あっぱれ年末裁判

(テキストページ)

2001/12/30

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このみ優佳由記

Super Crimzonさん制作の
「あっぱれオープニングテーマ」です

今週のみどころ

往年の名企画だった「親子裁判」。久々の復活ですね。

それにしても面白かったです。今回は仕事の都合でリアルタイムで見れなかったのですが、

ビデオを何度も見返してしまいました。今年の中では5本の指に入る出来だと思います。

 

親御さんもパパさんかママさんのいずれかは出席していましたが、翠星君のパパさんが初登場です。

私のイメージしていた方とはちょっと違いました。丸顔で髪は短く、声は高いですね。

輝弥ママさんも2回目の登場ですが、髪が少し長くなった感じです。

レギュラー陣では、碧ママ@小動物さんがかわいかったです。(^_^)

過去においてテレビ出演を意識しすぎ失敗した苦い経験を生かしたのか(笑)、

今回はシンプルでした。

 

さて裁判ですが、参加者は5名。子供が原告、親が被告です。

*収録は1時間半ほどあったようです。

訴えた内容ですが、以下の通りです。

このみ−「パパのくつ下の脱ぎ方」
碧、「ママの動物パンツ」
諒、「パパの合コン」 
優佳、「ママと宴会とどっちが好き?」
由記、「朝ごはんをちゃんと食べさせてくれ」

このみちゃん、パパさんが嫌いなんですかねえ?。ちょっと、「木下法子」も出てました。(笑)

碧ちゃんの訴えは、教室でもよく言っていることですね。

碧ちゃん、自分以外の「裁判」についても、ママネタを引き合いに出すなどしていい突っ込みをしていましたよ。

諒君の訴えは、かつて扶樹君のパパさんがやっていたことでもあります。

自分の子をネタとして、女性を・・・・というやつです。(^_^;)

諒君、これがほんとに嫌みたいで涙の訴えとなります。

優佳ちゃん、宴会を、「飲んで笑うだけ」だと思っているみたいです。

パパからママへ電話で一言、「ごめんね」と言ってほしいみたいです。

由記ちゃんの訴えは、ずっと前から言っていることですね。

これに関しては、詳しい話も聞けました。

 

次週、1月6日は放送はありません。

最新号のアップもそれに合わせて(笑)、来週になると思います。

そのかわり、アルバムページも作りますので、お楽しみに。
 

 

 

スタジオの位置関係は、中央に裁判長であるさんま先生、両横が被告、原告席、

左側が生徒達、右側が親御さん達の席、裁判長の右やや奥に陪審員の三宅、佐々木両ディレクターが座っています。

さんま先生、「あっぱれ年末裁判!」

「イェーイ!」

さんま先生、「もう恒例になってまいりました。あっぱれ年末裁判」

#年末にやるのは初めてじゃなかったっけ?

さんま先生、「私、自己紹介させていただきます。えー、この裁判の、失礼します」

陪審員に断って前に出てきました。

さんま先生、「私、(両手を広げ)裁判、『蝶』です」(拍手)

翠星、「すぎもとたかふみー、たかふみー」

由記、「言うたら怒られる

さんま先生、「花粉に帰らしていただきたい。これをやりたくって。1年間、1回の楽しみです(笑)
         ・・・あっ、見慣れない方がいらっしゃいますけど」

「はい。あっ、僕ですか?」

さんま先生、「はい」

「あっ、どうもいつもお世話になってます。翠星のパパです」

さんま先生、「翠星のパパ?」

翠星パパ、「え、ええー」

さんま先生、「よかった、今日お父さんいるから」

翠星パパ、「ええー」

さんま先生、「お父さんいるから。(翠星に)恐い?」

翠星、笑顔ながらもうなずいています。

さんま先生、「お父さん、注意をお願いします」

翠星パパ、「こらっ!」(笑)

#声高いです。

 

