あっぱれ学園の記録－２００１年前半、６／１０、「一生懸命やったけどあきらめてしまったこと」

あっぱれさんま大先生

６／１０、「一生懸命やったけどあきらめてしまったこと」

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さんま先生、「あ、今日も来てくれてるんだ、結菜ちゃん。なあに？」

結菜、「あのさ、さんまさんて結婚してる？」

さんま先生、｢したけど、あの｣

美輝、碧、「離婚した！」

さんま先生、｢離婚した｣

結菜、「じゃ、指輪どうしたの？」

さんま先生、｢あ、俺もともと指輪してなかったの。ほいで、俺のあげた指輪は、向こう捨てたんちゃうかな？｣

結菜、「(笑)ハハハハ」

さんま先生、｢安もんやったから。競馬で勝った金で(笑)。まじやで、あかんで。みな一生懸命働いた金であげや。
　　　　　　　　　あんなね、競馬でね、勝った金で作った指輪は長続きせえへんかったわ。
　　　　　　　　　おまえらも今後そう思っとけよ。指輪だけはちゃんと働いた金で買えよ。ちょうど、当たったんや」(笑)

優佳、「あんな、さんま先生はホタルって見たことある？」

さんま先生、「ホタル見たことあるよ」

優佳、「あんな、ホタルってな、車のハザードつけたらな、お友達と思って寄ってくんねんで」

さんま先生、「うそ？」

優佳、「だってな、前な、実験したもん。いっぱい寄ってきた。でもそれってな、ホタルがいるとこでしな意味ないねんで」

さんま先生、「（笑）当たり前や」（笑）

問題です。

「いくらやってもうまくいかないので、あきらめることを、『さじを○○』という」

彼野人、「さじをなめる」

碧、「さじを食べる」

優佳、「さじを捨てる」

さんま先生、「捨てません。あ、捨てる。正解、ほぼ」

正解は、「さじを投げる」です。

美輝、「先生、『さじ』って何なん？」

さんま先生、「これね、あの、スプーン」

美輝、「でもスプーン投げたら食べられんやんなあ」

さんま先生、「これはお医者さんの薬の『さじ』のことを言ってるらしいです。
　　　　　　　　　　これは別にあの、今日俺知ったばっかりやから、４５歳で（笑）。
　　　　　　　　　　別に４５年間この意味を知る必要もなかったってことですね、人生振り返りますと」

今回のテーマは、「一生懸命やったけどあきらめてしまったこと」です。

碧、「あのねえ、私がね、もっとかわいくなるために、お化粧をね、一生懸命ママのを借りてしてたのね。
　　　　でもね、私ね、全然うまくなくてね。そいでね、『あー』って思ってね、鏡を見たらね。
　　　　　『あっ、私、お化粧しなくてもかわいいじゃん』（笑）。だからあきらめてやめちゃって」

さんま先生、「あと１０年したら『から騒ぎ』出てや。ものすごい突っ込み豊富な女になるで」

仁美、「えっとね、零治と仲良くなりたいこと」

零治、「は？、なりたくねえよ、俺」（笑）

さんま先生、「何やねん？、零治おまえは。こっちが仲良くなりたいって言ってんのに。
　　　　　　　　　（笑）なあ仁美ちゃん、お母ちゃんみたいなリアクションやめてくれよ」

仁美、「それでね、仁美はね、ぶったりしてるでしょ。あれは零治に仲良くなろうと言ってるために
　　　　　　答えを教えてもらってるの。したら、『何だよ？』とか言われて」

