あっぱれ学園の記録－２００１年前半、１／１４、「ちょっと感動した時」

あっぱれさんま大先生

１／１４、「ちょっと感動した時」

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さんま先生、廊下でつぶやいてます。「（今年）最後のお仕事」

彼野人、「さんまさん、男らしい」

由記、「起立　礼」

「おはようございます」

さんま先生、「よろしくお願いします」

今日のテーマは、「ちょっと感動した時」です。

・親に内緒でペットボトルを口飲みした時－このみ

このみ、「あのね、何かね、よくさあ、チョコレートとか食べる時のどかわくでしょ？。
　　　　　　　その時に、コップでやるのもめんどくさいし、何かちょっと親にやると怒られちゃうんですよ」

さんま先生、「そのまま飲むと怒られんの？、君とこの家は」

このみ、「はい。ほいで、腰に手をやって、ペットボトルでこうやってぐぅーって飲んだら、
　　　　　　　もうそれが感動して感動して」

さんま先生、「へぇー、そんなもんなのか」

由記、「うちはそのまま飲むで。パパとかもな、勝手にそのまま飲んでるから、『はよ飲め飲め』とか」

彼野人、「うちはね、コップ」

碧、「さんま先生。あのね、ペットボトルごと飲んでね、ベロ入れて飲むとはさまっちゃうんだよ」

さんま先生、「・・抜きゃいいじゃないの？、それ」

碧、「抜けないもん」

さんま先生、「うそ？」

仁美、「うちやったことある。したら抜けない、抜けた」（笑）

彼野人、「うちも舌抜けた」

さんま先生、「まあね、抜けてなかったらずっとそれで一生暮らさなあかんからな」

・カップルが、新幹線のドアが閉まったのに、まだ見つめあったのを見た時－諒

さんま先生、「ママ、見つめあったとき感動したの？、恋人同士が」

諒、「ていうかね、うちね、東京から静岡帰る時ね、大体ね、いつもね、こうやって新幹線のドアがあるとしたら、
　　　　こっちに男がいて、こっちに人（女）がいて。で、こうやって（両手を）ドアに張りついてて。
　　　　でもそういうのはね、めったにね、ドラマとかでしか見れないじゃん。たまたま見た時ね、
　　　　黄色い線の内側って言ってるけど、外側に出てたもんでね、『ピッ、ピッ』ってね、笛吹かれて」

さんま先生、「あ、笛吹かれて？。『ピッ、ピッ』とかって、『危ないですよ』とか言われて？」

諒、「それでも、もう、ずっと張りついてて」

さんま先生、「あ、手と手を合わせてんの？」

諒、「それでね、新幹線が行っても、こうやってドアくっつけたまま歩いてた・・で、速くなったらね、『あっ』って言って」

さんま先生、「そのまま付いて行きおった？、静岡まで」

諒、「それはない」

さんま先生、「すごい欽ちゃんやねえ。横っ走りがすごいね。スーパー欽ちゃん」

・りょう君が男らしく見えた時－碧

碧、「諒君がね、たまにね、エレベーターとか、ドア押さえててくれたりすることがあって、すごくかっこいいの」

仁美、「そう、私も」

＃割りこみ（笑）

さんま先生、「えっ？」

仁美、「あのね、仁美がね、入る時に、あーちゃんが言ったようにね、諒君が止めてね、
　　　　　仁美が入った時にね、誰かがね、『待って』っつってね、諒君、バシッて閉めちゃったの、そこで。
　　　　　そんでね、仁美はね、だいじょぶなのかなあ？、って思っちゃった」

さんま先生、「何言うてるかわからへん」

仁美、「え～」

美輝、「わからん、わからん」

彼野人、「全然わかんない」

さんま先生、「（碧に）諒君はエレベーターとか押さえてくれんの？」

碧、「押さえてくれたりするの。すごい」

仁美、「仁美が、入ったら、閉めた」（笑）

さんま先生、「今あの、あーちゃんの話しやから、あーちゃん。そのあれ、『どうぞ』とか、
　　　　　　　　　人が出るときにとか通してくれたりするわけ？」

碧、「あとあの、開くボタン押しといたりしてくれるの」

さんま先生、「へえ～、優しいねんね。諒君て優しいの？」

碧、「うん、優しいよ。とても優しいよ」

零治、「え、そういうの普通じゃん」

このみ、「おじさんでもやるよ」

　