このみ−「パパのくつ下の脱ぎ方」 先頭へ

さんま先生、「それではまずは原告側。このみちゃん。これはもう、子供と大人の戦いです。
         訴える相手は誰ですか?」

このみ、左手を前に出して、「父です」

さんま先生、「父。恒例のお父さん、裁判にはもってこい」

このみパパ、「(笑)いやいやいや、そんなことないですよ」

さんま先生、「それではまいりましょう。どういうことですか?、原告側お願いいたします」

このみ、「くつ下の脱ぎ方です!」

#結構不満あるみたい

さんま先生、「何がいけないの?」

このみ、「あのですね、履くところあるじゃないですか。あの穴に、もう1つのくつ下を詰め込んで
       そのままかごにポーンと入れるんですよ」

さんま先生、「あー、くつ下の、グッと丸めたままボーンと洗濯かごに入れるんだ?」

このみ、「はい」

さんま先生、「それ、何がいけないの?」

このみ、「いや、それで洗濯するとき、(パパをにらみ、声大きくなって)洗濯するときに!(笑)、ほどかなきゃいけないでしょう」

さんま先生、「(笑)はい。子供が親に向かって何や、その言い方は」

このみ、「たまには言わさせてくださいよ」

さんま先生、「腹立つ。うちの娘やったらこれで殴ってるとこやぞ、今」

右手に裁判の開始を合図する時に使うかなづち?、を持っています。

さんま先生、このみパパに同情します。目を細めながら、「嫌ですよねえ」

このみパパ、「ねえー、本当にねえー」

さんま先生、「だんだん似てくるでしょう?、口調が」

このみパパ、「似てます、似てます」

さんま先生、「うちもそっくりなんですよ」

このみパパ、「困りますよねえ」

#いつものキャラです(笑)

さんま先生、「普段はスローなんですけどね、怒ると早口なんですよ」(笑)

このみ、「それで、脱ぐときとかこうやってはずして洗わなきゃいけないじゃないですか」

さんま先生、「そうですよ。それは別にいいじゃないですか」

このみ、「それが大変で、そのことでお母さんが怒って、そのことで大騒ぎになるんですよ!」

さんま先生、「お母さんが、『何でこうして丸めて入れんのよ!』って言うんですか?」

このみ、「そうですよ」

さんま先生、「いえ、伸ばしゃしまいですよね、あんなの」

このみパパ、「そういうことですよ」

さんま先生、「くつ下なんかピュッと伸ばしゃしまいやないか。何やねん」

このみ、「汚いじゃないですか」

さんま先生、「汚くないやないか。一生懸命君たちの生活費を稼ぐために汗をかいたくつ下や。
         それを何やと(『パシッ』。かなづちで机上の丸いものを叩きます)思うてんねん、おまえは。
         お父さんどうぞ。言いたいことがあったら言いなはれ」

このみパパ、「もう、今日はちょっと言わせていただきます」(笑)

さんま先生、「(笑)あ、お願いします」

このみパパ、「えーとね、まあ(さん組の)みんなも知らないと思うけれども、まあちょっと爆弾発言なんですけども、ね、あの、
          お父さんとお母さんは、昔大恋愛の末に結ばれたんですよ」

さんま先生、「(笑)知らんがな。ほいで」

このみパパ、「それでね、やはりその時の残像がまだ残ってるのよ。そのかわいらしい時の残像が」(笑)

さんま先生、「(笑)そうそう。あれは残像なんですか?」

このみパパ、「そうなんですよ」

碧、「うちのお父さんとお母さんは、まだ恋愛してますよ」

このみパパ、「それで少しでも楽をさせたいと。それで丸めてポイ、って感じなんですよね」

このみ、「それがだめなんだよ!」

碧、「それがだめなんだよ」

さんま先生、「ちゃう。恋愛中はそれでもオッケーやったんや。そしたら恋愛中に言うとけいう話や。
         前の嫁はんのコンサート行ったら。俺が『(笑)はぁー』って引き笑いしたら、『それが嫌なのよ』って言われたんや(笑)。
         『おまえ、恋愛中かわいいって言うとったやないか、あほんだら』と。ママ、何や?」