さんま先生、「『何だよ』言われてなあ、かわいそうに」

零治、「俺、仲良くなりたくねえもん！」

さんま先生、「なってあげろよ」

零治、「だってこないだなんて、『好かれたくない』とか言ってたじゃん」

さんま先生、「それは女の照れやないかい」

零治、「すっかないよ（好かないよ）」

さんま先生、「好いたれよ」

零治、「やだよ」

さんま先生、「だってこっちはあの、なあ仁美ちゃん」

零治、「この顔だよ」

さんま先生、「失礼な、おまえは（笑）。おまえ、顔を見て人を判断するのか？」

零治、「あー、まあ性格もあるけど、性格もあんまり良くねえもん（笑）。
　　　　　顔も良くない、性格もあんまり良くないじゃ最悪じゃん」

さんま先生、「だから、悪いとこばっかり見ると、そう人間てみな悪く見えんねん。いいとこを見ようとしてあげろよ」

零治、「だって、いいとこってないよ」

仁美、「あるよ」

零治、「ないよ。例えば？」

優佳、「あるよぉ」

仁美、「えっとねえ、一輪車とか走るの速い」

零治、「そんなの関係ねえよ」

さんま先生、「アホか。一輪車乗れたら充分楽しいやないか。デートなんか」

零治、「何で俺だけ歩きでさあ」

仁美、「零治、一輪車乗れる？」

零治、「ううん、乗れないよ。だってそんなの興味ないもん」

さんま先生、「じゃあ仁美ちゃん、性格的にええところ」

仁美、「じゃあスケートできる？」

さんま先生、「いや、そんなんじゃないの（笑）。そうじゃなしに、性格的に零治のことが好きやのやろ？、仁美ちゃんは」

仁美、「ううん、好きじゃない」

さんま先生、「何やねん？、それ」

仁美、「だってお友達になりたいだけなの」

零治、「だから俺が嫌がってんじゃん」

さんま先生、「零治、友達になったらええやないか」

零治、「やだよ」

さんま先生、「何でやねん？、おまえ」

誰か、「手をつなげば仲良くなれる」

零治、「だってさあ、あんまり好きじゃねえやつとさ、友達になっても楽しくねえじゃん（笑）。全然タイプ合わないしさ」

さんま先生、「『タイプ合わないし』って努力しようとは思わんか？」

零治、「思わねえ（笑）。だって興味ないもん、全然」（笑）

さんま先生、「（笑）ちょっと待って。仁美ちゃん、笑ってるのはおかしいよ」

＃零治と謙だと感情的になって険悪な雰囲気になったものですが、
　仁美は笑ってるのでそういう感じはないですね。

さんま先生、「だから仁美ちゃんわかった。もう零治は、仁美ちゃんと合わないって。
　　　　　　　　　ほんで仁美ちゃんもしつこくやりすぎたんや、今までが」

零治、「口で言えって！。アイスでポンポンやったりさあ」

さんま先生、「まだお互いの事はっきり知らないから」

零治、「知りたくねえよ、こいつのことなんて」

仁美、「だってさあ、言おうとしても、『何だよ？』とか言う」

さんま先生、「だから零治、こんな（嫌そうな）顔して『何だよ？』って言うからあかんねえん。
　　　　　　　　　『仁美ちゃん、なあに？』って言うたれよ」

零治、「やだよ」

さんま先生、「そこからやないか、始まんのは」

零治、「だから俺は始まりたくねえよ」（笑）

結菜、「あきらめたことない」

さんま先生、「一生懸命やろうとしてあきらめたことないの？。すごいねえ」

結菜、「だってさあ、何やってもあきらめないの。だってさあ、漢字のさあ、テストさあ、０点取ってもさあ、
　　　　　あのさ、頑張って練習するしさあ、みんながさ、ダンスでさ、中級行っちゃってもさあ、
　　　　　あきらめないで練習するしさ、柔軟硬くてもさあ、夜とか朝とか練習するしさ。
　　　　　だからさ、いろんなことあきらめないしさ、もしあきらめたらさ、自分の未来がめちゃくちゃになってさあ（笑）、
　　　　　それでさ、あきらめるくせついちゃってさあ、でさあ、何頑張ってもさ、次から次へとさあ、
　　　　　あきらめちゃうから結菜何にもあきらめたことない」

さんま先生、「はい、ありがとうございました、どうも（笑）。これだ。わかったか？。
　　　　　　　　　人生あきらめるな、ということやね。あきらめないと何か道は開けるというこっちゃ」

由記、「あんな、うちが貯めてたな、貯金箱っていう題名やねんけどな。
　　　　　　あんな、カンカンのな、底がな、５センチほど切られてたんや。
　　　　　　それでな、なんぼな、入れても入れてもな、たまらへんのや。
　　　　　　それでな、前な、うちが見てたらママが取ってたんや（笑）。　　　
　　　　　　それでな、ふたがな、開けてな、閉めた後があるしな、でな、ママがもう取ってるしな、
　　　　　　それでな、またな、ちょっと入れてんけどな、また取られてるから、もうアホらしくなってやめてん」（笑）

