あっぱれさんま大先生

3/29、「春のバレーボウリング大会」

活動記録1992年前半へ

あっぱれトップページへ

1回戦 2回戦 決勝


組み合せ(1回戦)

裕太、佳奈子vsブランド、佳奈子

ジェイムス、ちほチームvs章久、絵梨チーム

市役所、気恵チームvs福長、亜由美チーム

ブランド、実咲チームvs内山、未央チーム

さあ、優勝は誰の手に?


まずは、ペアと対戦チームの発表から。

トーナメントボードが用意されています。

一番下に札があり、競技委員長が裏返すと男女のペアの名前が現れます。

さんま先生、「まずはこのチーム。明子、裕太チーム。このチームと対戦するのは、ブランド、佳奈ちゃんチーム」

佳奈子、「負けたらどうしよう」

ブランド、「だいじょぶだいじょぶ。任しといて」

裕太、「その言葉忘れんなよ、おまえ」

さんま先生、「1回戦2組目。ちほちゃんとジェイムスチーム。
         対抗するのは、絵梨ちゃんと章久チーム。今、うわさのカップル」

章久、「何だと」

さんま先生、「続きましてはこちら。3組目は、きーちゃんと市役所チーム。きーちゃん、いいですか?」

気恵、「ん、いいよぉー」

さんま先生、「この格好はどうですか?」

気恵、「面白い・・涼しい・・夏みたい」

さんま先生、「変な感想。続いては、福長、亜由美ちゃんチーム」

「ほぅー」と、冷やかしの声が。

さんま先生、「最後の組み合せはこちら。ブランド、実咲ちゃんチーム。
         あの、男の子が1人足らないんです。だから、誰か2回やるとなると、これは仕方ないね」

章久、ボードのところへ行き、「じゃあさあ、2人とも、2人とも、えーとさあ僕思うんだけど」

さんま先生、「えーい」と、マイクで頭を突きます。(笑)

裕太、「訳わかんねえよ」と、頭を突きます。

章久、「2人とも戦ったらどうするの?」

ブランドのペア2組が、決勝戦に残ったらどうなるのか?、ということを聞いています。

さんま先生、「ブランドが、ここ(決勝戦)へ来て、またブランドがここへ来ることは絶対あり得ません。
         それを見込んでのトーナメントです。そして、もう残りはわかってますね?。内山、未央ちゃんチーム」


1回戦 先頭へ

・裕太、明子チームvsブランド、佳奈子チーム

まずは明子。真っ直ぐ左溝に落ち、ガーター。

佳奈子もレーンの真ん中ほどで左にガーターです。

次は裕太です。ひときわ男子の応援の声が大きくなりました。

さんま先生、「たくさんの声援を背に裕太がいきます。裕太、投げたぁ。ゆうたー」

右にガーターでした。

ブランド、1本倒せば勝ちです。

さんま先生、「ブランド、ブランドが行った、ブラ、倒れたぁー・・」

トップピンの左隣のピンに当たり、6本倒しました。

ブランド、「まかして」と、得意げです。

裕太、くやしそうです。

さんま先生、「これは残念、裕太。(笑)裕太君が涙ぐんでおります」

裕太、「くやしい」

・ジェイムス、ちほチームvs章久、絵梨チーム

チームの紹介の時、何故か章久、みんなより前に立っています。

さんま先生、「あの、章久君。一歩前に出過ぎですので・・」(笑)

章久、また「必殺技」を考えているようです。

まずはちほです。

ちほ、「指が抜けない」。ボールの指を入れる穴にはまったんでしょうか?。(^_^;)

さんま先生、「そんなに指太いの?。(ちほの指を見て)かわいい指しているじゃないのあなた、やらしい」

そのちほですが、左溝にガーターでした。

次は絵梨。

さんま先生、「ぶどうを食べて育ちました。絵梨ちゃん投げた・・だめぇー」

右溝にガーターでした。(^_^;)

ジェイムスです。服装が妙に似合っています。

さんま先生、「・・いったいった。いったぁー」

6本倒しました。ジェイムス飛びあがって喜んでいます。

さんま先生「ジェイムスがやりました。ジェイムスが意表をついた。まさかのジェイムス」

次は章久です。

章久、「多分これできないかも、必殺技」

さんま先生、「どんな技?」

章久、「えーとね、サンダードラゴン」

左隣のレーンから投げようとしています。(笑)

