あっぱれ学園の記録－２００１年前半、５／１３、「お母さんにこの場をかりてちょっとだけ言いたいこと」

あっぱれさんま大先生

５／１３、「お母さんにこの場をかりてちょっとだけ言いたいこと」

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さんま先生、「さあ、今日は何の日か知ってますね？」

「はーい」「母の日」

さんま先生、「そう。母の日っちゅうのはどういう日なの？」

優佳、「お母さんのとかのことな、優しくしたり感謝したり」

さんま先生、「そう。えー、それは大きな間違いでね、毎日『母の日』だということを君達も理解しておくようにね」

お母さんたちの登場です。

彼野人、このみ、由記、諒、輝弥、碧、零治、優佳、海のお母さんの順で入ってきます。

さんま先生、「もう、見慣れた顔ですね。付き合いも古くなってきました。
　　　　　　　　　さあ、もうずらっともう見飽きてヘドが出るような顔ばっかりですけども、
　　　　　　　　　１人新しいお母さんがいらっしゃるんですよね」

輝弥のお母さんですね。

輝弥ママ、「はい。よろしくお願いします」

さんま先生、「お若いですねえ、やっぱりねえ。輝弥君のお母さん、おいくつでいらっしゃいますか？」

輝弥ママ、「２６です。（笑）ウフフ」

さんま先生、「うわぁ、残酷なセリフですねえ。こっちが引いてしまうような。自称２６歳」

今回のテーマは、「お母さんにこの場をかりてちょっとだけ言いたいこと」です。

フリップが１枚ずつ出され、自分だなと思ったお母さんが前に出てきます。

まずは、

・酔っぱらって知らない人とすぐ仲良くならないで

優佳ママが前に出てきました。正解です。

さんま先生、｢すぐ仲良くなるの？｣

優佳、「うん。何かな、あのな、いつもな、お店にな、行ったらな、酔っぱらってな、
　　　　　周りに座ってる人とな、声かけて仲良くならはんねん」

さんま先生、｢え、男の人とかと？｣

優佳、「うん。男の人とかもならはるよ」

さんま先生、｢えー、酔っぱらって？｣

優佳、「うん」

さんま先生、｢『あーん』とかこんなん（もたれかかるポーズ）ならはるの？｣

優佳、「（笑）あー、たまにならはる」（笑）

優佳ママ、手を振って、「違いますよ」

さんま先生、「甘え上手。いややよな？、子供としてはな。知らんおっちゃんと仲良くすんのな？」

優佳、「うん。トイレに行きはじめはったらピンチやねん、注意やねん」

さんま先生、「あ、そうそう。トイレに、よく知ってるね、君（笑）。あのね、合コンとかしてると、
　　　　　　　　　　トイレに何回も行く女性がいたら、誰かを的で狙ってるということですからね。化粧直しに行きますから
　　　　　　　　　　・・（優佳ママに）その時やっぱり好みの人がいらっしゃったりすると？」