さんま先生、「あきらめたらあかん」（笑）

由記、「だって取られんねんで、なんぼためても。自分のお金やで、自分のお金」

優佳、「トンネルの息止め競争。あんな、優佳のな、車でよく通る道にすっごい長いトンネルがあるし、
　　　　　息止めとこうてがんばんねんけど、いっつもな、トンネルのな、途中のへんでな、
　　　　　もうな、死にそうになってあきらめてしまうねん」

さんま先生、「（笑）ああ、そんなのやってるんだ」

優佳、「１回だけもうちょっとで行けそうやったんやけど、ホンマに死にそうな顔してたからな（笑）、ママに止められた」

さんま先生、「かわいらしいなあ。もうちょっとお父さんにスピード出してもうたらええのにな」

優佳、「だって、交通事故に遭う」

さんま先生、「ああそうか。でも、交通事故で死ぬか、息止めて死ぬかどっちかやろ？」（笑）

優佳、「トンネルの出口の光が見えてきた時ぐらいに、もうあきらめてしまうねん」

零治、「えっとね、俺ね、『一生懸命』っていうね、言葉が好きじゃないからね、一生懸命しない・・
　　　　　　だってさあ、何かさあ、日本てさあ、すぐ『一生懸命頑張りましょう』とかさあ」

さんま先生、「そうそうそう」

零治、「何かああいうのさあ、ダサくない？」（笑）

さんま先生、「ダサイよ。努力とかな、コツコツやりましょうとか」

零治、「ああいうのムカツクよね」

さんま先生、「ダサイよね。零治の言うことわかる」

零治、「一生懸命って何かやだ」

さんま先生、「『自分のために頑張ってます』とかぬかすやつやろ？。なあ、腹立つよね。
　　　　　　　　　当たり前やちゅうねんな、そんなのな。偉いわ。
　　　　　　　　　『明日から頑張ります』って言うやつね。今日から頑張れっちゅうねんな」

諒、「えっと、男らしくするのをあきらめた」

さんま先生、「何でや？」

諒、「えっと、空手をやってみたんだよ。それでやってみたら、友達とか、うちを主にすっごい殴ってくるんだよ。
　　　　すごいさあ、ヘロヘロになっちゃって、もうね、嫌になってきちゃって、恐くてやめちゃった」