諒、「えっと、丸めて、ね、入れると、お洗濯するとき、いちいちとんのが大変だし」

さんま先生、「何でおまえが気持ち分かんのや」(笑)

ここで彼野人ママがフォロー、「このみちゃんのお父さんは素晴らしいと思います」

さんま先生、「えっ?」

このみパパ、拍手です。

彼野人ママ、「だって、うちのパパとか彼野人でも、妹でも、みんなもう、その辺にくつ下全部とっちらかすんですよ」

さんま先生、「あ、洗濯かごに入れてるだけで立派だ?」

彼野人ママ、「そう、素晴らしいと思います」

さんま先生、「なるほど。素晴らしい、そうやそうや」(拍手)

このみ、「それは誰だってできます」

翠星パパ、「いや、あの結婚してみないとわかんないかもしんないけど(笑)、家庭には各役割ってのがあるんですよね。
        で、お父さんの役割はサンドバッグ。お母さんがむしゃくしゃしてることがあるでしょ。
        帰って来てくつ下置いてあるとあたれるじゃない。そのために」

お母さんたち、「あ、そぅー」と感心した様子です。

翠星パパ、「そのために、わざわざストレスを発散させるために」

さんま先生、「いや、後ろ『あー』じゃないのよ」

翠星パパ、「くつ下を置いといてあげたものすごい優しいお父さんなんですよ」

さんま先生、「おたく商売、詐欺師ですか?」(笑)

 

そして判決です。

さんま先生、「さあ、白黒つけましょう。子供たちが正しいと思うなら白、お父さんが正しいと思うなら黒、ということですね。
         さあまいりましょう。判定、せぇーの、黒」

3人とも黒です。

このみ、「間違ってるよぉー。子供の身にもなってよぉー」

さんま先生、「これはもうお父さんの勝ちですから。3対0です。このみちゃん、残念でございました。あちらの方へ帰っていただいて」

このみ、立ち上がると、「今度けりつけよう」(笑)

その迫力に裁判蝶、思わず後ずさりします。「いえ、もうけりついてるじゃないですか」

 

 

碧、「ママの動物パンツ」 先頭へ

さんま先生、「続きまして碧ちゃん。原告、碧。この女は強いですよ。訴える人は誰ですか?」

碧、「あーちゃんママ!」

さんま先生、「あーちゃんママ。こっち来なさい」

ママさん、今回はシンプルな格好です。

さんま先生、「さあ、訴えをどうぞ」

碧、「36歳で、派手派手の動物パンツはやめてください!」(笑)

さんま先生、「正解」と、白旗を上げます。(笑)

さん組のみんな、大喜びです。

さんま先生、「派手派手パンツを履いてらっしゃるの?」

碧、「派手派手なんです。お母さんのは、おまたのところにうさぎのしっぽがついた(笑)、
    おしりに目と顔がついたやつです!」(笑)

仁美、「やーだぁ。36歳・・」

「36歳でそういうパンツはやめてほしい」

さんま先生、「(笑)ガックリ。いや、ちょっと待った!。お母さんの言い分も聞こうやないか。何でいけないねん?。
         36歳がそのパンツ履いたらあかんのかい?」

碧、「何かエッチーな気がしません?」

さんま先生、「何でエッチやねん?。うさぎのしっぽは幸運をもたらすのや」

碧、「はぁー?。それはへびじゃない?」

さんま先生、「お母さん、それは間違いございませんね?」

碧ママ、「はい」

さんま先生、「うさぎのしっぽのついたパンツ履いたり、それはお母さん、言い訳としては?、子供たちに」

碧ママ、「パパが好きなんです」(笑)

碧、「ちょっと待ってください。それ間違いです」

さんま先生、「(笑)間違いありません。『パパが好き』。これはもう、何が?。お父さんのリクエストです」

碧、「お父さんは動物パンツでその夜うなされたんです(笑)。『何で俺そんなこと言ったんだろう』って、言ってました」

さんま先生、「(笑)あのね、うなされません。うなされはしません。何や?、ゆーちゃん」

優佳、「だってさ、お父さんが大切なのはいいけどさ、ママはさ、碧ちゃんが好きなんでしょう?」

碧ママ、「パパの方が好き」(笑)

