Shimbo氏ミートに取り付かれる。妻よりミートだね
ここのところ、「ミート、ミート」と一日に何回も口にするShimbo氏。ミートとは、ミートソースのことだ。Shimbo妻との会話でも「で、俺のミートをどう思う?」とか「ミートって愛されると思う?」とか、話題はミートのことばかり。Shimbo妻の話しには、片言も耳を貸さないで「ミート、ミート」と話しているという。
ことの起こりは、Shimbo氏の友人の一人が、会社を辞めてバーでもやるかという話しをShimbo氏にしたこと。そこから、Shimbo氏の妄想が膨らんだ。まず、お腹が空いた時にはパスタ。しかも、うまいものが必要ということで、主力の商品としてShimbo氏がミートを提案したのだ。「これは、売れるぜ、おい!」と嬉しそうに、友人に話し掛けるShimbo氏。
そこで、とある休日、Shimboミートのレシピを完成させて、実際にミートを作ってみたのだという。3時間もかけてできあがったミートを食べたShimbo氏。「この上なくうまい。極上!」と一人でそのミートを賞賛しながら、「いけるね、これは」と一人でニヤリとしていたのだという。
そのミートの自慢を友人に話したShimbo氏。「いや、ミートがあれば絶対成功するって」とごり押し状態だったという。友人のコンセプトはお酒を中心とした店。特に食べ物にはこだわっていないのだが、Shimbo氏は一人で妄想の世界をひた走る。
「あれだよな、初がつおも出したいよな!旬の魚ね。ウン。」とShimbo氏。
「いや、それは」と言葉につまる友人。
「それに美味しい味噌汁。酒の後は味噌汁だよね。最高の昆布と最高の鰹節で出汁をとって、そうか、鰹節削り器をかわなくちゃだな!」
「別に、そんなにこだわらなくても・・・・・」
「ハンバーグには、国産和牛にこだわりたいね! 仕入先を探しとくよ。」
「いや、だから食べ物の店じゃないから」
「デミグラソースは3日間は煮込みたいな!」
「・・・・・」
と友人の希望もコストも店のコンセプトも何もかも無視した妄想が膨らんでいるのだという。
「あんたのミートうまくないから。超普通」とShimbo妻に釘をさされたShimbo氏。「またまた照れちゃっておい、ほっぺた落ちかけてるよ!」と意に介さないShimbo氏。Shimbo氏と手を切らない限り、Shimbo氏の友人のバーがうまく行くとは思えないというのが、ハーブたちの共通の意見だ。
今週のおまけ
ミートを語るには100年早いぜ、Shimbo氏!