優佳ママ、「気分が悪くなって、トイレに」

さんま先生、「化粧直しに行かれるんしゃないんですか？」

優佳ママ、「ええ」

さんま先生、「そんなに飲まはるんですか？、お母さん」

優佳、「うん、飲まはるよ」

さんま先生、「（笑）ど、どれぐらい飲まはるの？」

優佳、「うーーーん」

さんま先生、「もうお酒、日本酒？」

優佳、「１番なが、１杯で４０ぐらいかな」

さんま先生、「何の４０や？」

優佳、「４０杯。４０杯ぐらい」

さんま先生、「４０杯も？」

優佳、「ぐらい」

さんま先生、「うわぁ、いやそんな感じやわ」

優佳ママ、「違う。おちょこで４０杯」

さんま先生、「日本酒で４０杯。それもすごいじゃないですか、でも」

優佳、「すごいやろ」

さんま先生、「おちょこで４０杯言うても２升ぐらいいっとんのちゃうか。あ、そんなにお酒好きなんですか？」

優佳ママ、「そう、です、ねえ、はい」

さんま先生、「はぁ、大体何飲まれるんですか？」

優佳ママ、「あ、やっぱり地酒」（笑）

さんま先生、「『地酒』とチョイスするあたりからすごいですね。すごいなあ。そんなお酒好きに見えないわ、ゆーちゃんこれ」

優佳、「騙されたあかんで」（笑）

さんま先生、「これは騙されるわ。純情そうで何も知らない、ねえ、乙女のような風貌で。
　　　　　　　　　で、家族で行くとこでそんだけ飲むんですか？」

優佳ママ、「そうです」

さんま先生、「あのね、家族で行くようなとこでガバガバ飲まんと、そこは抑えといて家帰ってから飲まれたらどうですか？」

優佳ママ、「家でも飲むんですよ」

優佳、「そうそうそう。ビールとか飲まはる」

さんま先生、「何で？。お父さんとケンカせえへんの？、別に」

優佳、「うん、全然しーへん」

さんま先生、「お父さんも飲んではるの？」

優佳、「うん、飲まはるよ」

さんま先生、「あー、ほんならイチャイチャしはるやろ？」

優佳、「たまに（笑）。前も行ったけどな、お風呂に入ってな」

さんま先生、「２人で入りはるの？」

優佳、「うん。優佳が脱ぐの遅くなったときやけど、２人でお風呂入って何かおしゃべりしてはる」

さんま先生、「（笑）フゥ・・（笑）ハハハハ・・うぇー（笑）。何よ？、その顔。何？、こんな目して」

＊優佳ママがさんま先生の方をニヤッとしながら見たことに対してです。

さんま先生、「びっくりするわ。水でもすぐ沸くのやろな（笑）･･憎いですねえ。でもまだ若いですからね」

優佳、「もしかしてな、見えへんけどな、お酒飲んだら湯気出てるかもしれんで」

さんま先生、「そりゃ湯気出てるやろ。この白い肌がピンク色になるんだ？、ゆーちゃん」

優佳、「うん。何かな、顔も真っ青にならはる時ある」（笑）

さんま先生、「あんた飲み過ぎ、それ」

・もう大きくなったんだから電車の切符を買ってくれ

彼野人ママ、「（笑）私だと思います」と前に出てきました。正解です。

「うっそぉ」

さんま先生、「うそでしょ？。もう４年生やろ？」

彼野人ママ、「（笑）すいません」

さんま先生、「これは要するに幼稚園まではただか。君は払って欲しいの？、彼野人」

彼野人、「うん。だってさ、うちってさ、もう４年生だよ」

さんま先生、「そうや」

彼野人、「４年生なんだからさ、もうさ、男のロマンぐらいわかって」（笑）