碧、頬を膨らませて、ちょっと不機嫌モードです。

優佳、「それでもさあ」

碧、「大事な一人娘、何だと思ってるんですか?」

さんま先生、「こんなうるさい一人娘よりな、絶対パパのほうが好きになるわ。口ばっかり達者になりやがって」

碧、「やっぱりもう一度言います。やっぱり裁判長は」

さんま先生、「はい。大人の味方やと言いたいわけか?」

碧、「そうです」

さんま先生、「だって、うさぎのしっぽのパンツなんかどこで手に入れるんですか?、それ」(笑)

碧ママ、「通信販売で」(笑)

碧、「普通の白パンはいてください!」

さんま先生、「あの、お値段は?。お求め易いお値段ですか?」

碧ママ、「千円ちょっとです」

さんま先生、「お母さんが」

優佳、「ちゃんと自分が産んだ子供なんだからさ」

さんま先生、「ちゃう。うさぎのパンツ履いてたら嫌か?、ゆーちゃんは」

優佳、「うん、いや。絶対!」

由記ママがフォロー、「だから、36歳でも、みんなから見たらおばちゃんかもしれないけども、女は女なんですよ」(笑)

親御さんたち、拍手です。

諒、「えっと、『女は女』って言ったけど、でも、あれ、そのね、
    女だったら、おばさん、おばあちゃんて言う言葉の意味がなくなると思います」

さんま先生、「これはなくしたほうがいいんですよ、ほんとはね」

由記ママ、「でも、おばあちゃんでも、100歳だって女じゃないですか。
        おばあちゃんだって、化粧しているおばあちゃんだっているし。
        とりあえず碧ちゃんところのママは、パパがそういうマニアックやから」(笑)

生徒たち騒ぎ出してますね。

碧、「やめてくださーい」

優佳、「由記ちゃんのお母さんに質問しまーす」

さんま先生、「すいません。裁判所でマニアック発言はやめてください・・
         ほんなら君達のお母さんがどういうパンツを履いてるか発表してみい」

みんな手を上げてますね。さんま先生もちょっとびっくりしてるみたいです。

さんま先生、「はい、このみちゃん、のお母さんは?」

このみ、「えーと、花柄」

さんま先生、「花柄、見てみろ」

碧、「エッチです」

彼野人、「スカートみたいでピラピラ」(笑)

仁美、「えっと、うちのママは真ん中に水色のリボンがついてて、何かここら辺にひらひらみたいのがついてる」

さんま先生、「かわいいやないか。見てみい。はい、ママんとこは?」

諒、「さくらんぼ」(笑)

「エッチー」

さんま先生、「(笑)他に、由記ちゃんとこは?」

由記、「薄いスケパン」(笑)

スタジオ大ウケです。

さんま先生、「由記ちゃん。それは普通の生地が伸びてるだけや(笑)。誰が薄いスケパンやねん?。
         普通の綿や。伸びてんねん(笑)・・さあ、白黒はっきりつけましょう・・」

碧、「白です!」

さんま先生、「それでは判決。せぇーの、黒!」。3人とも黒です。

碧ママ、大喜びです。

碧、「えー、ずるいよぉー」

 

諒、「パパの合コン」 先頭へ

さんま先生、「さあ、続いて原告、諒」

諒、「はい」

「がんばって!」

さんま先生、「もちろん訴えるのは?」

諒、「パパ」

さんま先生、「さあ諒君、何が不満なんですか?。原告、どうぞ」

諒、「えっと、うちのパパは、うちを、合コン相手を探す、ために利用されてるのが(笑)、すごいやめてほしいんです!」

碧、「白!」

さんま先生、「(笑)すいません。どういうことなんですか?、それは」

諒、「うちが、パパの会社にお迎え行くと、パパがうちをね、車から連れてって、それで女子高生に、
    『この子があっぱれさんまに出てる諒です』ってね、何かそうね、うちを自慢したりして女子高生にメロメロさせて」

