Shimbo氏、運用王! 目を血走らせ金計算にね
「もらったね」と思ったというShimbo氏。「私はネット取引でこんなに儲けた!」の類の本を読んだというShimbo氏。すっかり、有頂天になり、気分はもう億万長者。すぐさま、証券会社に口座開設を申し込んだのだという。
それから、毎日、「まだかな、まだかな」と証券会社からの書類が届くのを一日千秋の思いで待ちつづけたというShimbo氏。毎日郵便ポストを5回は見ては溜息をつき、ついには、郵便局が配達を忘れているものと思い立ち抗議の電話を入れたのだという。
「おい、Shimboだが!」
「はあ、どちらのShimbo様で?」
「いや、だから、億万長者になるShimboだけど、何か大切なものを忘れてない?」
「は?」
「俺の億万長者への切符よ。チケット トウ- ミリオネア!」
「はい?」
「嫉妬心は分かるけど、早く届けてね! ノー ジェラシー」
と一方的に電話を切り、満足した表情をしていたのだという。「いやあ、これで、仕事もやめて、毎日、地中海でバカンスかな」と夢を見るShimbo氏。
やがて、待ちに待った証券会社からの書類も届き、念願の口座を開設したという。それからは毎日、株価のチャートを眺めるShimbo氏がいたのだという。
そうして、とある日、ようやく運良く千円を儲けたというShimbo氏。その日のShimbo氏のご自慢振りは、たいそうだったという。
「やあ、Shimbo妻。今日は何が食いたい。何でもいいぜ、松坂牛のステーキ?それとも高級フレンチ。この、Shimboが何でも食べたいものおごってやるぜ」
とウインク。儲けた千円ではとてもご馳走できないのは誰が見ても明白だったのだが。
それ以来、さらに血眼になって、毎日株価の動きを眺めているというShimbo氏、Shimbo妻からは、金の亡者とののしられているそうだ。しかし、運用の実態はと言えば、赤字続き。ハーブたちは、夢見がちなShimbo氏が運用ですっからかんになって、ホームレスにならなければいいと、心配しているそうだ。
今週のおまけ
幸せはお金では買えないのよ、Shimbo氏!