さんま先生、「（笑）男の、わかれへん、わかれへん。男のロマンなんてそう簡単にわかるもんちゃう。
　　　　　　　　　未だにわかりません、男のロマンなんて」

彼野人、「ママね、こんなね、うちのね、すごいのがわかってくんないんだよ」

さんま先生、「だから君がそんな口調だったりするからや。
　　　　　　　　　もっと、『４年生だ！』とかやな、『彼野人だ！』とか言えばええやないか」

彼野人、「そういうね、そういうロマン、ママね、破った事あるよ。教えてあげようか。えとね、しょうへい君て」

さんま先生、「メガネかけた？。『よし子ちゃんよぉ』とか言う人やろ？」

彼野人、「友達がね、ちっちゃくてね、その子ね、もう合体ロボやめてんのにね、うちはまだ合体ロボ買ってんの」

さんま先生、「だから、そりゃ君が悪いんだよ。いつまでも子供なんですか？」

彼野人ママ、「幼稚園生のような気がしてしまって、つい」

さんま先生、「ついつい４年間も無料で？」

彼野人ママ、「（笑）ハハハハ」

さんま先生、「これから近所の電車乗れまへんで」

彼野人、「（笑）あ、そうですね」

さんま先生、「もう、今日限りですね。はぁ、ちょっと４年生ってお母さん、何か幼稚すぎないですか？」

彼野人ママ、「ちょっとねえ・・」

さんま先生、「ねえ、これは」

彼野人、「（笑）ヘヘヘヘ」

さんま先生、「まだおねしょするんでしょ？。おねしょまだしてる人」

「はーい」。彼野人、美輝、碧、零治、輝弥が手をあげています。

海のお母さん、しきりに海を指差してますね。

さんま先生、「おい、零治。おまえ何考えてんねんアホ」

零治、「あ、夢で出てくんだ、『あートイレ行きてえ』っつって」

さんま先生、「５年生やぞ」

輝弥、「俺もたまにね、パパとおしっこ行った時があってね」

さんま先生、「海も？。海、おまえもおしっこしてんのやないかい」

海、何故か敬礼してます。（笑）

さんま先生、「おまえ、陸軍か？、おまえは」

・将来デートにはついてこないで

悦子（このみの）ママがスッと前に出てきました。正解です。

さんま先生、「もうこれはスパスパとわかってますねえ。今日は絞りやすいですから、テーマがねえ」

このみ、「あの、街とか出かけると、よくカップルが出歩いてて、それで何かお母さんがいきなり、
　　　　　　　『このちゃんも大きくなったらああやって彼氏とデートに行くんだなあ。私も一緒についていっていーい？』って」

さんま先生、「ちょっと待て。それ山下清さんちゃうのか（笑）。
　　　　　　　　　『きっとデートするんだな。悪い事すると、虫になるってほんとかな』とかいう」

このみ、「私がやだって言うんだけど、お母さん、『寂しいなあ』って言ってきて」

さんま先生、「お母さんの気持ちもわかったれ」

このみ、「だってさあ、２人のさ、ムードをだまされたく、じゃまされたくないんだよ」

さんま先生、「あー、これはもう全員のお母さんが心配でしょう」

悦子ママ、「だんだんこう親から離れていっちゃうのがとっても寂しくて」

さんま先生、「そうやねん。これぐらいそうでしょう。うちももう電話かけても、『あー、今友達来てるから』、
　　　　　　　　　カチャンて切られるんですよ。もう久々の電話やのにとか思うとね。余計寂しいわけだ。
　　　　　　　　　な、いつまでもお母さんのそばにいてほしいけどそれもまたね」