さんま先生、「『いや〜ん、テレビに出てる諒君』とか言わしといて、合コンに誘う?」

碧、「合コンに誘わなくてもいいと思います!」

彼野人、「そうだ」

さんま先生、「合コンに誘いましたか?」

諒パパ、「えー、ごう」(笑)

このみ、「結婚してるんなら合コンしないでいいじゃないですか」

さんま先生、「合コンはそういうやらしいところじゃないんですよ。父兄、どうぞどうぞ、お父さん」

優佳パパ、「諒君も多分大人になったら分かると思うんですけどね、やっぱりそう、あの、
        子供として育てられてきたそれぐらいの恩返しはいいんじゃないかなと、僕は個人的には、
        あの、まあ、あの、トータル的に見てね」

#この意見はあまり支持されなかったようです。(^_^;)

さんま先生、「今の発言は、あとで知りませんよ、私は」

碧、「恩返しだとは思いませーん」

さんま先生、「何が恩返しなの?」

優佳パパ、「結婚してても、大人になったら分かると思うけど、
        そういう高校生とちょっと話しする機会を作るぐらいはいいんじゃないかなと」

さんま先生、「そう、自分も気持ちも若返りたいから」

諒パパ、「そうです」

さんま先生、「若いエキスを吸いたいということですね」(笑)

諒パパ、「その通り」

さんま先生、「(諒に)あー、若い女の人に持っていかれるのが困るわけ?。ねえ。お母さんをいつまでも愛してほしい?、
         (笑)ということやね、ママ」

諒、泣いてしまいました。

さんま先生、「いや、ママ、分かるよ気持ち」

諒、「(泣)ウー」(笑)

さんま先生、「いや違うがな。ママママ、ママ」

このみパパ、「あのね、合コンていうのは、お母さんを更に好きになるためにやるのよ」(笑)

父親達は、「うまい」「なるほど」

当然子供たちは反発しています。

このみパパ、「合コンをやって、やはりうちのお母さんのほうがいいなと、ね」

諒、「(泣)うちだってぇ、うちだって嫌なんだからやめてほしいぃ」(笑)

さんま先生、「ちょっとママ、それひきょうよ。こんなバラエティで涙攻撃されたら、おいらも白上げなしゃあないやないかい。
         ここで黒3つなんかひどい男達になってしまうやないかい(笑)。でも若いお姉ちゃんと話して、
          今さっき、このみちゃんのお父さんがバカみたいなこと言いましたね。
         『より、お母さんの事を好きになるための合コンなんだよ』。どうでしょうかね?、あの意見は」

諒、「最低」(笑)

さんま先生、「(笑)あんた、最低」

*判決は放送されませんでした。

 

優佳、「ママと宴会とどっちが好き?」 先頭へ

*優佳、顔は穏やかでしたが、右手で机を叩いて熱弁でした。

さんま先生、「えー、4番目は優佳ちゃん」

「がんばれー」

優佳、「お父さんです」

優佳パパ、今日はなかなかかっこいいですねえ。

さんま先生、「この女もたち悪いですからねえ、気をつけたほうがいいですよ、お父さん」

優佳パパ、「(笑)ヘヘヘ」

さんま先生、「優佳ちゃん、なあに?」

優佳、「夕方に、もうお母さんが気持ちを込めてごはんを作っているのに、なぜ、すぐ電話してきて、いつも電話してきて
     『宴会に行く』と言うのですか?。ママの機嫌も悪くなって私が困るんです」

さんま先生、「なるほどね。お父さんのために一生懸命作ったごはんなのに、その目の前で、
         『あ、今日はちょっと忘年会やから』とか、そういうことで出て行くわけですね?」

優佳、「忘年会じゃありません。普通の宴会です。ただ飲んで笑うだけの宴会です」(笑)