・おみやげでもらった韓国のりがおいしかった時－仁美

仁美、「あの、日本ののりと違って、韓国のりは、あの、何かポツポツみたいのが」

零治、「塩でしょ」

仁美、「ザラザラみたいのになってて」

碧、「あ、私も食べたことある」

仁美、「そんで、普通の、普通の、のり」

碧、「おいしかったよぉ、とっても」

＃割りこみ返し（笑）

仁美、「（碧に）ねえ、何で聞くの？（笑）。普通の」

碧、「え、私も食べたことあるよ」

他の子もしゃべりだします。

さんま先生、「（笑）アホか。今仁美ちゃんがしゃべってんのや。何？、仁美ちゃん。始めから言うてよ」

仁美、「韓国のりは、何かザラザラ」

さんま先生、零治、「塩でしょ？」

仁美、「え、違うよ」

「塩だよ」「違うよ」

「塩だよ」「違う」

さんま先生、「ちょっと待てえ。最初っから。仁美ちゃんがしゃべってんのや」

仁美、「韓国のりは、何かザラザラみたいで」

仁美、手振りもつけてしゃべっていますが、途中から、その手が机を引っかいています。（笑）

「塩でしょ」「塩だよ」と、塩攻撃。（笑）

優佳だけ、「ちょっと話ちゃんと聞いたらどう？。自分らもそんなんやられてたらどう？」

碧、「やられたことある」

さんま先生、「ちょっと待てえ。今、仁美ちゃんがしゃべってんのやおまえら。仁美ちゃんごめん、最初から言ってあげて」

仁美、「韓国のりは、最初こしょうはかけてなくて、あの、最初はザラザラで、そんで塩をかけて」

「塩だよ」「塩でしょ」・・・

＃ん？。パターンかな。

さんま先生、「うるさい、おまえら。仁美ちゃんがしゃべってんのや。そんな途中で腰折ってあげるな。
　　　　　　　　　ごめん仁美ちゃん、最初から話して。先生に聞かせて」

仁美、「あのね、韓国のりは、最初はこしょうとかかけてなくてザラザラで、そんで」

さんま先生、あごで指示しました。（笑）

「塩だよ」「塩でしょ」・・・

＃やはりパターンでした。

さんま先生、「もうええ」

美輝、「話し聞かれへん」

さんま先生、「話し聞かれへんやないかい。1回1回『塩でしょ、塩でしょ』って。何回塩ふったら気済むのや？（笑）。
　　　　　　　　　え、韓国のりはどういうとこが味違うわけ？」

仁美、「あ、えーと、何か、最初はザラザラなのね」

さんま先生、また「指示」します。

「塩だよ～」（笑）

さんま先生、「ちょっと待てえ。仁美ちゃんの言うてることがわからへんやないかい。え、日本ののりはどうなってるわけ？」

仁美、「日本ののりは、ザラザラじゃなくて、きれいになってて、韓国のりは何か、きったなくて」（笑）

さんま先生、「韓国のりは別にきたなかないやろ？。きれいやろ？」

仁美、「何かザラザラみたいなやつ」

さんま先生、「ザラザラ？」

仁美、「みたいなやつで、何か○みたいのがポツポツとあって」

さんま先生、「○？」

由記、「それが塩やねん？」

「塩だよ」

仁美、「違うよ」

　

優佳、「あんな、優佳な、韓国のことよく知ってる」

さんま先生、「何でや？」

優佳、「だって韓国語とか知ってる」

零治、「俺の友達に韓国人いるよ」

彼野人、「ボンジュール・・」

仁美、「（優佳に）あのね、だから食べる物だからね」

さんま先生、「興味あんねんね」

仁美、「食べる物なのに、何か英語のこととか言ってるよ」

優佳、「英語じゃないって。韓国語のことや」

さんま先生、「え、どういこと知ってんの？」

優佳、「え、歌とか知ってる、韓国の」

さんま先生、「どんな歌？」

優佳、「♪ムングンファ　ムングンファ　ウーリナレコー　サンジョーリ」

さんま先生、「へえ～、何でそんなの知ってるの？」

仁美、「あ、これ知ってるわ」（笑）

さんま先生、「うそぉ？。いや、今、『知らん』言うたやんか」

仁美、「言ってないよ」

レポートコーナー　先頭へ

仁美の「私にニックネームをつけてください」

＃簡単なセットです。(^_^;)

