2/9、「バレンタインの告白」
教室 先頭へ
まずは実咲の挨拶から。「起立・・きよつけ。おはようございます」
みんな、「おはようございます」
実咲、「もうすぐバレンタインデーです。女の子が男の子に愛のメッセージを送る日です。
このクラスからも、素敵なカップルが出来るといいですね。着席」
さんま先生、「未央ちゃん。また今日は・・ちょっとキュートなまりもちゃん」
グレーのセーターなんですが、何かの毛皮みたいにふかふかですね。
さんま先生、「いいですか。バレンタインデー。バレンタインデーっていうのは、何をするかは知ってますよね?。
福長君、バレンタインデーっていうのは、どういう日ですか?」
福長、「チョコをもらう日」
さんま先生、「チョコもらう日じゃないよなあ、内山。どんな日?」
内山、「義理チョコをもらう日」
さんま先生、「人それぞれで、答えが違うのよね」
ブランド、「女の子に愛の告白をされる日」
さんま先生、「そう、バレンタインデーという日を作って、いつも、ね、気の弱い女の子とか、
なかなか告白しようと思ってもできない、チャンスの少ない人達に与えられた日だよ・・・」
今日のテーマは、「バレンタインデーにラブレターを・・」です。
女の子が、好きな男の子にチョコレートを渡すのですが、
その際、「ラブレター」も用意してあり、内容を読みます。
まずは明子から。
さんま先生、「・・真っ赤なストッキング。かっこいいねえ・・・」
赤のストッキングに、赤のマフラーです。
チョコレートは、白い包装紙に入っています。形は、薄い四角形です。
明子、「1個だけ言っとくけど、この中(教室)にはいません」
佳奈子、「なんだ、そんな・・・」
実咲、「嘘だね、知ってるもん」
明子、「ほんと、ほんと」
その明子のラブレターです。
「アイ・ラブ・ユー。私はあなたと一緒の時間がとても好きです。
あなたのドラマチックな言葉が気に入っています。
愛という言葉がとても好きです。
恥ずかしくて言葉にできないあふれる思いを、チョコレートと一緒に届けます」
佳奈子、「いいねえ」
さんま先生、「いいねえ・・カァー」
明子、「それでね、あげる人はね、あげる人がね・・ウフフ、いるんだけど、絶対このクラスじゃないからね」
さんま先生、「わかってますよ、そんなの」
明子、手を前に出し、「こっから半分・・こっから向こう(生徒のいる方)は違うから」
生徒の中にはいない、ということを強調してます。ということは・・・。
佳奈子、「あー、わかった。もうさんまさん?、じゃない」
さんま先生、「俺?」
明子、「そう」
さんま先生、思わず後ずさりします。
章久、「撮影上は、そういう風になってるんじゃない?」
さんま先生、「どうしよう」
明子、「義理じゃないからね」
さんま先生、「義理じゃないの?。見てみろ、義理じゃない人もいるんだよ。内山、悪いな、君の女を奪ったみたいで」
ジェイムス、「奥さんがテレビ見たら怒るよ」
さんま先生、「やきもちをやかすわけよね」
次は実咲です。
チョコレートは、赤い包装紙に入っています。形は、正方形に近いです。
実咲、「私の気持ちがわからなかったと思うけど、ずっと前から好きでした」
佳奈子、「エヘヘ」(笑ったようです)
実咲、「何笑うんだよ?」
佳奈子、「ごめんなさい。あー、ごめんなさい」
ブランド、「佳奈ちゃんは何かさあ、違うことを考えたんじゃないの?」
さんま先生、「何を言うてるねん?、君は」
実咲、「私の気持ちがわからなかったと思うけど、ずっと前から好きでした。
家にいても、次の撮影日が来るのを待ち遠しく思い、
そして撮影日。あなたの顔を見ているだけでも幸せです。
この気持ち、わかってくださったら、3月14日、お返事待ってます」
さんま先生、「撮影日ということはね」
ジェイムス、「このクラスにいるってことだね」
さんま先生、「・・・他の撮影かわからないよ、そんなの」
章久、「違うよ。きっと違うよ。テレビで見て、わかったっていう意味じゃないの?」
実咲、「こんなかにいる」
ブランド、「(笑)ウフフフ」
さんま先生、「何ニヤニヤしてんだ。(パシッ)・・こいつ、ますます図に乗らすなあ、ほんとに。
2月14日に渡すのか、別に、今渡すのか、どうでもええけども、そんなの。
みんなの見てる前では恥ずかしいやろし」
実咲、「ここで渡してもいい?」
さんま先生、「いや、別に、君が渡したかったら渡してもいいよ、そりゃ」