さんま先生、「すいません、そんな毎日で」

碧、他、「そうだそうだ!」

優佳、「輝くママと」

さんま先生、「輝くママ?。どこ輝いてんねん、(パパに)ねえ」

優佳、「パパはほんと、この間も言ってたけど、ほんとはママのことが好きで、で、それで、
     飲んで笑うだけの宴会と、その好きなママとどっちが大切なんですか?」

さんま先生、「はい、これはずっと被告どうぞ(笑)。私は知りませーん」

優佳パパ、「いや、あの、ママのことを好きなのと、宴会に行くのとはまたちょっと違って、宴会もね、お仕事の」

さんま先生、「あのね、『うさぎも好き、犬も好き』。これですよね?」

優佳パパ、「(笑)そ、そうそう」

優佳、「じゃあ1回お母さんになってみてください。それで」

さんま先生、「何やねん?、その『お母さんになってみろ』って」

優佳、「だって、パパの」

さんま先生、「正直に言うたら、おいしないから外で食べんのやわ」(笑)

優佳、「はぁ?」

「あー」

碧、「その一言は言ってはいけません。裁判長は間違ってまーす!」

優佳パパ、手を振って懸命に否定します。「(笑)いやいやいや、そんな、そんなん言うたら俺帰られへん、家に」

由記、「その、会社に行く前に、『今日は宴会に行くかもしれん』とか、一言入れといたほうがいいと思います」

碧、優佳、「そうだそうだ!」

優佳パパ、「仕事をしているとね、この、場の雰囲気というのが子供たちにはわからんと思うねんけども」

さんま先生、「あのね、空気っちゅうのがあって、『もう帰ろう。今日は嫁の飯を食べるぞ』と心に決めてても、
         『行かへんの?』『行かへんの?』とか言われて、みんな、『行く』『行く』」

優佳、「そんなのお母さん、そんなの、呼ばれるのとお母さん、どっちが大切なんですか?」

さんま先生、「だから、『お母さんが1番大切や』と言うてますよねえ?」

優佳パパ、「そうそうそう」

優佳、「じゃあ、お母さんのほうに進んでください!」

さんま先生、「あのね、毎日見て、飽きない顔なら帰ってるよ、ねっ」(笑)

優佳パパ、突っ込まれてますねえ。懸命に否定します。 「(笑)いや、またそういうこと言う。もう家帰られへん」

優佳、「一言ぐらい、『ごめんね』は言ってください。『ごめんね。今日は宴会でちょっと遅くなるよ』って。
      『ごはんを食べて帰るよ』って。それぐらい言ってくれませんか」

優佳パパ、「携帯電話で同僚の前で、『ごめんね』は言いにくい」(笑)

さんま先生、「その通り」

優佳、「ごめんねぐらい、好きだったら、ごめんねぐらい言いますよ」

さんま先生、「そしたらわかった。決めよう、合図を。『ごめんね』とは言えないねん。
         後輩の前で、会社では偉いさんでいてんのに、なっ、『ごめんね、ごめんね』言うたら、周りが気を使うねん」

優佳、「大丈夫だよ。ごめんねぐらいちっちゃい声で言やいいじゃないですか」

さんま先生、「だから、『ごめんね』を『走り高跳び』とかやることして・・君とこの家では走り高跳び。
         『今日、ほんまに走り高跳び』、そしたら誰も気がつかないから」

碧、「はい」

さんま先生、「何ですか?。もういいじゃないですか」

碧、「だめなんです。思うんですけど、うちのお父さんを見習ってください。お母さんのおかしいパンツを我慢しながらも、
    同僚、うち、部長なんですよ、うちのお父さん」(笑)

さんま先生、「知らんがな」。スタジオ大ウケです。(笑)