仁美、「私、えっ？」

さんま先生、「何なの？」

仁美、「えーと、私、あの、どっかに行って、私にいいニックネームをつけに行った」

さんま先生、「えっ？。そんなメインパーソナリティおかしいよ、口調」

仁美、「いいじゃん」

さんま先生、「いや『いいじゃん』やなしに。違うやろ。僕に『鼻くそ』ってつけられたから、
　　　　　　　　　くやしくて新しいニックネーム探しに行ったんでしょ？。それ、ちゃんと君から説明してくれなわからへんやんか」

仁美、「えーと」

さんま先生、「羊。いや違う。それはもうええのよ。その干支はええの。ちょっと、ちゃんとやって」

＃へびじゃないんですか？

仁美、「えーと」

さんま先生、「羊。いや違うがな。しつこいがな。そんなになんべんもやるネタじゃないのよ。はい、ちゃんと説明してよ」

＃そうか、１２／２９の収録だった

仁美、「さんま先生が、『鼻くそ』っていうニックネームをつけられていやだから」

さんま先生、「やっぱり女性で『鼻くそ』っちゅうのはいややよな？、鼻くそ」（笑）

仁美、「だから」

さんま先生、「そりゃそうやよな、鼻くそ」

仁美、「かわいいニックネームをつけに行ってきたの」

さんま先生、「ああ、街にレポートに行って来たの？」

仁美、「うん」

出かけたのは西新井大師です。

境内に向かう石の道の両脇に出店が出ています。その横にアンケートを入れる大きなBOXをテーブルの上に置いて、

その後ろに仁美が立っています。

１人目－５０代の女性

仁美、「あっぱれの仁美です。私にいいニックネームをつけてください」

そう言って、バインダーにはさんだ紙を渡します。

仁美、「（紙に書いたのを）読んで下さい」

女性、「ピンクちゃんです」

仁美、「何でですか？」

女性、「ピンクのお洋服着てるから。かわいいから。いや？」

仁美、「いらない」（笑）

＃あれ？、喜んでいたみたいだけど・・

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

さんま先生、「ええやんか、ええやんか。せっかく考えてくれたのに。喜んでるリアクションや、あれ」

仁美、「いいじゃん、いいじゃん」

　

２人目－４０代のちょっと太目の女性

仁美、「読んで下さい」

女性、「ユラちゃんです」

仁美、「何でですか？」

女性、「うちで飼っているおかめインコのユラちゃんにそっくりでかわいいです。うふふ」

仁美、「ありがとう」

　

３人目－６０代の男性

仁美、「読んで下さい」

男性、「ひかりちゃん」

仁美、「どうしてですか？」

男性、「輝いてるから、目が。かわいくって」

仁美、「うれしい。ありがとう」

　

－－－－－－－－－－－－－－

仁美、「輝いてないよね？」

さんま先生、「全然輝いてない」

仁美、「わあ、ひどい」

　

４人目－５０、６０代の男性３名

３人でしゃべってます。

男性、「この人の親は誰だい？」

－－－－－－－－－－－－－－－－－

さんま先生、「囲まれちゃったよ、おっさんに」

仁美、「そうだよ」

－－－－－－－－－－－－－－－－－－

男性、「いねえってことねえだろ。親がいなかったらこの子生まれねえだろ」

・・・

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

さんま先生、「君、この対応へたやねえ」

仁美、「何で？」

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

男性、「お母さんの名前は何て言うの？」

仁美、「ゆうこ」

男性、「ゆうこちゃん？・・」

ニックネームですが・・

男性、「あなたのニックネーム？。それともお母さんの、ゆうこちゃんのニックネーム？。どっち？」

仁美、「えっ？、自分」

男性、「ほら考えちゃった。ほらほらほら、考えちゃったよ」

仁美、「読んでください」

（別の）男性、「来年おまえ、ヘビ年だもん。なっ、よし、これに決めたぞ。ツチノコちゃんにしな。
　　　　　　　　　だっておまえツチノコみたいだ。ちっちゃくておまえ、なんかよお」

