あっぱれさんま大先生

2/16、「内山、失恋と相撲部屋」

活動記録1992年前半へ

あっぱれトップページへ


教室 先頭へ

さんま先生、髪を短く切ってきたのですが、章久、さっそく「反撃」します。

章久、「変な頭」

さんま先生、「エーン」。机に突っ伏して、泣きまね。

さんま先生も章久に、「変な頭」

章久、「・・・」。言葉に詰まりますが、再びさんま先生に、「変な頭」

 

明子、「こないだ、渡せなかったチョコレート」

前回の「バレンタインの告白」で、チョコレートを渡していなかったようですね。

さんま先生に葉っぱの模様の入った紙袋を渡します。

さんま先生、「ありがとう。今度、僕とスーパーボール見に行かない?」(笑)

明子、「えっ」

裕太、「だっさぃ」

 

今回は、バレンタインのチョコレートをもらった男子達が、お礼の手紙を読んで女の子に渡します。

まずは章久から。

章久、「絵梨ちゃんへ。どうもありがと。とってもうれしかったです。僕にとっては、初めてのバレンタインチョコです。
     去年は弟が幼稚園でチョコをもらってきて、僕に見せびらかして、一口もくれなくてくやしかったけれど、
     今年は僕も見せびらかしました。一生の記念に写真にも撮ってもらいました。(笑)
     恥ずかしくて、目を見てお礼が言えなくて、言えないけれど、本当にどうもありがとう。章久より」

さんま先生、「チョコレート、写真に撮ったのか?。もらったところ」

章久、「だって、初めてなんだもん」

さんま先生、「そうだよね。これ、最初で最後かもわかんないよな?」

章久、「うん

さんま先生、「ごめん。目を見て渡しなさい、章久・・」

章久、絵梨のそばに行き、「ありがとう」と、手紙を渡しました。

絵梨、「ありがとう」。うれしそうです。

 

次はブランドです。2人からもらいましたね。まずは実咲へ。

ブランド、「実咲ちゃんへ。チョコと君の気持ち、本当にうれしかった。ありがとう。
      僕は女の子なら誰でもいいわけじゃないんだよ。かわいくて、優しい女の子が好きです。
      (「キザ」な野郎だよという声が)
      はっきり言って、実咲ちゃんは僕の理想です。でも僕は悩んでいます。
      君と佳奈ちゃんは大の仲良しだから、どちらを選ぶなんて、君達の友情も大切にしたいし。
      こんな僕だけどよろしくね。ブランドより」

そしてブランド、「はい実咲ちゃん」と、手紙と小さな箱に入っているプレゼントを渡します。

実咲、「えっ、うそぉ。どうもありがとう」

実咲はうれしそうですが、男子達からは、気のない拍手がおこりました。(^_^;)

さんま先生、「ちゃんと祝ってあげろ、バカヤロー」

章久、「自分だって」。さんま先生も気のない拍手をしていました。(^_^;)

#章久は、ちゃんと拍手していました。

引き続きブランド、佳奈子へです。

ブランド、「大きなチョコをありがとう。かわいい佳奈ちゃんの顔を思い浮かべながら食べました。
      おかげて虫歯になりました。ありがとう」

さんま先生、「(笑)おまえは、何て野郎なんだ」

ブランド、「僕が傷つくようなことを平気で言う佳奈ちゃんですが、本当はとってもやさしい、
      そしてちょっとおませな佳奈ちゃんが大好きです。
      三段腹はもう二段になりました。内股は、サッカーのパスの練習で一生懸命直そうとしています。
      もう少しするとかっこいい僕になるからね。これからもよろしく。ブランドより」

また男子達は気のない拍手を。(^_^;)