章久、「あー、重いよこれ。軽いのしかできないんだよ」

絵梨、目をつぶって祈っています。

さんま先生、「章久が、サンダードラゴン。章久、サンダード・・」

左溝にガーターでした。

章久、「やっぱり必殺技出せなかった。軽いのしかできないの。ばかだぁ。間違えた。こうだった、ドーン」

右手を後ろに大きく振り上げて投げるという技のようですが、

ボールが重すぎて、振り上げられず、左手でもボールを支えて投げていました。

さんま先生、「絵梨ちゃん、残念ね?」

絵梨、「はい」

さんま先生、「でも、彼と一緒にボウリングできたのは良かったね?」

絵梨、大きくうなずき、「はい」

さんま先生、「ボウリングはガーターだったけど、人生はストライクよ」(笑)

・市役所、気恵チームvs福長、亜由美チーム

さんま先生、「頑張ってくださいね、きーちゃん」

気恵、「うん、頑張る。きーちゃんねえ、子供の頃ねえ、1回だけやったことある」

さんま先生、「・・今も子供よ」

気恵、「いつもそれねえ、間違ってお父さんに言われる」

さんま先生、「・・何本倒せる?」

気恵、「わかんなーい」

さんま先生、「ありがとー。さあ、そしてこちら。ほっぺの赤い福長君。もう、亜由美ちゃんと組むと
        緊張してしゃべれなくなってしまうんですよねえ。もうちょっと男らしく」

福長、「はい」

裕太、「さんまさん、それ以上話しかけると泣きます」

泣きました。(笑)

さんま先生、「亜由美ちゃん。こんな涙もろい彼はどう?」

亜由美、首をかしげます。

さんま先生、「意外と冷たいリアクションやから、いつも。女はこれやから恐いね」

 

まずは気恵です。

ボールの穴に指を入れて持ちますが、重いのかバランスを崩して、よろけてしまいます。

さんま先生、「何だ、こいつは?」

市役所、「そうじゃなくて」と、気恵に指の入れ方を教えますが、

結局気恵、両手でボールを持ちます。

さんま先生、「そんな投げ方でいいの?」

気恵、「うん、いいの」

さんま先生、「指入れないの?」

気恵、「入れないの」

そして、ボールを持ち上げて、頭の後ろに持っていきます。

さんま先生、「きーちゃん、危ない。きーちゃん。お母さん、どんな教育しているんですか?」

気恵、「えっ、面白い教育」(笑)

気恵、後ろに下がり、腰を振り(笑)、助走をつけて前に出てきます。

そして止まり(笑)、両手で足の間から転がしました。

さんま先生、「いったいった」

気恵、「あっ、止まっちゃう」

ボールはトップピンに当たり、9本倒れました。

気恵、喜んで飛びあがり過ぎて、転んでしまいました。

さんま先生、「奇跡を呼びました。奇跡を呼んだきーちゃん」

裕太の母、「魔女、魔女」

次は亜由美です。

中々いいコースでしたが、やや左でした。1本倒しました。

次は市役所。

さんま先生、「さあ、これを倒そう。市役所」

投げた後、自分が倒れました。(笑)

ボールはいいコースだったんですが、倒せませんでした。

次は福長。

さんま先生、「あー、残念でしたねえ」

ピンの手前で左溝に落ちました。

・ブランド、実咲チームvs内山、未央チーム

さんま先生、「・・・ブランドが再び登場して参りました。先ほどは見事な逆転勝ちで」

ブランド、「はい」

さんま先生、「ライバル裕太を蹴落としました」

ブランド、「はい」

さんま先生、「今度は実咲ちゃんとのコンビ」

実咲、「絶対勝ちたいな」

さんま先生、「ね、『佳奈子ちゃんの時にはあんなに頑張ったのに、私の時はどうしたの?』と言いたくないよね」

実咲、うなずきます。

さんま先生、「そして内山、首は?、首は?・・あったあった」

服装の関係で首が見えません。(笑)