仁美、意味がわからないみたい。ただ笑ってます。

男性、「イメージわかんないか？。ツチノコってへびなんだよ。こんなちっちゃいよ、今、まぼろしのへび」

仁美、「わあ、やだぁ。へび嫌いだよぉ」

男性、「嫌いか？。へびは嫌いか？」

仁美、「い～です」

男性、「『い～です』。よ～し、やったぁ。ハハァ」

仁美、「いらないっていうことです」

男性、「いらないの？。かぁ～、残念だねえ。またな。またおじちゃんが１５人くらい連れてくるから。
　　　　　そしたら、何とか１人答えがあるかもしれない」

仁美、「さようならあ」（笑）

男性、「そこで待ってろ。まだ何時間いるんだ？」

仁美、「呼び捨てしないでね」

男性、「あ、ごめんなちゃい。ごめんね」

５人目－６０代の男性

仁美、「ニックネームをつけてください」

男性、「ちょっと待って。急に言われてもニックネームつけようがないよ、おじさんに」

４人目の男性が戻って来て、「イングリッシュ、イングリッシュ」

男性、「いやちょっとちょっと、ちょっと待てよ」

－－－－－－－－－－－－－－－－－

仁美、「またいんの？」

－－－－－－－－－－－－－－－－－

４人目の男性、「この子若いから、英語がいい」

男性、「いやいい、もういい。英語も何も、俺はアメリカ人じゃないんだから英語書けるわけないんだから。なあ」

と言ってその男性が書いたニックネームは、

「仁美ちゃん、かわいい子だね。たいすきだよ。武田実」（笑）

＃それは感想じゃないんですか？

仁美、「いらないです」

男性、「しっかりがんばってな」

－－－－－－－－－－－－－－－－－－

さんま先生、「はい、この中で選んだ方がいいわけ？、そしたら」

仁美、「うん」

さんま先生、「そしたら、『仁美ちゃん、大好きです。かわいいね。武田実』」

仁美、「やだぁ」

さんま先生、「これ、意外と長くて変わっててええんとちゃうかなあ」

仁美、「出していいの？」と言って出したのは、ニックネームの一覧が書かれたフリップです。

紹介されたものの他には、トットちゃん、トッポジージョちゃん、ともこさん、岡村ちゃん、歯っかけちゃん

などがあります。

さんま先生、「『武田実』、決定決定」

仁美、「えーと１番。行くよ、おーい」

さんま先生、「『仁美ちゃんかわいいね。大好きだよ』。『たいすき』や。『たいすきだよ。武田実』」

仁美、「ねえ、いい？、さんま先生」

さんま先生、「う、うん」

仁美、「あの、１番大好きなニックネームは、ひかりちゃん」

さんま先生、「ひかりちゃんて他の人の名前やんか？」

仁美、「何で？。いいじゃん。かわいいもん」

さんま先生、「ほんなら、ひかりちゃんがうれしいわけ？。ツチノコちゃんは？」

仁美、「やだ、やだ、やだ、自分で決めたんだもん」と、頭を左に傾けます。

さんま先生、「（笑）島倉千代子か？、君は」

仁美、「だってさあ、さんま先生、自分で決めんだもんけと、今度は右に傾けます。

さんま先生、「自分は自分でそう呼んだらええねん。おいらは『鼻くそ』で呼ぶからね、それでも」

仁美、「やだぁ」

さんま先生、「どっちがいい？。あの、『仁美ちゃんかわいいね。たいすきだよ。武田実』と『鼻くそ』とどっちがいい？」

仁美、「えーと、ひかりちゃーん」

さんま先生、「いや、そんなんあかんやん。ひかりちゃんて中途半端やんか？」

仁美、「中途半端じゃないよねえ？、みんな」（笑）

さんま先生、「（笑）違いますよ。中途半端だよね、みんな。
　　　　　　　　　だから、１番いいのは？。２択」

仁美、「いっぱいある」

さんま先生、「・・どれがいいの？。何でもええねん、もう」

仁美、「決められなーい」

さんま先生、「はい、決めないでいきましょう。ほな、『鼻くそ』ね」

仁美、「やぁ～だぁ～」（笑）

いただき俳句教室　先頭へ

セットが変わりました。和室です。

畳の上に座布団が置かれ、その上にさんま先生と生徒５人が座っています。

さんま先生の後ろは床の間で、生徒達の後ろは障子戸です。

さんま先生、「私はわかってますね？。俳句教室ですから、ちょっと古風なバスガイド、何でやねん？」(笑)

着物を着ています。

テーマは、「新しい」です。

・新しい　歯ぶらし買って　年明ける（彼野人）

さんま先生、「いいですねえ。いただいときましょうかねえ、ちょっと」

彼野人、「やった！」

・いつだって　大切なのは　最初だけ（由記）

さんま先生、「なるほどね。こう、恋愛をする年齢になってこられましてね、そういうこともわかってきたわけですね。
　　　　　　　　　大事にしてくれんのは最初だけ。そうじゃないんですけどもね」