章久だけは「良かったね」と、ちゃんと拍手してます。

佳奈子にも、手紙と、実咲と同じプレゼントが渡されました。

佳奈子、実咲に「何かちょっと恥ずかしくない」と、ちょっと照れているようでした。

さんま先生、「これ何かドラマ撮ってるみたいだよ。どうしたの?、実咲ちゃん」

実咲、「ブランド君は優しいから。私達親友でしょ、ねえ。で、どっちか選ぶってことしないから、
     やっぱり選んで良かったなあと思って」

 

次は内山です。

内山、「このたびは」

さんま先生、「このたびって。結婚式か」

内山、「このたびは結構なチョコレートをいただき、大変ありがたく思います」

さんま先生、「(笑)おまえな、言い回し古いわ、どうも」

内山、「お礼に、僕の唄を聴かせてあげたいと思います。♪よけいな ものなど ないよねぇー」

さんま先生、「おまえが余計なんだよ」

内山、「それから、もし今度くれるときは、肉をお願いします。
     それで、肉だけでは体に悪いので、野菜を添えてお願いします。
     そして、僕がアダルトビデオのカメラマンになったら、未央ちゃんにモデルをお願いします。(笑)」

未央、手と首を振って。「嫌」と言ってるようです。

さんま先生、「(笑)そりゃそうやな。そりゃそうや」

内山、「ではよろしくね。内山より」

さんま先生、「そりゃそうやな、内山。好きな彼のために何かをしてあげる・・」

未央、「好きじゃないもん・・何でもない

佳奈子、「好きじゃないって」

ちほ、「何かあげる人がいなかったんとちゃう?」

未央、「何でもない。(ちほに)何でもないよね。ねっ、ねっ」

さんま先生、「何?。内山君が好きだったんでしょ?」

未央、「いや、別に。好きって、まあ友達っていう感じ」

さんま先生、「先週と全然態度違うやんか。1週間で考え変わってしまったの?」

内山、「目がいてえよう・・逆さまつげなんだよ」

急に目を押さえてますね。

さんま先生、「手術しなくちゃいけないの?」

内山、「そう」

さんま先生、「そんなことないよ」

内山、「勝手に涙が出てくんの」

さんま先生、「(笑)おまえ、おまえもかわいいとこあるやないかい。『勝手に涙が出てくる』。おまえの気持ちわかるよ、俺は。
        辛いな、あんた言い方ないよな?」

内山、「違う、ほんとなんだよ」

さんま先生、「わかってるわかってる・・・」

実咲、「内山君ていうのは、20歳未満てお断りなんでしょう?。それにさあ、あっこちゃん、前フラれたのに
     何で未央ちゃんはいいの?」

明子、「そう、だってさ、私はやめたのはね、20歳未満つったからやめたんだよ」

実咲、「ひどいじゃん。そしたらあっこちゃん、どっちとも美人だけどさあ、ねえ」

内山、「いや、考えが変わった」

さんま先生、「(笑、パシッ)おまえ最低やな・・・未央ちゃん、そういうことやから。それやったらいいでしょう?」

未央、うなずきます。

さんま先生、「内山、そういうことやっぱ女の子は気にするのよ・・・」

内山、「あーそうか。俺バカだったんだなあ」

さんま先生、「・・どうかしてたよ、おまえ」

内山、「あー、最近テスト悪いんだよ・・俺さ、こないだ30点とって」

ブランド、「僕なんか、いつも100点だよ」

裕太、他、「はいはい」と、また気のない拍手を。

章久、「僕、今日100点とったよ」

さんま先生、「(笑)何でおまえそうなの?・・・内山、今、恋の病で勉強が手につかないのか?」

内山、「・・・」

さんま先生、「未央ちゃん、聞いたか?。君がチョコレートあげたために、内山はテストが30点になっちゃったのよ。
         今までは何点ぐらいとってたの?」

内山、「30点ぐらい」

さんま先生、「変わらへんやろ」(笑)

