風のささやき

倦む日々や生きて良いかの逡巡も退屈しのぎのパズルに思え

子供たちが時々
退屈だと騒ぎます
結局はスマホのゲームを
やらせて欲しいというお願いなのですが

振り返れば自分も退屈を持て余し
生産的ではない時間を過ごしているなと思います

例えば自分の生き方に関する真剣な悩み
最初はそれに生真面目に取り組んでいたはずなのですが

それがいつしか退屈しのぎの
どうどう巡りや自己弁護といった
生産的ではない時間の使い方に
振り向けられています

忙しい時には時間が無いとあせり
時間がある時にはやることを見つけられず
つまらない問いに頭を巡らせてみたり

子供たちのことを叱れないなと
自己反省してしまいます