Shimbo氏、福耳になる。億万長者になるからね
「俺の福耳、大きくなってない?」とある朝、Shimbo氏は気がついたのだという。自分の耳はちょっと福耳傾向があると常日頃から自己分析をしているというShimbo氏。それが、とある朝気が付くと、かなり福耳の完成形に近い形だったのだという。「やるじゃん、俺」と自分を誉めたShimbo氏。早速Shimbo妻にも報告をしたのだという。
「聞いてよ、ねえ。福耳がまた大きく育ったよ」とShimbo氏。
「ハ?」とShimbo妻。
「これさ、並みの福じゃないよ。俺の耳に福の神が宿ったって感じ?」
「ハイハイ、神様、神様」
「いつ福が来るかな。待ち遠しいね。」
「ハイハイ、待ち遠しい、待ち遠しい」
「ほら、ご利益のおすそ分け。触ってみれ」
「もう、うざい、あっち行っててよ」
とShimbo妻に邪険に扱われつつも、自分の福耳にご機嫌なShimbo氏。毎日鏡を見ては、「ほれぼれ、するね」とか「また1ミリ位大きくなったんじゃない、こいつ!」と、自分に向かって話しかけているのだという。
「これはきっと資産運用で大金持ちになるという前触れだね」と確信しているShimbo氏。運用の赤字の成績は一向に改善される傾向に無いのに、異常なまでに楽観的だという。「いや、この株が、明日になったら、きっと三倍位に跳ね上がるのよ。この福耳が金運を呼び寄せるよ!」と、妄想の世界から抜けきれずにいるのだという。
Shimbo妻はもう見ざる、言わざる、聞かざるの状態。結婚を早まったというのが近頃の口癖だ。ハーブたちも夏バテに加えて、あまりにも寒すぎるShimbo氏の言動に、言葉をなくしているという。
今週のおまけ
福耳って甘い?