さんま先生、「おまえ、空手どんな構えなの？」

諒、「こうやって」。腕を「×印」のような形にしてます。

さんま先生、「あ、決まるやんけ」

諒、「やっぱ」

さんま先生、「でも心配してたんで。『大丈夫かなあ？、諒』って言うて。もうちょっと男らしくなったほうがいいんじゃないの？」

諒、「あっ、えー、だっていや」

さんま先生、「何で？」

諒、「えー、男って何だか、あれ、もっと優しくしてもいいかなあ」（笑）

さんま先生、「（笑）はぁー、男は乱暴すぎていや？」

諒、「いや」

さんま先生、「（笑）ちょっとね。男乱暴だもんね。そういうところ男の人嫌い？」

諒、「嫌い」

さんま先生、「なるほどね。もう女っぽくこれから生きていってもいいわけ？」

諒、「うーん、生きてく」

さんま先生、「生きてくの？」

「えー」

おがわひろしショー　先頭へ

さんま先生、「こんにちは」

彼野人、「こんにちは」

さんま先生、｢おがわひろしショーの時間がやってまいりました｣

彼野人、「はい」

さんま先生、｢えー、おがわひろしさんに会いに行ってきましたか？｣

彼野人、「はい、会いました」

さんま先生、｢どんな人でした？｣

彼野人、「えとねえ、何か、面白くて、こう何か優しさがいっぱいあった」

さんま先生、｢ああそうですか。なかなかいいまとめですねえ。それでは見てみましょう、どうぞ｣

彼野人、｢今日は、おがわさんがよく遊びに来るところにきました。ここは江戸川です」

＊柴又から江戸川の土手までは、自転車で１０分かからないと思います。

江戸川の土手の上ですね。きれいに整備されています。

植え込みと二車線の自転車道路があります。

そこを自転車に乗っておがわさんがやってきました。

おがわ、「よぉ」

彼野人、「よぉー」

おがわ、「おはよう」

彼野人、「おはようございます」

おがわ、「高い所、おはよう」

彼野人、「おはようございます。今日は僕の悩み事を聞いてください」

おがわ、「はい、わかりました」

彼野人、「掛け算はどうやって勉強するんですか？」

おがわ、「掛け算はねえ、１＊１は、『いんいちがいち』」

彼野人、「いんいちがいち」

おがわ、「１＊２が『いんにがに』」

彼野人、「いんにがに」

おがわ、「次が、１＊３が、『いんさんがさん』」

彼野人、「いんさんがさん」

・・・

おがわ、「１＊８が、『はち』。１＊９が、『きゅう』。それで終わり。以上。なし(笑)。
　　　　　　　今、学校むずかしいらしいよな？」

彼野人、「うん。だからね、テストでね、いっつも０点とかとっちゃうの」

おがわ、「０点？。０点でもいいんだよ。卒業証書もらえば」

彼野人、「うん、そうか」

おがわ、「６年の卒業証書。あれがいざっていうとき物を言うから」(笑)

彼野人、「おがわさんはどこの学校を出たんですか？」

おがわ、「奥戸尋常高等小学校」

＊「奥戸（おくど）」というのは、同じ葛飾区で、柴又から南西方向にあります。

彼野人、「おくどじんじょうこうとうがっこう？」

おがわ、「５年２学期で中退。赤痢になっちゃったよ」（笑）

彼野人、「１番大好きなテレビ番組は？」

おがわ、「千葉放送だな・・５番だよ５番」

彼野人、「何ていう番組ですか？」

おがわ、「孫悟空」

彼野人、「あーあー。外国に行ったことはありますか？」

おがわ、「あー、行ったことないねえ。」

彼野人、「うちもねえ、何かいっつも行けないの」

おがわ、「おい、あまりね、あっちの方は行かない方がいいよ。危ないよ」

彼野人、「うん、あっち危険だもんね」

おがわ、「そうそうそう。ましてね、行くんなら韓国がいいだろ」

彼野人、「ああ、韓国ですか」

おがわ、「ああ、あそこはいいよ」

彼野人、「どうしてですか？」

おがわ、「あそこは韓国料理いっぱいあるもん」

彼野人、「ああ。韓国料理ってさあ」

おがわ、「辛いの、辛いの」

彼野人、「韓国にょうりの何が好きですか？」

おがわ、「キムチだな。ほんとの韓国は、韓国の漬け物はねえ、あのね、モツがあんでしょう、豚モツ」

彼野人、「ブツ？、ブ？」

おがわ、「豚のモツ。あれと、白菜とニンニクと唐辛子をいろいろ混ぜて漬けるのが韓国料理」

彼野人、「あれが韓国料理？」

おがわ、「昔、韓国の人と付き合ってたから」（笑）

彼野人、「嫌なにおいはありますか？」

おがわ、「あのわき毛がいいよ、わき毛。わきの下のにおい。あれが１番いいよ」（笑）

さんま先生、「（笑）何を考えとんねん。何を答えてんのや（笑）。そんなことよりおがわひろしさん、
　　　　　　　　　掛け算教えてもらいましたけど、１の段だけやね」

彼野人、「（笑）フフフ。うん」

さんま先生、「２の段、ににんが？」

彼野人、「５？」

さんま先生、「・・しっかりしてくれ」

彼野人、「はいー」

さんま先生、「２が２（個）やで。２＊２やから。２が２つやで」

彼野人、「（指で数えて）１、２、・・４？」

さんま先生、「おう、『ににんがし』や」

彼野人、「足し算？」

さんま先生、「にさんが？」

彼野人、「９？」

さんま先生、「えー。ちゃう、２が２つあって４やろ。２が３つあんねんぞ」

彼野人、「２が３つ。（指で数えます）１、２、３、４、５、６、７、８」

さんま先生、「過ぎたで、おい」（笑）

彼野人、「（笑）へへへ」

さんま先生、「ちょっとおまえ、しっかりしてくれ。２の段は来週まで言えるようになっとけよ」

彼野人、「えー」

さんま先生、「ににんがし。にいさんよってらっしゃい。にしひがし」

彼野人、「８」

さんま先生、「にごうさんはかわいそう。いつもせつない夜ばかり、ワォワォ言うねん（笑）。
　　　　　　　　　来週まで２の段言えるようになって来なさいね。この番組で最初に言うから、２の段言えるかどうか」

