風のささやき

街路樹の切株はだ色かたな跡年輪断ち切る誰の暴力

いつも歩いている道の
銀杏の街路樹が何本か切り倒されていました

残ったのはまだチェーンソーの傷跡も痛々しい
肌色の切株

かなり背の高い銀杏だったので
残念に思う気持ちと
何故こんな理不尽なことをという
憤りの気持ちも湧いてきました

きっとまた道路の拡張やら
何らかの工事が計画されていて
そこに背を伸ばした銀杏が邪魔になったのでしょう

毎朝切株を見ると
何となくですが胸が痛みます