さんま先生、「内山、君のグループは全部敗退してるよ」

内山、「俺は勝つからね、勝つから」

福長、「ウッチャン、負けたら晩飯抜きだって」

内山、「ゲッ。負けるわけねえじゃん、こんなやつに」

ブランド、「だいじょうぶ、勝つからね」

さんま先生、「裕太もそう言ってました。『負けるわけねえじゃねえか、こんなやつ』。見事惨敗」

内山、「大丈夫。俺の後ろには姪ばあちゃんが付いてる。死んだばっちゃんが」(笑)

 

まずは実咲。右にガーターです。

次は未央。

さんま先生、「さあ未央。未央の背中を見て。こんなに悲しい背中に誰がしたの?。みおー」

ピンの近くまでいったんですが、左にガーターです。

次はブランド。

さんま先生、「またしても男の戦い」

実咲、「ブランド君がんばって。絶対頑張ってよ」

さんま先生、「笑顔でうなずいたブランド。テレビの向こうは敵ばかり」(笑)

実咲、「今度ガーター出したら、私泣いちゃうよ」

内山、「ガーター出せよ」

さんま先生、「ブランド行こう。あー、あー、1本」。左端のピンを倒しました。

そして内山。真顔です。

内山、「俺これ真剣にやらなくちゃ晩飯抜かれちゃうよ」

さんま先生、「(笑)内山、その真剣な顔やめなさい。君、何か蚊取り線香のフグみたいな顔してる」

真剣な内山でしたが右にガーターでした。

内山、「やべえよ。晩飯抜きだよ。ブランド君、もう1回やらない?」

ブランド、「やだね」

実咲、「1本で勝った」

さんま先生、「きたないなあ。1回で終わりや」

内山、「あー、やっぱり今日死んだばっちゃんに線香あげてこなかったからだよ」(笑)

 

2回戦 先頭へ

・ブランド、佳奈子チームvsちほ、ジェイムスチーム

さんま先生、「恐れていた事がおこってしまいました。まさかブランド君が、2チームとも残すとは思わなかったです」

ブランド、「何で?。僕は最初っから予想してたよ」

内山、他、「ちほちゃん、ガンバレー」

さんま先生、「もうブランド君は・・あっぱれ学園、ほとんどちほちゃんチームの応援です。
        またしても、もてもてブランドになるのか?。やはり、あいつらはだめね?」

ブランド、「そうそう」

さんま先生、「口ばっかりでね」

ブランド、「そう、もてない男はだめなんだよ、やっぱ。もてる男は何でもできるんだって」

この発言が男子のひんしゅくをかってしまいます。

内山、他、「スキーで勝負しようぜ、スキーでよう」

さんま先生、「往生際の悪いやっちゃなあ。何2人(内山、裕太)、いつも偉そうな事言って涙ぐみやがって。
        くやしかったらボウリングで勝てよ。ブランドは勝ったんやぞ」

裕太、「さっきのはね、手ならしなんだよ」

内山、「俺はね、死んだばっちゃんに線香あげてこなかったからだよ」(笑)

さんま先生、「もうそれはええねん」

 

まずは佳奈子。またもや左にガーター。

内山、他、大喜びです。(笑)

続いてちほ。

さんま先生、「何か数学の勉強みたいね。○と□っていうのは」

#これは、ボウリングとちほの顔のことを言ってます。(^_^;)

ちほ、「六角形です」

さんま先生、「あっ、ごめんなさい」

ちほ、左端のピン1本を倒しました。

続いてブランド。

男子から、「負けろ!」コールが起こってます。

しかし、トップピンの右隣に当たり、8本を倒しました。

さんま先生、「またしてもブランドがやりました」

そしてジェイムス。

さんま先生、「さあ、恵比寿の貴公子、ジェイムスが行った。だ、だめだ・・・
         あーあ、恐れていた事がおこってしまいました」

ブランド、勝ち進んでいきます。

 

・市役所、気恵チームvsブランド、実咲チーム

内山、他、「キーちゃんガンバレー、魔女ガンバレー」。必死の応援です。

まずは気恵。意味のない助走をして(笑)、レーンの前で止まり、足の間から転がします。

気恵、「あー、だめだこりゃ」

今回は右にガーターでした。

次は実咲です。ブランドがアドバイスをしています。

が、左にガーターでした。

次は市役所です。左端から2番目のピンに当たり、3本倒しました。

そしてブランドです。

実咲、「ブランド君、絶対頑張ってね!」

さんま先生、「さあブランド、3本以上倒せるか、ブランド」

バランスを崩したのか、右にガーターでした。

男子、大喜びです。(^_^;)

