったらもう卒業って、
　　　　　　　　　もう決めようって心に決めたわけ。卒業、思い出とかいろいろあると思いますけども？」

彼野人、「寂しい」

絵梨佳、「えーと、と、プールの時のリレーの時、と、最後で追いつけそうだったけど、負けて悔しかった」

英美香、「えっと、もう４年やらしてもらってたんですよ。それで、水泳大会とか家族対抗歌合戦、
　　　　　　　結構（賞を）もらってたんですよ」

さんま先生、「いろいろね」

英美香、「幸運な方だったんですよ」

さんま先生、「いや、頑張ってたからね、英美香ちゃんはな」

英美香、「だから楽しかったなあと」

さんま先生のひざの上に、卒業証書の入ったケースとアルパムがありますね。

さんま先生、「これはね、要するに２人に卒業証書。絵梨佳ちゃん、こちらおめでとうございます」

絵梨佳、「ありがとうございます」（拍手）。笑顔で受け取りました。

さんま先生、「はい、英美香ちゃん。どうもありがとう。お疲れ様でした」（拍手）

英美香、ちょっと照れくさいのかな？、無言で笑みを浮かべ受け取りました。

彼野人、「ハッピバスデートゥーユー」

さんま先生、「これ、アルバムと卒業証書。あっぱれ学園の卒業証書を持ってるってね、
　　　　　　　　　これはもう、日本に何人かしかいませんからね。えーみんな、お２人に贈る言葉」

仁美、「英美香ちゃんとかね、絵梨佳ちゃんとかね、とっても優しかった」

彼野人、「絵梨佳ちゃんとね、英美香ちゃんとね、えーとね、今日ね、いっぱい遊んで楽しかった」

さんま先生、「（笑）おまえ、『遊んで楽しかった』コメントばっかりやないかい」

優佳、「卒業するのは寂しいけど」

さんま先生、「（笑）しっかりしてる」

優佳、「これからもずっと、みんなの、２人のことを忘れずにいきたいです」

さんま先生、「こういうこと言えんか？。３年生やろ、２人とも。しっかりしてるな、優佳ちゃん。偉いわ」

彼野人、「しっかりしてるなあ」と優佳の頭をなでます。

美輝、「あんたは偉い！」

このみ、「今まで、私たちを引っ張ってくれたり、優しくしてくれてありがとうございました」

由記、「またメール送るな」

零治、「中学になっても頑張って」

美輝、「まあ会おうな。駅前で待っとったるわ」

さんま先生、「（笑）おまえ、殴る気かい？」

さんま先生、「さあ、ここで、ね、湿っぽいのもなんですから、みんなで記念樹を唄ってお別れにしましょう。
　　　　　　　　　２人も大きな声で唄ってください。それではいきましょう。記念樹です」

♪校庭の隅に　みんなで植えた記念樹　（全員から２人のアップに）

♪いつの日にか　遠いところで　思い出すだろう　（回想シーン、去年の水上運動会、絵梨佳の水上ロデオ（セピア））

♪それは多分　つらいとき　泣きたいとき　（絵梨佳の顔アップ）

♪緑色の　葉っぱ風に　（英美香の顔のアップ、続いて回想シーン、運動会で走る英美香（セピア）。）

♪揺れる記念樹　揺れる　記念樹　（全員から２人のアップに）

さんま先生、「おめでとう！」（拍手）

途中で辞めていく子には何も触れられなかったのが、今までの「慣習」だったのですが、

今回はちゃんと、「卒業」というセレモニーを行ない、２人を送り出してくれて良かったです。

あっぱれ学園は「６年生まで」というのが、今後の既定路線となるのかもしれませんが、

それはそれでいいと思います。心の準備ができますし、毎年心配する事もないし、

卒業祝いのメッセージも贈れますからね。

２人はあっぱれ学園を去っていきますが、

いずれ成長した姿で私たちの前に現れてくれることでしょう。

その日を楽しみにしています。

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