風のささやき

冬の水触れる陽ざしで煌めくも風吹きさらす冷たき青さよ

冬の水が冬の陽ざしを反射して
眩しいぐらいに輝いていました
そこだけ見ていると温かく感じられたのですが

強い風が吹いて
その眩しさの覆いがはがされた瞬間には
その後ろに横たわっている水の
冷たさが寒々と青い顔を見せました

それを見ると一挙に僕の体も凍え
寒々とした冷気に包まれた気がしました