風のささやき

鉛筆

鉛筆をけずる
木の匂いと芯の匂とが
混ざり合って鼻の奥に届く

僕は好きな匂いだ
また新しい文字を刻もうと
そんな気分が湧いてくる
勇気をくれる匂いだ