実咲、「何で、私の時にガーター出すの?」

男子、「ざまあみ、ざまあみ」

ブランド、悔しがっています。と思ったら、実咲に土下座。(笑)

さんま先生、「こんなことを素直にできる男なんです(笑)。おまえ、もう最低」

 

決勝 先頭へ

・ブランド、佳奈子チームvs市役所、気恵チーム

決勝は2フレームです。1人2回投げます。

まずは佳奈子。

さんま先生、「佳奈ちゃん緊張、おっ、水泳大会で優勝した時の顔に戻りました佳奈ちゃん。
         何かしゃべりが夏木豊になってきた」

球が重いのか、バランスが崩れますね。左にガーターです。

佳奈子、「もうやだア」

次は気恵です。

さんま先生、「さあ魔女、魔女きーちゃんが投げます」

ボールは右に・・ガーターか?、いや、内側にカーブしてきました。

そして、トップピンの右隣に当たり6本を倒しました。

気恵、飛びあがって喜びます。

よく言ってることが聞き取れませんでしたが、2回目だそうです。

さんま先生、「きーちゃんがまた、奇跡を演じました」

次はブランドです。

さんま先生、「さあ、ブランド行きます。この、あっぱれのヒーロー、ブランド。うわぁー、あー・・」

ピンの近くまで行って左にガーターでした。

次は市役所です。

内山、「スマイルだぞ、スマイル」

左にガーター。スペアは取れませんでした。

ここまでは、6対0で市役所、気恵チームがリードです。

2投目。まずは佳奈子。

今回は、少し力を抜いて投げたようです。

トップピンの右隣に当たって、4本を倒しました。

次は気恵です。

内山、「きーちゃん、魔法使っちゃえよ」

ジェイムス、「出来る限り使っちゃえ」

さんま先生、「きーちゃん、魔法使わないの?」

気恵、「うん、使わない」

魔法を使わなかったためか(笑)、右にガーターでした。

ここまで6対4で市役所、気恵チームがリード。

次のブランドの1投で決まります。

ブランド、投げます。ボールは真っ直ぐピンに・・・・が、右側を通り抜けてしまいました。

内山、「イエーイ」と大喜びです。

負けず嫌いの佳奈子、怒りが爆発。

佳奈子、「やだア。せっかくここまで来たのに、何でああなんの、やだア。・・・
      何で出さない?、てめえ。えー、ふざけんじゃねえよ」

ブランド、再び土下座です。

さんま先生、「こんな台本、構成作家書けないよ。ブランド、見事キャラクター通りやってくれました」

佳奈子、「許さないよ、ねえ、実咲ちゃん。ふざけんじゃねえよ、てめえ」

さんま先生、「おまえら何ちゅう女やねん?。ここまで頑張ってくれたやないか、ブランド」

佳奈子、「だってあそこまで行ったんだよ。何でそれがさあ」

実咲、「だって私の時だってさあ、佳奈ちゃん時はいっぱい出して、私だけガーターになっちゃうでしょう」

男子、「言っちゃえ言っちゃえ、ほら」

佳奈子、「せっかくガーターじゃないときに倒さないんてさあ。えー、ふざけんじゃねえよ」

実咲、「ねえ、ほんとに」

佳奈子、「ほんと」

さんま先生、「君ら何ちゅうやつや?。ブランドは頑張ったやないかい」

佳奈子、「でも、あそこで倒してくんないとさあ」

さんま先生、「これが女やねん」

ブランド、「僕が悪かった。これは佳奈ちゃん達の責任じゃなくて、僕が悪かったです」

さんま先生、「うそ?」

ブランド、「ほんと、僕が悪かったです」

さんま先生、「おまえ、それはもてるわ」

裕太、「ブランド、何であやまんな。おめえ頑張ったじゃねえか」

さんま先生、「なあ裕太。友情が芽生えてきた。愛が終わって友情が始まる」

 


先頭へ