彼野人、「ひぃー」

さんま先生、「ちゃう、ほんとに。やってんのやろ？、学校では」

彼野人、「うん、えっ、ううん」

さんま先生、「えっ、掛け算まだ？」

彼野人、「えっ、やった」

さんま先生、「やったやろ（笑）。今日はどうもありがとうございました」

彼野人、「ありがとうございました」

さんま先生、「またおがわひろしさん、よろしくお願いします」

彼野人、「もっとボケることをいっぱい知り尽くしてください。よろしくお願いします」

さんま先生、「はい、わかりました」

いただき俳句教室　先頭へ

＊テーマは、「初夏」です。

さん組からは彼野人、零治、そして結菜が参加します。

さんま先生、｢いただき俳句教室。(拍手)。さあ、いただき俳句教室、彼野人君の再三の挑戦。
　　　　　　　　　そして結菜ちゃんが、ここまで出てくれたんですね。考えてきてくれたの？｣

結菜、「うん」

さんま先生、｢あ、そう。あっ、このコーナーで選ばれたんですもんね。あ、そうかそうか。
　　　　　　　　　結菜ちゃんは得意なんだ。零治、今日はどの戦法で行くわけ？｣

零治、「うーん、さわやか系かな？」

彼野人、「やばい！。この前さわやか系で負けたの」

さんま先生、｢そう。今日はもう、審査委員長は高田ちゃんで。ご指名やからね、君達の｣

彼野人、「下ネタだったら勝てそうだったのに」

さんま先生、｢下ネタやったら勝てそうやったけど、さわやか系できたから？｣

彼野人、「あちゃー」

零治、「もう下ネタ系は卒業した」

さんま先生、｢ほんで今日、結菜ちゃんがうまいよ｣

彼野人、「うん、そりゃあ知ってる」

さんま先生、｢けども結菜ちゃんには勝てるだろうと？｣

彼野人、「はい」

さんま先生、｢はぁ、すごい自信。まあまあ、今日はやってみてからですよ。ほんで私が審査するんじゃないですから。
　　　　　　　　　高田ちゃんの好みですから｣(笑)

彼野人、「高田ちゃん、うち決めてねぇ」

さんま先生、｢あのね、君達が『たかだちゃん』言うの失礼だと思いますよ。
　　　　　　　　　今もう、下で社員も、『高田ちゃんはいけないよ』とか言ってますから。
　　　　　　　　　みんなも呼びたいけど呼べないんですよ。上司やから｣

対戦相手は、埼玉県大利根町立東小学校の６年２組の３人です。

校舎は４階建てですね。大きな学校のようです。

最初の子です。教室ですね。

カメラは黒板の位置にあると思ってください。俳句を詠む女の子が立っていて、

その後ろにクラスメイト達が椅子に座っています。

「さわきゆきです。私が好きな季節は秋です。それは何か涼しいからです。ここで一句」

佐脇有紀ちゃんです。

有紀、「初夏という」

クラスメイト、「初夏という」

有紀、「季節があるよ」

クラスメイト、「季節があるよ」

有紀、「ああショッカー」

クラスメイト、「（右腕を斜め上にあげて）キィー」

俳句は、「初夏という　季節があるよ　ああショッカー」です。（笑）

さんま先生、「（笑）これは、コント形式。これはコント形式、なかなかいいですよ。
　　　　　　　　　あの、すいませんが俳句のええのお願いします。最近どうもコント形式が多くなってきましたね」

次の子です。しっかりとしてそうな子です。学校から少し離れた田んぼの前にいます。

「おおいしなおきです。あれが僕の通っている学校です。そして田んぼです」

さんま先生、「しっかりしてるなあ」

大石直樹君です。

直樹、「それでは僕の俳句を詠みます。『稲のびて　見えなくなった　水かがみ』。
　　　　　　でもまだ見えるんですけどね。すいません」

さんま先生、「落ちついた小学６年やなあ。しっかりしてるでぇ。いただきましょう。
　　　　　　　　　日によってその鏡は映し出す顔が違うわけや。ロマンチックやねん、水鏡っちゅうのは」

