風のささやき

ひとつなる大河裂かれてくだりゆくなおも止まらぬ荒き水音

川の流れもやがては分かれ
それを止めることはできません

一緒に過ごしていても
いつからか別れの予感がして
人はそれぞれの道をゆきます

流れる荒い水音は
止めて欲しいという
悲鳴のようにも響きました

別れを止めることはできずに。#2013 夏に

← 短歌の一覧に戻る