悦子ママ、「いても困っちゃうけど、いなくなっても寂しいし」

このみ、「見る目あるからだいじょぶ」

さんま先生、「男を？。どういうとこでわかんの？」

このみ、「あのね、手と目を見ればいいの」

さんま先生、「ごめん、どういうところがええの？。どういう目の人がええの？」

このみ、「目は、ちょっとでかくて、中に文字が書いてあるんですよ、『いい男』とか『悪い男とか』」（笑）

さんま先生、「ねえ、おまえ絶対恋愛に失敗するタイプやで。手は何なの？」

このみ、「手だと、何かここらへん（手の甲）にしわが寄ってるとだめ」

さんま先生、「あ、女の人はちいちゃい頃から手を意識するんだ・・・女は本能的に手を見るらしいんですよ」

・子供に夕飯を作らせるな！

海のお母さんですね。

「えー」

零治、「作れんだ。すごいじゃん」

さんま先生、「作れんのがすごいよな」

碧、「すごーい」

さんま先生、「海、偉いなおまえ。夕飯作んの？、１人で」

海、「えー、教えられて」（笑）

さんま先生、「お母さん、夕飯の時にはどうしてらっしゃんですか？。お母さん、どこ行ってはんの？」

海、「寝てるかテレビ見てる」

さんま先生、「お母さん夕方寝てはんの？」

海ママ、「横になってるだけ」

海、「朝からずっと寝てる・・たまに」

海ママ、「嘘だよ」

さんま先生、「で、夕ごはん作るときもいてはんのに作られへんのか？」

海、「うん。仕事もしてないのに疲れてるとか」

さんま先生、「『疲れた』言うて？。ほいで、海、何作んねん、その時は」

海、「チャーハンとかお味噌汁とか」

お母さん達から、「オー」という声が。

さんま先生、「他のお母さんからすごい人気やぞ、おまえ（笑）。『うちの子供も作ってくれたらなあ』いうやつや」

輝弥、「俺も玉子焼き作れるよ」

このみ、「作れるよ。ラーメンとか」

さんま先生、「誰でも作れるわ、そんなもん。入れたらしまいやろ」

このみ、「もっと作れるもん。オムライスとか」

輝弥、「俺、玉子焼きしか作れない」

さんま先生、「このみちゃん」

このみ、「はい」

さんま先生、「嘘でしょ？」

このみ、「嘘です」（笑）

さんま先生、「何でそんな嘘つくの」

このみ、「私だって尊敬されたいもん」

さんま先生、「嘘なんかついて尊敬されたって一緒なの。碧ちゃんはどんなの？」

碧、「あーちゃんは、ホットケーキと、あとね何だっけな、フレンチトーストと、あとね、チャーハンとサラダとドレッシング」

碧ママ、「私かと思いました、そのフリップ」

さんま先生、「はぁー」

碧、「（笑）ハハハハ」

さんま先生、「そんなことよりお母さん、今日パーマあてましたね（爆笑）。あんたあてすぎ（笑）。
　　　　　　　　　爆発コントのあと。アップで『なぬー』言うだけ・・・これは海、偉いね。どんなチャーハン作んねん？、海」

海、「えー、シラスとか入れて」

海ママ、「なかなか」

さんま先生、「シラスチャーハン作れんの？。すごいなあ、これは」

・フリルのついた下着をはかせないで！

女の子と思いきや、何と諒でした。

「えーーー」

諒ママ、「(笑)いや違う違う違う。話聞いてください」

さんま先生、｢何言うてはんの？、この人｣

「えーーー」

さんま先生、｢どうぞこちら。えー、諒？｣

諒ママ、「あちゃー」

海ママ、「ナットク。(笑)ヘヘヘ」

さんま先生、｢諒、いややよなあ？｣

諒、「ていうか、いつもお風呂から出ると、あの、知らずにこうやって着、あの」

さんま先生、｢いや、知らずに着たかて鏡見たら、『あ、フリルや』とか、わかるやろ？｣(笑)

諒、「で、着ちゃって、それで」

さんま先生、｢そうか。お姉ちゃんばっかりやもんなあ・・下着やからね｣

諒ママ、「そう、見えないからいいかなあと思って、着せちゃう」

さんま先生、｢着せちゃう言うたかて、学校行って脱がされたりしてね、もう最低やで。
　　　　　　　　　みんなでね、仲良く遊んで、『諒の服脱がそう、キャッキャッキャッ。あっ』(笑)。『ごめんなさい』。
　　　　　　　　　お母さん、これはやめた方がいいですわ。学校で脱いだりしますから。これ諒、おまえちゃんと言うたほうがええわ。
　　　　　　　　　これはこの場で言おう。お母さん、これはやめてあげてください｣

諒ママ、「はい、わかりました。じゃあお姉ちゃんと子供のを別々にしときます」

碧、「さんま先生、今日ね、うちのママのパンツね、花柄パンツなんだよ」

碧ママ、「もういいよ」と、輝弥ママの後ろに隠れてしまいました。(笑)

さんま先生、「そういや、頭も花柄っぽい」(笑)

・パパに内緒でタバコを吸わないで！

「はい」と言って前に出てきたのは輝弥ママです。

さんま先生、「はぁー、タバコ吸うようには見えないですけどねえ。えっ、２６歳？」

輝弥ママ、「（笑）はい。嘘です」

さんま先生、「いや、わかってます。（輝弥に）これが、輝弥君の、お母さん」

輝弥、ちょっと後ろに体を引いてます。

さんま先生、「ねえ、タバコ吸いよんの？、隠れて」

輝弥、「うん。それでもうバレちゃったけど」

さんま先生、「あ、お父さんにはもうバレてるの？」

輝弥、「うん。だけどね、まだやってる」

輝弥ママ、「７年隠しました」

パパさんも吸うのでバレなかったようです。

輝弥、「さんまさん。あのねえ、いつもねえ、『パパにバラさないで』とか言って俺に教えてくれたんだよ。
　　　　　　あのね、あの、『お父さんに見つかったら離婚する』って」