実咲、「はい」と、すぐブランドに渡しました。(笑)
さんま先生、「こんな堂々とやられたら、困っちゃうなあ。恋は何か、こそこそして欲しいよね。
こんな堂々とした恋、3月14日、返事待ってますって」
ブランド、うなずいてます。
さんま先生、「何照れてるんだ?」。
今度は実咲の頭を突き飛ばしました。
さんま先生、「いやん、こんなオープンに。熱いのおー」
ブランド、「もてる男はつらいよ」(笑)。*この発言がひんしゅくを買ってしまいます。
裕太、「もてる男はつらいけどなあ。つらいと思うけどなあ、それはそうだけどよ、
1人で留守番できないやつとは違うんだよなあ。こいつ、1人で留守番できないんだよ」
さんま先生、「そんなこと比べてどないすんねん。おまえ、何で勝とう思うとんねん?」
裕太、「だってさあ、こう言われたら、さんまさんもこう言われたら腹立つでしょう?」
さんま先生、「・・おまえらもてないからよ。おいらは、ブランドなんか堂々と
『あっ、おめでとう。良かったね。(握手)』、こうなるわけよ」
佳奈子、「ねえねえ、さんまさん。それって何か心で、『コノヤロー』って思ってない?」
さんま先生、「思ってないよ」
裕太、「俺のほんとのクラスだったら、多分泣かしてたぞ俺」
さんま先生、「それはひがみだよ」
裕太、「まあ、それは」
さんま先生、「ひがみやから、素直に、『いいなあ、おまえ、もててよう。俺なんか1人もいねえよ』とか、そういうこと」
裕太、「いいよなあ、俺は1人もいねえよ」。#皮肉たっぷりです(^_^;)
さんま先生、「(バシッ)何ちゅう言い方しとるねん。さわやかに・・」
内山、「警棒でぶん殴りてえよ」
さんま先生、「・・羨ましいんだろ?、内山も。悪かったな、君の明子ちゃんを奪ってしまって」
内山、「羨ましくねえよ・・キザな野郎だよな」
次は佳奈子です。
赤の包装紙、形は、薄い長四角形です
内山、「またあいつ・・・」
さんま先生、「おまえらは、そんなやつ、本当にクラスにいるよ。わからないじゃないの、そんなの」
佳奈子、「私はもうすぐあっぱれ学園の4年生です。幼稚園の時から恋をしてきたけれど、
こんなに私の心を熱く焦がしたのは、あなただけです。
足は短く、あっ、長くないけれど、ハンサムなあなたが素敵。
三段腹だけど、ブランドのスーツに身を包んでいるあなたが、また素敵。
ずんぐりした体と、内股で歩く後ろ姿が、こりゃまた素敵。
私はライバルがいるけれど、恋愛と友情は別のものです。顔で笑って心では絶対負けないぞ、と思ってます。
恋は人生ゲームなのです。このチョコレートの大きさが、私の気持ちです。受け取ってね。佳奈子より。」
裕太、ブランドの足を蹴ったようです。
さんま先生、「蹴ってどないすんのや?」
ブランド、「こういうもてない男にはね・・・」
裕太、「恨まれるんだろって言いたいんだろ?。わかったよ。もう聞き飽きたよ、てめえの話は」
市役所、「ハイハイ、おめでとう」
佳奈子も渡します。「どうぞ」
ブランド、「ありがと」
またも男子、気のない拍手。(笑)
さんま先生、「そんなやり方ないやろ。仕方ないやないか、もてたら。祝ってあげなさいよ」
内山、「あー、よかったね、よかったね」
さんま先生、「その言い方は何や?・・章久だけだよ、どんと構えてるのは」
ブランド、佳奈子が席に戻る時、振り向いて、「ありがとね」
内山、市役所、「あついのぉー」
さんま先生、「ブランド、おまえ、ほんまうまい。本能やな、これは。ありがとうと言えるこの男、嫌な男や」(笑)
次は絵梨です。
*ここで、ついに絵梨の好きな子がはっきりとします。
白いハート型の箱を持ってますね。
絵梨、「あなたは、いつまでもウルトラマンを思い続けるでしょう」
生徒からは驚きの声、スタッフからは笑いの声が。
佳奈子、「あー、やっぱね」
さんま先生、「ごめんなさい。もう1度最初からお願いします・・・」。ちょっと驚いたようです。
絵梨、「あなたは、いつまでもウルトラマンを思い続けるでしょう。(章久の「アウー」という声が(笑))。
私はウルトラマンを思うあなたごと受け止めます。そして私は、ウルトラマンに嫉妬続けるでしょう。
だからこそ私は、いつまでもあなたを愛します。絵梨より。
恋のウルトラ光線で、あなたのハートを狙い打ち」
さんま先生、「(笑)・・おい、約1名態度のおかしくなったやつがいます」
章久、自分の手を見つめて、そしらぬふりを。(笑)