実咲、「さんまさん。内山君て、アダルトビデオのやつやってくれる人がいいんじゃないの?」

さんま先生、「そうなのか?。何やってんの?」

内山、左手の人差し指と中指を右手の指で交互に触って、未央と明子のどちらかを選ぼうとしています。

内山、「どっちにしようかな」。人差し指が明子で、中指が未央のようです。

さんま先生、「もっと違うようなやり方ないのか?・・・『天の神様の言う通り』まで行けよ」

内山、「天の神様の言う通り あべべのべ 鉄砲撃ってポンポンポン おまけにポンポンポンポンポン」

さんま先生、「おまえ、無理からしてんのちゃうか?」

実咲、「そんな決め方ひどいと思う・・」

さんま先生、「何でや?。天の神さんに聞いたんだぞ」

ここで明子、衝撃発言。

「だからね、もし内山君と未央ちゃんが結婚するとするでしょ。
 で、未央ちゃんがただの奥さんで、私がアダルトビデオのやる人っていうのはどう?」

さんま先生、「それでいいのか?、明子ちゃん」

ブランド、「僕みたいに2つに分ければいいじゃん。未央ちゃんと明子ちゃんを」

さんま先生、「だめ。明子ちゃんは、『私はアダルトビデオのモデルでいい。妻の座は未央ちゃんにあげるわ』っいうてやつよ。
         なっ、おまえかっこいいやんけ。おまえ、持って生まれたプレイボーイやなあ」(笑)

 

再びブランドの話へ。

さんま先生、「・・これ、もしブランドが1人選んだ場合は、どうするわけ?」

実咲、「えー、いや、絶対そういうことしないって」

佳奈子、「うん」

さんま先生、「えっ、それでいいの、2人は」

実咲、佳奈子、「だって親友だもんね」

さんま先生、「うそぉ。ブランド、いつまでもこの状態なの?」

佳奈子、「ちょっとそれだと困っちゃうけどさあ」

実咲、「でもしょうがないじゃん」

ブランド、「2人の希望に応じるよ」

さんま先生、「(バシッ)何を言うてんねん。もう終わり終わり」(笑)

 


ニュースデスク−内山の相撲部屋体験レポート 先頭へ

内山、若松部屋に行きます。

黒のまわしをつけています。

内山、「相撲を教えていただく若松親方です。おはようございます」

親方、「おはようございます。だいじょぶか?」

内山、「ちょっと寒いんですよ」

この一言で、親方ちょっとムッとしたようです。

親方、「寒い?(バシッ)。みんな寒くないじゃないかよ、この野郎」

 

まずは四股(しこ)からです。腰を下ろし、片足ずつ高く上げるやつです。

力士さんの見本をまねてやるのですが、

力士、「・・右足から上げること。右足から」。

親方、「おまえ、右足こっちかよ?」

力士さんにつられて、内山、左足を上げてしまいました。

親方の竹刀を叩く音が。内山、ちょっとビビッてます。

親方、「もうちょっと足上がらねえのかよ?」

内山、「ちょっと上がりませんねえ」。自分の腰ぐらいまでしか上がりません。

親方、「めいいっぱい上げなさい」

内山、「はい」。やはり腰までしか上がりません。(^_^;)

 

次は鉄砲(てっぽう)です。力士に見たてた太い柱に両手を置いて、片手ずつ突いていきます。

その時、突いた手の方の足も一緒に前に出すようです。

内山、左手で突くとき右手を離してしまい、思いっきり体が開いてまぬけなかっこうになってしまいました。

親方、「頭をここ(柱)にガーン(ほんとにぶつけました)とぶつけるぐらいのつもりでやれ」

内山、「いてえ」と、頭を抑えます。

親方、「いてえじゃねえ、この野郎」

 