さんま先生、「あ、もう次タバコ吸ったら、『離婚するぞ』って言われてるんですか？」

輝弥ママ、「はい。あの、結婚する前は吸ってたんですけど、『結婚したらやめてね』って言われて、で、やめたフリをしてました」

さんま先生、「ほんで見つかって、『おまえ、今度吸ったら離婚するぞ』と？」

輝弥ママ、「いや、もう」

零治、「それじゃもう離婚決定じゃん」

さんま先生、「いや、ちゃうがな。零治、おまえも大人の世界わからん人やなあ。もう離婚したいのや（笑）。そういうこと」

輝弥ママ、「（笑）はい」

仁美、「嘘つきさん。嘘つきさん」

さんま先生、「ちゃう、嘘つきさんじゃないやない」

輝弥、ママを指差して、「嘘つき！」と、何回も繰り返し言います。

さんま先生、「大好きな人が『タバコ吸ったら離婚するぞ』と言ってんのに吸うから。
　　　　　　　　　ね、そういうことですか？。子供に説明してあげてください」

輝弥、「ぜーんぶ嘘、嘘」

輝弥ママ、「（笑）はい、そういうことです」

輝弥、「全部嘘にきまってるぅ」

さんま先生、「違う、そうやないかい。何でや？、『タバコ吸うなって』言う」

輝弥、「『離婚したい』なんつってない！」とキッパリ。

さんま先生、「え、『離婚するぞ』と言われてるんでしょ？」

輝弥ママ、「脅されたんです」

さんま先生、「脅されてるだけやて。安心せえ。離婚しないって」

輝弥、ホッとした表情です。（笑）

・外出した時に違う名前で呼ぶな！

美輝ママですね。

碧、「何て呼ぶの？、何て呼ぶの？。何て呼ぶんですか？」

さんま先生、「何で？、外行ったら。美輝、ええのか？、これは」

美輝、「あー、ちょっとな、恥ずかしい。まだちょっと情けないな。世の中のことはお母さんに聞いて」

さんま先生、「どういうことなんですか？、お母さん」

美輝ママ、「だから、女子高性とかが、『あ、美輝』とか来るから、わざと、やっぱ美輝ってバラしたくないから、
　　　　　　　　　面白半分に『亀吉』って呼ぶんです」（爆笑）

美輝、「ちゃうねん。もう１つあんねん・・『桃太郎』とか言われる」

さんま先生、「いや、美輝ええな？。『亀吉』って言われたら、『カカカカカカッ、カメキチって』」

碧、「（笑）ハハハハハハ」

さんま先生、「これはもう決まりやからな。『カカカカカカッ、カメキチって君』とこれや」

美輝、「カカカァ、カメキチって君」

さんま先生、「（笑）そう、それそれ」

美輝、「ありがと、ええこと聞いてくれたわ」

・そんなに肉が食いたいの！

さんま先生、「もう残りは限られてますからね」

仁美、「あれ？、由記ちゃんママ？。うそぉ？、ホンマ？」

由記、「あんな、焼きそばとかな、やった時にな、１つのお皿に盛んのや。その時にな、最後混ぜるやん。
　　　　　混ぜる時にな、ママのな、座るとこだけにな、お肉のかたまりとキャベツのおいしいところだけが
　　　　　むちゃくちゃあんのや（笑）。それでな、あとの人はな、みんなな、キャベツのな、
　　　　　何かかったぁーいかったぁーい芯とかな、めんばっかりしかないねん」