さんま先生、「このクラスにはいないよね?・・渡すの?」
市役所、「おめでと」と、章久の頭を叩きます。
さんま先生、「待て、市役所。ブランドに対しての態度と全然違うやないか」
ブランド、「僕の方がね、かっこいいからだよ。みんなはわかってんだよ」
またひんしゅくを買ってしまいました。(^_^;)
裕太、ブランドにもとへ。「何だこのやろ。てめえ・・」
さんま先生、「誰がそんな下品なクラスにせえ言うたんや」。裕太を突き飛ばします。
ブランドにも「(パシッ)。おまえもおまえや」
絵梨が渡すハート型の箱には、オルゴールも付いているようです。
絵梨、「あっ!」。箱の底が少しはがれてしまいました。
他にも、何かが入った茶色の小さい袋を渡すようです。
さんま先生、「・・・わ、渡してあげて。うそ、何か変だよ。さあ、渡そうか。(笑)何か変だよ。
態度が違う。こんなこの人見たくない・・・」
絵梨、章久に、「どうぞ、取ってください」
章久、軽くお辞儀をして受け取ります。
みんなから拍手が。
章久、机の中にしまおうとしますが、
さんま先生、「章久、机の中に別にしまわなくても、ボーンとこう、堂々と置いといてたらいいのや」
ブランド、「じゃあ僕も」と、机の中から、実咲と佳奈子にもらったチョコレートを取り出します。(笑)
さんま先生、「どうしておまえはそうなの?」
裕太、「おまえはしまっとけ」(笑)
さんま先生、「良かったね、章久。初めて?、女の子にプレゼントもらったの」
章久、「うん」
さんま先生、「一生の思い出だ、今日は。ね、一生の思い出の日になるよ。
こんな絵梨ちゃんてかわいい女の子から、チョコレートもらって」
章久、「はーい」
さんま先生、「良かったね」
章久、「はい」
さんま先生、「章久、おまえらしくないよ。変な頭」
章久、「うー」と、机に突っ伏します。
さんま先生、「元気ないよ、章久。うれしいねんね」
次は、未央です。
未央、「私の作ったチョコレートを食べて力をつけて下さい。将来は、女風呂の番台や、アダルトビデオのカメラマンに」
佳奈子、「やだぁ」
さんま先生、「待て。いやだはないやろ」
章久、「嫌だよ。そんな変態なやつ」
佳奈子、「未央ちゃんがそんな下品なこと思ってたなんて、私知らなかった」
内山、「アダルトビデオが下品じゃないよ」
実咲、章久、「下品だよ」
さんま先生、「最後まで聞こうよ、最後まで。そんなごちゃごちゃ言うコーナーじゃないんだよ。
手紙の文を。もういっぺん未央ちゃん」
未央、「私の作ったチョコレートを食べて力をつけて下さい。将来は、女風呂の番台や、
アダルトビデオのカメラマンになって働いてください。きっとピチピチギャルにもてるんじゃないかな。
おいしくないかもしれないけど、一生懸命作ったから食べてね」
未央、贈り物の中身をさんま先生に言っている時、「内山君にね・・」と、相手をばらしてしまいました。(^_^;)
未央、「渡しちゃっていいですか?」
さんま先生、「(笑)いいよ。自由にしていいよ」
未央、「はい」と内山に渡します。
内山、「どうもありがとう」。ここでも大きな拍手が。
市役所、佳奈子、「おめでとう」
裕太、「ウッチャンの場合だけ、素直に拍手できるような気がする」
ブランド、「何で僕の場合だけ」
裕太、市役所、「キザだからだよ」
実咲、佳奈子、「何か臭くない?」
内山、またやってしまったようです。(^_^;)
さんま先生、「内山やろ?」
内山、「えっ、違う違う違う」
さんま先生、「正直に言いなさい」
内山、「そうです」(笑)
ニュースデスク−気恵の初レポート 先頭へ
今日は気恵が初めてレポーターに挑戦します。
コメンテイターは、チョコレートをもらって上機嫌の内山です。
さんま先生、「まさか未央ちゃんからもらえると思わなかったですね」
内山、「はい」
さんま先生、「未央ちゃんかわいいし、よかったじゃないの」
内山、「はい」。にやけてます。(笑)
気恵が登場します。
さんま先生、「どうもご苦労様です。行きたかったんでしょ?」
気恵、「うん、行きたかった」
さんま先生、「行きたかったのにねえ、行けてよかったじゃないの」
気恵、「うん、よかった」
さんま先生、「今日、レポート行ってきてどうでした?」
気恵、「きーちゃんねえ、すっっっっっっっっっごく楽しかった」
さんま先生、「あーそう」
気恵、「でもね、人は居たんだけどね、居なかったんだよ。意味わかんないでしょう?」(笑)