次は股割りです。足を開いてそのまま地面に腰をくっつけます。

これは内山のもっとも苦手なことですね。当然できません。

親方、「おまえ本当に子供か?。おじさんみたいな体してるな」

ということで、3人がかりでやらされることに。

2人が足を抑え、もう1人が背中を押します。

内山、「うぉー、あっ、いててて。いて、いてて。おーとっと・・おー、おー、あっ、はぁー、おっ、おっ、」

見かねた親方、内山の両手を持って前に引っ張ります。

内山、「あー、あー、あーいててて、あっ、親方」

やはり無理です。

内山、「これで終わりにしましょう」

親方、「やかましい、この野郎。ちゃんとやらないと、飯食わしてやらないぞ!」

再び四人がかりです。

内山、「あっ、あーいててて。あいて」

親方、「まだ涙出てない。ほんとに痛かったら、涙出るよ」

内山、左目を抑え、「あー、出てきた」(笑)

親方、「うそつけこの野郎。おまえの演技にはごまかされねえ、この野郎」

そして、「腕立て伏せならできるだろう?」と聞きます。

内山、さっそく腕立て伏のポーズを。出来るかと思ったら、ただ腰を上下させているだけ。(^_^;)

親方、「そんな腕立て伏せねえだろ」

 

次は取り組みです。

親方、「次は勝負だぞ」

内山、「これで勝ったらすごいな」

親方、「手をついて、さあ来い!」

内山、親方を押すのですが、まったく動かず、投げ飛ばされてしまいました。

再挑戦。今度は親方の腹に頭をつけて押していきます。

親方、「・・ほら、ほら、何してんだおまえ。朝飯食ってねえなおまえ」

内山、「そう、食ってないんですよ」

親方、またムッとしたようです。内山の背中を叩いた後、両手で顔を挟んで上に持ち上げました。

とうとう内山、泣いてしまいました。

親方、「辛いの?」

内山、うなずきます。

親方、「だいじょぶ。痛くないようにするから」

再び取り組みです。親方、軽く床に転がしたのですが、内山、なかなか起き上がれません。

内山、「あいてて、あいてて。ケツが、ケツがいてえ・・・

床がかなり固いようです。

親方、「だいじょぶか?、おい・・よし、今日は終わり・・だいじょぶか?。どこが痛いんだ?・・・」

内山、「背骨のここが」。お尻の少し上あたりですね。

親方がさすると、

内山、「あー、あー気持ちいい。あー」

 

稽古が終わり、

内山、「どうもありがとうございました」

親方、「はい。どう?、辛かった?」

内山、「辛い、辛い

親方、「今までいろんな体験しけど、お相撲ってしんどい?」

内山、「しんどい。空手よりひどいよ」

親方、「お相撲さんになる?」

内山、「わかんない。まだ考えとく」

親方、「いい体してるもんね、でも。また部屋、遊びにこいよ」

内山、「うん、たまに来ますよ」

 

次は、チャンコ鍋を食べます。親方と長男の成紀君(四歳)もいます。

内山、「お相撲さん、どれくらい食べるんですか?」

親方、「俺は腹いっぱいだよ」(笑)

内山、「ご飯は何杯ぐらい食べるんですか?」

親方、「・・・お相撲さんは、おっきいどんぶりで食べちゃうから」

内山、「これ、中身は何入ってるんですか?」

親方、「今日はね、豚みそ。豚肉とあと野菜」

内山、さっそく食べます。「あー、おいしいですねえ」

親方、「お相撲さんになると、毎日食へれるんだよ、チャンコ」

内山、「あー、いや、やっぱり」

親方、「お相撲さんいいだろ」

内山、「でも稽古しないと食べれないんでしょう?」

親方、「そりゃそうだよ」

内山、「それが辛いんですよ」

 

スタジオで。

さんま先生、「今日はいい勉強しましたですね、内山君・・・次はどこに行きたい?」

内山、「スキーやりたいよ、体験レポ」

さんま先生、「スキーなんかあんな厳しくないやないの。もっと」

内山、「あーそうか。えー、何だろう。チャンコ鍋大食い大賞とか」(笑)


先頭へ