さんま先生、「（笑）１人だけ回しよんの？、自分の座ってるところへ。ほんまですか？」

由記ママ、「ええ」（笑）

さんま先生、「いや、『ウーン』じゃなしに」

由記ママ、「かわいい？」

さんま先生、「いや、かわいくない、かわいくない。そういうことどうしてするんですか？。子供に栄養つけなあかんでしょ」

由記、「ホンマや」

由記ママ、「ちゃうちゃう。この芯はな、あごがきたえられるやん」

さんま先生、「あ、子供のためにな」

由記ママ、「そうそうそう」

さんま先生、「（笑）違う違う違う。あんたもあごきたえ」

由記ママ、「だから無意識になってしまうねん」（笑）

さんま先生、「食いたいねんなあ」

由記ママ、「（笑）そう、むっちゃおいしい」（笑）

さんま先生、「もう他の料理も全部そうなの？」

由記、「うん。肉じゃがとかもそやで」

さんま先生、「（笑）肉じゃがも回しよんの？」

由記ママ、「回すって言うか、もう最初置いた時から私の方を向いてる」（笑）

さんま先生、「（笑）もう盛りつけしてて、肉とかかき集めといて、席は一緒やからいつもね。
　　　　　　　　　ほんでお父さんもそれ知ってはんの？」

由記、「うん、一応知ってる」

さんま先生、「文句言わへんのか？」

由記、「パパ？。パパ言わへん」

さんま先生、「何でや？。『おまえばっかり肉食べやがって』って言わへんの？」

由記、「言わへん」

さんま先生、「言うたらどうなんの？」

由記、「多分言ったら、パパの嫌いなもんばっかりもっと自分の方に出てくると思うから、多分言わへんと思う」

さんま先生、「由記ちゃんが言えよ。『うちのお父ちゃんどんだけがまんしてると思ってんの！』とか」

由記、「いや、そんなん言わへん、絶対に」

さんま先生、「言うたらどうなんの？、由記ちゃんは」

由記、「だってな、うちが言ったらな、さんまさん、どうなると思う？」

さんま先生、「へそのにおい？」

由記、「においじゃなくてゴマ、ゴマ」

さんま先生、「へそのゴマ取ってきよんのやろ？」

由記、「うん」

さんま先生、「それとか、他どんなことしよんの？」

由記、「それとかな、何かな、急にな、自分の方にな、その一皿に盛った料理を引きずっていきはんねん」

さんま先生、「・・　強いなあ、おまえは。おまえ不幸やなあ」

由記、「そうやねん」

さんま先生、「この母のもとに生まれた、お、うわぁーー」（笑）

由記ママ、さんま先生の肩にちょっと手を触れると、さんま先生、ドアの近くまでとんでいきました。（笑）

由記ママ、「（笑）たいそうになあ」

さんま先生、「はい、お母さん、ありがとうございました」（拍手）

由記ママ、教室の後ろに戻る時、通路を「確保」するため、みんな、机をどかしてるようです。

さんま先生、「おまえら、失礼なぐらいどかすな！（笑）。通れんねん」

曲、「イマジン」が流れ出します。

海仙人、「いやぁ、母の日スペシャル、盛り上がったのう。この後は、子供達がお母さんへ、
　　　　　　　感謝を込めた俳句を読み上げますぞう」

画面には俳句、そして子供とママさんの静止画像が映され、子供の声で俳句が詠まれます。

母親への感謝の俳句

「ガンバレと　心にひびく　母の声」（彼野人）

「小ちゃい胸　私がいっぱい　飲んだから」（このみ）

「人ごみで　肩に手をかけ　守る母」（由記）

「成長が　諒からママへの　プレゼント」（諒）

「僕たちに　絵本を読んで　いつまでも」（美輝）

「母の顔　いつも笑って　エヘヘヘヘッ」（仁美）

「いつまでも　僕がいっしょに　寝てあげる」（輝弥）

「ありがとう　マミーがくれた　この美貌」（碧）

「ありがとう　アメリカなみの　性教育」（零治）

「怒鳴られた　それでもママに　あまえたい」（優佳）

「父の分　母がガンバル　母子家庭」（海）

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