由記、「別に、そういう意味じゃないんですけどね。だからノートだって、
　　　　　　始めのうちは字を書くのもめちゃくちゃきれいやけど、最後の方はもうきたない」

さんま先生、「そうそう。新しく買ったもん、ちょっと汚れただけで拭いてたのに、もう２年ぐらいたつと、
　　　　　　　　　きったない冷蔵庫だったりしますからね。いただきましょう、それ」

　

・出直そう　みんなが見てる　自民党（英美香）

さんま先生、「それ、おまえ考えたんちゃうやろ？」

英美香、「ひどい」

さんま先生、「こんなもん、おっさんが考えたやつやんか？」

英美香、「いや、ちょっと待ってください。私は今６年生で、自民党とか人権のことなどを勉強してるんですよ」

さんま先生、「はぁー、そうなんですか。これ、自分で考えたものなんですか？」

英美香、「はい」

さんま先生、「いただきましょう、そしたら。これはもう、ひょっとしたら、『おーいお茶』の裏にも書くぐらいに。
　　　　　　　　　それはもう、かなりの上出来です。週刊文春に送りつけたいぐらいですからね」

・これからは　ママと呼ばずに　お母さん（優佳）

さんま先生、「何で？」

優佳、「え、だってな、あのな、『ママ』って言ってたら恥ずかしいもん」

さんま先生、「あ、もうそういう風になったの？」

優佳、「うん」

さんま先生、「あ、恥ずかしくなんの？、『ママ』って呼ぶのが」

優佳、「うん」

由記、「うそぉ？。うち、『ママ』って呼んでる」

さんま先生、「あ、ママや。ここの家、ママじゃないのにママって呼んでるよ」

彼野人、「うちも『ママ』って呼んでるよ」

さんま先生、「恥ずかしい時期が来るの？、由記ちゃん。来ないの？」

由記、「うん」

彼野人、「うち、こない」

さんま先生、「ああそうか。君とこのお母さん、『ママ』っていうのが、違うニックネームみたいに思えるからな。
　　　　　　　　　ええ、ビックママ。もう今年から『お母さん』て呼びたいわけ？」

優佳、「うん」

さんま先生、「ああ、いいですね。ちょっとだけいただきましょう。ちょっとだけですよ」

　

・新しい　自分が昔の　俺責める（零治）

さんま先生、「こりゃ、これは零治、おまえもうね、小学生にして俳人」（笑）

零治、「どういう意味？、『はいじん』て」

さんま先生、「おまえもう、死んじゃってんの」

零治、「えっ」と、死んだまね。

さんま先生、「これは、もう１度零治。これは深いよ、おまえ。久々のヒット。ちょっともういっぺん言うてみ、もういっぺん。
　　　　　　　　　これはもうスタッフのみなさんにも俺にも、もういっぺん聞きたいわ」

零治、「新しい　自分が昔の　俺責める」

さんま先生、「かぁ～。もう、駆けつけ三杯賞（笑）。いただきすぎ。駆けつけ三杯。これは素晴らしい。これはいいですよ」

彼野人、「うん。これ、また聞きたい」

さんま先生、「えっ、また聞きたい？。すいません、こちらのリクエストによりましてね。すいませんが、零治さん」

零治、「新しい　自分が昔の　俺責める」

彼野人、「ああ、これいいねえ。このしぶさがいいねえ。こういう時にしぶ茶を飲んで、ああ気持ちいい」

さんま先生、「出ちゃったよ。いいものも全部おじゃん、いつも。おじゃん小僧、おまえ」

彼野人、「『おじゃん小僧』って？」

さんま先生、「何でもいいんです、そんなの。さあ、今日は零治君が大賞をいただきましたけど、今日はですね、
　　　　　　　　　　みなさまと対戦したいと、いろんな小学生から挑戦状が来ております」

彼野人、「いい度胸だね」

さんま先生、「いい度胸ですね。それではちょっと呼びましょうか。検索くーん」

置き物がおいてある部分の床が持ちあがり、モニターが現れました。

零治、「おお、すげえ。すごいじゃん、これ。かなり凝ってる」

　

