忘れがたい写真帳
Memotable Photo Album

WOMEN

1.タクラマカン砂漠のウイグル族の少女 
  新彊ウイグル族自治区に広がるタクラマカン砂漠、クチャからケリヤまで砂漠の真ん中を横断する砂漠公路
  そのほぼ中間にある塔中(ターチョン)というオアシスにて葡萄売りの少女との出会い



2011年10月25日撮影


2.イラン シラーズ ナシル・アル・モルク・モスクの天子の少女たち

 イラン ファロス州の州都シラーズにあるローズモスクと呼ばれるナシル・アル・モルク・モスクは
現地の人々にとっても色彩の美を求める人気のスポットだ


そこで遭遇した少女達は天子だった

2014年10月18日撮影


3.インドネシア バリ島のタナロット寺院で出会ったマドンナ

 バリ島の西岸にあるタナロット寺院は夕日が有名な海岸に面する寺院である
 海岸を散策しているうちに海の波打ち寄せる海原を背にしたマドンナに遭遇した

2013年5月12日撮影


4..メキシコ カンクン ビーチに立つマドンナ

メキシコ湾とカリブ海の境目に牛の角のように突き出したユカタン半島
その北東端にあるメキシコのリゾート地 カンクン 海岸は幅400m長さ22Kmの砂地が横たわるという
私は泳ぐ術もなくカリブ海風を受けながら素足で砂浜を歩いていた
ビーチに立つマドンナは後姿であっても私を魅了した

2016年2月26日撮影


5.パリ エッフェル塔第3展望台の娘さん

1月のパリは寒かった。
モンマルトルを散歩してからセーヌ川に沿って、
ミラボー橋、自由の女神、エッフェル塔へと歩いた。

パリの街並とセーヌ河を一望したいと思い立ち、
一気に地上276mの第3展望台へと登った。

そこで
双眼鏡で何を見て感動したのか彼女のその笑顔がぼくの心を貫いた。
ぼくもパリの街並を展望して同じ笑顔を返していたに違いない。

ミラボー橋の上からセーヌ河を眺めていると
誰もが時の流れを感じ、
昔のことを懐かしむ

日が去り、月が行き
昔の夢も、二度とまた帰ってこない
ミラボー橋の下をセーヌ川が流れる

日も暮れよ、鐘もなれ
月日は流れ、わたしは残る

2014年1月27日撮影


6.内モンゴル自治州フホルノ村 草原を馬で行く女

中ロ国境の満州里市の南の草原にフロン(呼倫)湖がある。
その湖のほとりフホノル(呼和諾尓)という村で
馬頭琴が奏でられるパオで昼食をとった

ホロンバイル草原をわたる風が私をパオの外へと誘った
草原は果てしなく水平線を広げ景色が止まっていた
そこで動くものは馬で行く女の姿だけであった
馬上の姿は草原をわたる風とともに私の旅情を目覚めさせてくれた

内モンゴル自治州ホロンバイル草原

2009年6月10日撮影


7.中国 新彊ウイグル族自治区 カシュガルの踊り子

  ホテルで民族舞踊を披露する男女
  民族音楽に合せて軽快に踊る
  男性の白い衣裳はアラーへの永遠の誓い
  女性の黒と赤の衣裳はマグマのように煮え滾るウイグルの血を思わせる

  

     バラの花を見ない鳥は春の美しさを知らない
     月のように美しい娘よ あなたの腰は柳のように細い
     あなたの紅をつけた笑顔はリンゴのよう
     月のように美しい娘よ あなたは恋人を待っている
     その心は炎のように燃えている
     バラの花を見ない鳥は春の美しさを知らない
     あなたは夜空に輝く月のよう
     胸に光る宝石は雲間に輝く星のよう
    

日常漢族は新彊ウイグル族自治区のことをウイグルを省略して新彊とかという表現を使うらしい
昨年訪れたカシュガルの街も経済発展ノ波が押し寄せている
街並が変わるようにここに住むウイグル族のこころもやがて漢化してしまうのであろう

2011年10月27日撮影


8.NIPPON 群馬のマドンナ かかあ天下像

上州名物「かかあ天下(でんか)」とは妻の尻に敷かれている夫ということではなく、上州の男達が妻を尊敬し、おらが「かかあは天下一」と称賛し、「かかあ天下」として名物になりました。

群馬県甘楽町歴史民族資料館(旧小幡組製紙レンガ倉庫)前にて
この笑顔を前にしてなにを言うことができようか!!

2022年10月28日撮影


9.スリランカ シギリヤロックのシギリヤレディ

 中学生のころ世界地図を開いて世界の国々を想像しました。その中でインド大陸が落とした一粒の涙のようなセイロンという国に興味を持ちました。時が過ぎ2009年国名をかえたスリランカを訪れました。仏教寺院や遺跡、茶畑などを走り回りました。シギリヤ(今はシーギリヤと言うようだ。)には要塞化した岩上の王宮跡があり岸壁に5世紀に描かれたフレスコ画のマドンナが微笑んで迎えてくれました。

2009年12月19日撮影
ユーラシア紀行からスリランカの旅を閲覧できます。