次の子です。教室のベランダからですね。何故か小さな声でしゃべってます。

「・・おがさわらだいちです。今から俳句を詠みます」

小笠原大智君です。

大智、「晴れた日に　ツバメも泳ぐ　初夏の風」

大智君、後ろを見上げると、上の階のベランダの底にツバメの巣があります。

だから小声でしゃべっていたんですね。

大智、「さんまさん、いただいてください」

さんま先生、「いただきましょう」（笑）

彼野人、「音に合わせてる」

続いてさん組です。

さんま先生、「さあ彼野人。今日はチャンスやからね、頑張ってね」

彼野人、「アジサイが　雨にあたって　虹色に」

さんま先生、「(驚)あー、いただきましょう！」

彼野人、「やったぁ！」

さんま先生、｢これは、今日は。今もう高田ちゃんも『おー』って言うてますよ｣

彼野人、「歯がグラッてきた？」

さんま先生、｢もうグラッときてると思う｣

彼野人、「おー」

さんま先生、｢これは高田ちゃん１番好きなやつ。アジサイ｣

結菜、「夏が来る　汗の匂いも　やって来る」

さんま先生、｢なるほど。夏になるとだんだん汗のにおいもやってくるという。いい、うまいね。いただきましょう｣

結菜、「やったぁ。はぁー」とホッとした様子。

零治、「梅雨の日は　風景モノクロ　元気出ず」

さんま先生、｢いただきましょう。さあ、これは今日はいい戦いです。それでは｣

彼野人、「高田ちゃん」

さんま先生、「高田ちゃんに」

彼野人、「きた」

さんま先生、「決めてもらいましょう・・アジサイきてるから」

さん組の３人の俳句を評価しますが、最後に彼野人にふって期待をもたせます。

彼野人、「はい」

さんま先生、「知ってたの？、高田ちゃんがアジサイ好きっちゅうの」（笑）

彼野人、「知りません」

さんま先生、「偶然。そりゃ恐いよ。もう高田ちゃん決まってるわ。もう、もう決まってると思う。
　　　　　　　　　それでは、最優秀いただきま賞誰の手に？。高田ちゃんお願いします」

ドラムロールが鳴り、さん組の３人が高田ちゃんのスイッチングで、１人ずつ次々と映し出されます。

さんま先生、「あ、あ、あ、あーーーー。零治！」

＃やはり彼野人はフリでした。(^_^;)

零治、「やったぁ！」

彼野人、ガックリボーイに。手で激しく畳を叩いています。そして頭も畳にぶつけています。

結菜も残念そうです。

零治、「おー、壊れた壊れた」

さんま先生、「ガックリボーイがカエルボーイになりました。いや、これはあの俺はねえ、
　　　　　　　　　今日は彼野人だなあと思ってたんですよ。彼野人だなあと思ってたら高田ちゃんがどうもあの何か、
　　　　　　　　　零治の方が好みみたいで。えっ、高田ちゃん何？。高田ちゃんからちょっと伝言で、
　　　　　　　　　えっ、『やっぱり彼野人の方が』」

彼野人、「えっ」。頭をあげます。うれしそうです。

さんま先生、「良くないって」（笑）

零治、「（笑）ハハァ、ハハハハ」

結菜、「アーア」

彼野人ガックシ。

さんま先生、「残念でしたね。あっ、でも、プロデューサーの三宅さんからクレームが出てます」

彼野人、再び頭を上げますが、

さんま先生、「え、『零治でいい』って」（笑）

彼野人ガックシ。

＃ネタになってます

さんま先生、「というわけで、今日もガックリボーイ。♪ガックリボーイが今日もガックリ。ガックリガックリ」（笑）

さんま先生、「ダメダメボーイ」の歌に合わせて唄ってます。

海仙人、「さて、全国の小学生のお友達。俳句を作ってあっぱれ学園の生徒と対決してみないかな。
　　　　　　　今回は、『夏』と『祭り』をテーマにした俳句を募集しとるんじゃ。ハガキに書いてどしどし送っておくれ。
　　　　　　　グループでの参加もＯＫじゃよ。最優秀俳句には、いただきトロフィーを差し上げるでござる」

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