風のささやき

ふんわりと風船のぼる春の空 頑張りすぎてる肩の荷下す

子供に手綱を握られた青い風船が
その手を離れて空に昇ってゆきました

その風船のどこかあどけなく
フワフワとした楽しい様子を眺めていたら

いつも肩に力を入れて
難しい顔をしている自分が
とても滑稽に思えてきて
思わず笑いがこみ上げてきました

それと同時に肩の力も抜けて
少し気分も楽になりました

 #2004 春に