ビデオの映像に変わります。

港に小さな漁船が何隻も繋留されています。

「あっぱれ小学生　俳句対決」というテロップが出ます。

小学生のナレーションで、「私たちの住む、青森県平内町浦田は、ほたて漁で有名です」

さんま先生、「ここ行きましたね、我々」

懐かしい。９５年のふれあいドキュメントで訪問した浦田小学校の全景が映ります。

代表の女の子、「ここ、浦田小学校。全校児童、たったの１７人です」

階段のところに全員が集まって、「イェーイ」

右端のメガネをかけた男の子が、飛び跳ねながら話しています。

「さんまさん、覚えてる？。へをしたはじめだよ～」

９５年、１年生で登場していた佐々木甫（はじめ）君ですね。相変わらずの明るいキャラです。

まずは、北川怜奈ちゃんからです。

怜奈、「２年生のきたがわれなです。特技はピアノです。では一句いきます。

『新しい　一年生が　二人来る』。うれしいなあ。さんまさん、どうですか？」

さんま先生、「あ、いい。いただきましょう、これは。『新しい１年生が二人来る』。君ら、この気持ちわからんやろ？」

優佳、「わかる」

さんま先生、「どういうのでわかんのや？」

彼野人、「だってうちだってそうなったもん？」

さんま先生、「え？、おまえ分校？」

彼野人、「え、分校ってなあに？」

さんま先生、「田舎の学校で、全校生徒で十何人とかそんなんや」

彼野人、「うち、３８」

さんま先生、「全校生徒で？」

彼野人、「うん」

さんま先生、「おまえ、ちっちゃい小学校やねんな」

彼野人、「違うよ。あの、３年１のクラスで」

さんま先生、「何じゃそりゃ。これ、『ニ人来る』ってね、もう２人でうれしいわけよ。０の時もあるわけよ。
　　　　　　　　　『今年、新入生はいません』ていうときがあるわけよ」

零治、「じゃ、いただくわ」

次は、佐々木朋子ちゃんです。

朋子、「４年、ささきともこ。趣味は、絵を描くことです。では俳句を詠みます。
　　　　　『三学期　がんばるがんばる　がんばるぞ』。さんまさん、どうですか？」

さんま先生、｢最低です｣(笑)

由記、「(笑)ハハハハハ。やった」

零治、「俺の友達の姉ちゃんにそっくりだ」

彼野人、「やったぁ」

さんま先生、｢『がんばるがんばる　がんばるぞ』と。文字も多いですからね。まあ、気持ちは伝わってきます。
　　　　　　　　　　もうその俳句の五七五にしたためるよりも、がんばる気持ちが勝ってしまったという、
　　　　　　　　　　そういうことですね｣

次は、後藤恵太君です。１年生の時、ふれあいドキュメントに出ています。

恵太、「６年生のごとうけいたです。特技はイチローのまねです」

さんま先生、｢ほぅー、右バッターだよ｣

右打者のイチローです。そういえば、１年の時も、「イチロー選手みたいになりたい」と言ってましたね。

恵太、「一句いきます。『新年か　あっという間だ　十二歳』。さんまさん、どうですか？」

さんま先生、笑ってます。

零治、「あれっぽい。何だっけ？、『ミスターオクレを捜せ』のおおうちみつる系じゃない？」

さんま先生、｢おまえそれ、なんべんも見てるみたいやな。えー、でもいいですよね。あっという間に１２歳。
　　　　　　　　　あっという間に４５歳ですからね、私は。これは、気持ちわかりますよね｣

彼野人、「えー、うそぉ？」

さんま先生、｢まあ、こりゃちょっとまだいただけませんけども。イチローの物まねを右でやるあたりがいいですね。
　　　　　　　　　今、女性問題で困ってらっしゃるから。立つ打席がわからなくなってきてるんですよね。
　　　　　　　　　それをあらわしてらっしゃる、深いことですよね。お金を払ったのに許してくれないという。
　　　　　　　　　そういうわけで、いただき俳句教室でした」

（拍手）

海仙人、「いやぁー、みんなうまいもんじゃのう。ホッホッホ。わしも負けずに一句。
　　　　　　　『女房の　顔色次第の　もう一本』てのはどうだ？。ウハッハッハ。
　　　　　　　しかし、むなしいだけでいただけないなあ、こりゃあ。ところで、いただき俳句教室では、
　　　　　　　小学生の作った俳句を募集しておるぞ。今回は、『冬』、もしくは『両親』をテーマにした俳句じゃ。
　　　　　　　採用された方は、テレビの前で発表してもらうぞ。ハガキに書いてどんどん送ってもらいたい。
　　　　　　　住所、電話番号も忘れずにな」

送り先は以下の通りです。

〒１１９－０１８８　フジテレビ　あっぱれさんま大先生　「いただき俳句教室」係

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