さんま先生、「そしたら言いなさんなっちゅうねん。どういうこと、それ?」
気恵、「きーちゃんねえ、縁のある人にしかねえ、インタビューしてないの。
でもね、逃げる人もいたの。でもね、逃げちゃ困るよね」(笑)
記念すべき初レポは、葛飾区の金町の商店街で行われました。
気恵、「レポーターの有田気恵です。今日は、内山君に代わってレポーターをしに来ました。
いろんな人にいろんな事を聞いてみたいと思います」
・花屋さんの30代の女性
気恵、「うーん、なんか変な人いないかなあ。あっ、いた」。#変ではありません。(^_^;)
「もしもし。あっぱれさんま先生のきーちゃんだけど、今、会いたい人は誰ですか?」女性、「会いたい人?。うーん、欽ちゃん」
気恵、「誰ですか?」
女性、「あっ、『誰ですか?』って聞かれちゃった。萩本欽一さん」
気恵、「へぇー。きーちゃんは、全然いないの。ありがとう」
・40代の紙袋をさげてる女性
気恵、「もしもし。あっぱれさんま先生のきーちゃんだけど、整形手術したいと思ったことはありますか?」
女性、「は、ないです。顔でしょ?」
気恵、「えー、どこでも」
女性、「ないね。痛いもん」
気恵、「何で?」
女性、「痛いもん。注射したりなんかするでしょ。だから」
気恵、「あのね。きーちゃんね」
女性、「きーちゃんて何?」
気恵、「きーちゃん、自分の名前。それだけ」
女性、「ハハハハ(笑)」
気恵、「あのね。それできーちゃんねえ、そんなのきーちゃんね、思ったことないの。ありがとう」
・会社の同僚らしき5人組
気恵、「次の人行くぞぉ。誰かいい人いないかなあ」
「もしもし。あっぱれさんま先生のきーちゃんだけど、金縛りにあったことはありますか?」女性、「ありません」
男性、「あります」
気恵、「どういう時にやってるんですか?」
男性、「あの、むらむらしたときです」
気恵、「きーちゃんねえ、なったことないの。ありがとう」
・トラックから荷物の積み下ろしをしている若い男性
気恵、「もしもし。あっぱれさんま先生のきーちゃんだけど、昔話の中で、何が一番好きですか?」
男性、「昔話?。本読まないからな。わかんない」
気恵、「何か1つ言わなきゃだめ」
男性、「1つ?。昔話?。これ、テレビ映るの?」
気恵、「うん」
男性、「じゃあビデオ録ろう。うーんとねえ、桃太郎」
気恵、「あのね、きーちゃんはね、『おいてけぼり』。ありがとう」
・女子大生
気恵、「もしもし。あっぱれさんま先生のきーちゃんだけど、性格はいい方ですか?、悪い方ですか?」
女子大生、「性格、性格、いいです。きーちゃん、かわいいね」(頭をなでます)
気恵、「ありがと。あのね、きーちゃんはね、いい時もあるしね、悪い時もあるの。ありがとう」
・20代の女性
この方、突然、マイクを向けられて驚いてました。
気恵、「もしもし。あっぱれさんま先生のきーちゃんだけど、恐い夢を見たことがありますか?」
女性、「あります」
気恵、「どういう夢ですか?」
女性、「追いかけられた夢とか」
気恵、「あのね、きーちゃんはね、恐い夢ね、見たことないの。ありがとう」
・20代の女性
気恵、「よーし、言うぞ」
「もしもし。あっぱれさんま先生のきーちゃんだけど、100万円拾ったら、どうしますか?」女性、「まず、交番に届ける」
気恵、「ふーん。きーちゃんだったら、そこに置いたままにしておく。ありがとう」
・女子高生
気恵、「もしもし。あっぱれさんま先生のきーちゃんだけど、どんな花が好きですか?」
女子高生、「ガーベラ」
気恵、「聞いたことないな。あのね、きーちゃんはね、バラが好きなの。お母さんはね、ナンテンが好きなの。
何でかっと言うとね、お母さんてね、雪の積もってる日でもね、赤身をね、実らせてね、
元気に咲いてるからだって。ありがとう」
この、最後に「ありがとう」と言う気恵のレポは、さんま先生やスタッフに大ウケです。
さんま先生、「(笑)あれ、カメラ回ってなかったら、話題になるよ、週刊誌で。『ありがとう少女』。
もう、抜群。いやぁ、きーちゃん。あれ、自分で全部質問考えてくれたんでしょ?」
気恵、「うん」
さんま先生、「・・面白かった?」
気恵、「うん、面白かった」
さんま先生、「へぇー、すっごいね、内山。強敵現れたね」
内山、「うん」
さんま先生、「今の見てどうでした?。どういう気持ち?」
内山、「マイクの近づけ方が足りないね。もっと・・・」(笑)