碧、「なのに同僚の前で、『ごめんね。今日宴会なんだけど、お料理食べれないんだ』って言うんですよ」

さんま先生、「知るか、そんなもん。アホ。それでは、白黒はっきりつけましょう」

碧、「どうせ黒でしょ」

さんま先生、「判決。せぇーの、黒!」。3人とも黒です。

碧、「おかしいです、それだけは」

さんま先生、「これからごめんねだけはまあ、言葉を代えて言ってあげていただければ、それでもう充分です」

優佳パパ、ポーズ付きで、「走り高跳び」

 

由記、「朝ごはんをちゃんと食べさせてくれ」 先頭へ

さんま先生、「さあ最後。由記ちゃん。被告は由記ちゃんのお母さん、どうぞ」

由記、「朝ごはんをちゃんと食べさせてくれ」(笑)

碧、「白!。それは白だ!。絶対に白だ!」

「ちゃんと作れ!」「そうだそうだ!」

由記ママ、「いや、だから」

さんま先生、「『朝ごはんをちゃんと作れ』。まあ、これはお母さんの話聞きいてませんから」

由記ママ、「そうそう。だから、この子ね、ぎりぎりまで寝てるんですよ」

さんま先生、「おまえが悪い、それは」

由記ママ、「そう。学校すぐ隣なんですよ。で、すぐ近くやから8時に起きるんですよ」

さんま先生、「あー、学校近いからね」

由記ママ、「そう。で、集団登校が8時なんですよ。絶対間に合わないじゃないですか。
        年1回行けたらいいとこなんですよ。アホでしょ?、そう思うたら」

さんま先生、「こいつですか?。いや、そんなん私、人の子供つかまえて、アホとはよう言いいませんよ。まあ、アホとしよう」

由記ママ、「ほんで、1時間前からやんややんやと起こしてるんですよ」

さんま先生、「起こしてんのに起きない?」

由記ママ、「そう、起きない」

由記、「はい」と手を上げます。

さんま先生、「何や何や?」

由記、「でも、うちはちょっと1回聞いてしもうてんけども、その日が、何か1日だけ7時半ぐらいに起きたときがあって」

さんま先生、「1日だけやな?、それは」

由記、「はい。で、うちはベッドの中でじっとしてたら、ほんじゃ何か、ママが7時45分ぐらいになるまで起こしに来んと、
      しかも怒りながら、『はよ起きーや!、ずっと前から起こしてんのに。いい加減にしーや!』って怒ってんねん」

さんま先生、「(笑)嘘ついとった?(笑)。お母さん、これはほんとですか?」

由記ママ、「(かわいく)うん」(笑)

さんま先生、「(笑)いや、それは、いや、そんなとこでかわいらしい、そんなんあかん。何が『ふーん』やねんな」

由記ママ、「違う、碧ちゃんのママのまねしてん。(笑)ヘヘヘ」

さんま先生、「したあかん、そんなもん。してええ人と悪い人いてんねん」

由記、「しかも、しかも、朝ごはんを普通は作るじゃないですか」

さんま先生、「まあね、お母さんとしてはね」

由記、「それで、うちは食べられないかわそうな子やから、それで学校行きますよね。
     ほんじゃ、そこで貧血おこして倒れたんですよ」

由記ママ、「(笑)いやらしいわあ」

さんま先生、「(笑)ハハハハ。それは貧血じゃない、空腹で倒れたんよ、由記ちゃん」

由記ママ、「むっちゃいやらしいわ、この子(笑)。むっちゃ食い意地張ってる」

由記、「(笑)あんたが食べてんねん」

さんま先生、「(笑)だから、8時に起きないで、7時に起きりゃお母さんも作ってくれるわけやないかい」

由記ママ、「そう」

さんま先生、「起きた瞬間においしいあったかいのを食べさせてあげようという?」

由記ママ、「そう、いつでも暖かい白めしと」

さんま先生、「そうそう。白めし?。(笑)あのね、ここ、はんばやおまへんねんで」

彼野人、「由記ちゃんママは、何時に起きてるんですか?」

由記ママ、「(照れ笑い)7時50分ぐらい」(笑)

