風のささやき

Shimbo氏、花粉に撃沈。かわらは花粉だらけね

 先日、天気がいいからとShimbo妻を誘って、川原に散歩に出かけたというShimbo氏。ダイエットと日光浴を兼ねてというとてもヘルシーな企画だ。意気揚揚と歩いていった二人。川原の土手を歩きながら「ほらご覧、綺麗な犬ふぐりだ!」とか「まあ、見て、何と美しいタンポポ!」とか、春の陽気におかしくなったのか、どこの貴族かと思われるような、会話を繰り広げていたのだという。

 軽快に歩いていたというShimbo氏だったが、そのうち、急にくしゃみが出て止まらなくなっだのだという。その日までは、不思議と花粉の症状が出ず「俺は花粉から卒業したね!」と卒業宣言したShimbo氏であったが、やはり症状は治っていなかった様子。止まらないくしゃみと、だらだらと垂れてくる鼻水に呼吸困難を起こし、どんどんと青ざめていったのだという。「苦しい・・・・・」と助けを求めるShimbo氏。顔色はやがて、土気色に変わりShimbo妻は救急車を呼ぼうとさえ思ったという。

 ここを早く脱出しなければ命が危ないと思ったというShimbo氏。しかし意識は朦朧とし、手足には感覚が無くなり、ただ、鼻水だけが華厳の滝のような激しさで、後から後から流れ落ちていたのだという。その場に激しい音を立てて、倒れこむShimbo氏。そこからの記憶は無く、気が付くとそこは病院のベットの上だったのだという。

「3日3晩眠りつづけたのよ」とShimbo妻。結局意識を失い倒れこんだShimbo氏を、Shimbo妻が背中にかついで、何とか川原から連れ出したのだという。Shimbo氏は、流出した水分の分の点滴を受け、病院の在庫を全部使い果たしたのだという。そうして、Shimbo妻はと言えば、重いShimbo氏をかつぎ、腰を悪くし、コルセットをまいていたのだという。それに気がついたShimbo氏が「ありがとう」と告げると、「いいのよ」とShimbo妻の言葉。これは愛?と感動したShimbo氏だったが、Shimbo妻は言葉を続けて「いいのよ、それだけで」とShimbo氏の着たガウンの胸のポケットを指差したのいう。そこには一枚の紙切れ。その紙には請求書の文字。中身を見ると謝礼一式50万円也と書いてあったという。

 経済的にも肉体的にもダメージを負ったというShimbo氏。「川原は花粉の宝庫。近寄るべからず! という立看板をかざしておくべきだ。超注意不足!」とハーブたちに文句を言っていたという。

今週のおまけ

ヨーシ、Shimbo氏目がけて花粉発射用意!