彼野人、「あー、10分でごはんなんて用意できないよ」

さんま先生、「すいません。碧ちゃんのお母さんの物まねいらん言うてんねん(笑)。7時50分や。8時やないやないかい」

由記ママ、「そう、10分早い」

♯居直らないでください(笑)

碧、「あーちゃんちのお母さんは優しいから、絶対に、いつ、いつ起きても絶対、ごはん作ってくれますよ」

優佳、「あーちゃんのお母さんを見習ってくださいな」

碧ママ、「もういいです。もう白でいいです」

横を向いてしまいます。

さんま先生、「(笑)もう、ちょっとでも話題が出んのがいや?」

碧ママ、うなずいています。

碧、「あーちゃんはですねえ」

さんま先生、「あーちゃんのお母さん、どんなん?」

碧、「あーちゃんのお母さんじゃないんです。私はですね、いつもですね、みんなよりもっと早く起きてます。6時半に起きるんです」

碧ママ、「嘘つき」

碧、「ほんとじゃんよ、バカもの」

さんま先生、「『嘘つき』って言ってるやないか」

碧、「嘘ついてません」

碧ママ、「嘘つきです」

さんま先生、「『嘘つき』ですって」

碧、「嘘じゃないよ」

さんま先生、「嘘つき」

優佳、「嘘つきじゃない」

さんま先生、「『嘘つき』って言うてるやないかい」

碧、人差し指を机にあてて回すような仕草をして、「女はちょっとぐらい嘘つくもん」(笑)

さんま先生、しゃがみこんでしまいます。「もう僕もまいりました」

 

由記の訴えは続きます。

由記、「えーと、お風呂でタバコを吸うのはやめてください」(笑)

由記ママ、「えー、でも。はい」

さんま先生、「(笑)どうぞ」

由記ママ、「(照れ笑い)そんなん、私の勝手や、そんなん」

さんま先生、「(笑)そうですよね」

由記ママ、「勝手や」

由記、「でも、それやったら、せっかくきれいにシャンプーでにおいづけした髪の毛が、タバコのにおいが残るじゃないですか」

さんま先生、「(笑)お母さん、風呂でタバコを吸うてるんですか。普通、吸いにくいねんけどな、濡れて」

由記ママ、「そうそう、濡れたとき泣きそうなる」(笑)

零治、「えーと、風呂は家族みんなで使うから、汚くしちゃいけないと思う」

さんま先生、「はい、(笑)な、何?」

由記ママ、「だって煙だけやもん」

さんま先生、「えっ?」

由記ママ、「煙だけや。汚くなんかないもん」

子供たち、いっせいに手を上げます。

さんま先生、「(笑)きました、きましたよ、お母さん。変なこと言いましたね」

零治、「えー、だって煙だけっつってもさ、きっと、由記んち、風呂狭いと思う」(笑)

さんま先生、「(笑)ちょっと待て。零治!、人の家を勝手に、外見で判断して、風呂が狭いとは何事や」

由記、「その通り」

さんま先生、「その通り。いや、おうてんの?。あーちゃんあーちゃん。お母さんのこと?」

碧、「うん。うちのママも、お風呂でおしっこしまーす」(笑)

碧ママ、「嘘つくな、もう!」(聞こえませんでしたが、口の動きでそう言っていたような感じ)

*これはママさんの名誉のためにも書いておきますけど、カットされていましたが、
  翠星パパさんの「翠星君がお風呂でおしっこしている」という発言があり、
  その振りで、、碧ちゃんのこの発言が出たわけで、ママさんがおしっこをしてるわけではありません。(笑)

さんま先生、「さあ、それでは判決。白黒はっきりつけましょう。それでは判定、白!」

3人とも白です。

「イェーイ!」

さんま先生、「そういうわけで、1年間どうもみなさんお疲れ様でございました。あっぱれ年末裁判でした」

 

エンディングで、今年のスペシャルの名場面が流れます。

春の蔵玉小、夏の水上運動会、キャンプ、そして先日の俳句大会・・・。

海千人、「それでは皆の衆、よいお年を」

 

 

 

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