作・編曲家の山口景子さんの曲がとても好きなのですが、
その演奏をＹｏｕｔｕｂｅにあげていたことがきっかけで、
ご本人とお知り合いになりました。

そして、何度かブログでご紹介いただいているのですが、
今回もフルート・ハープ・クラリネットでの「ひこう雲」、
そしてドラマで盛り上がっている
「希空」の動画をブログでご紹介いただきました。

http://ameblo.jp/hkposejp/entry-12067967020.html

いつも本当にありがとうございます。

山口さんアレンジの曲は本当に素晴らしくて癒されます。
皆様もぜひ、聴いて、演奏してみてください。

二日目は、3年ぶりに車を運転します。実は普段は旅先でも
レンタカーを使うのはあまり好きではありません。
できるだけ自分の「足」で歩きたいと思っています。
健康のためにも・・(^^;;
環境のためにも、

ただ、この炎天下の中、歩き回るのは、
かえって健康のためにはよくないので、
いろいろと天秤にかけてみて考え方結果、
レンタカーを使いました。

朝は早起きして7時過ぎに出発です。
もちろんレンタカー屋さんも開いていました。
さすが。でも大変だよね。
まずは墓参り。
行く途中にも、車をとめて写真をとりながら移動します。

そこで気づいて、思わず声が出たのは

「なんて空がきれいなのだろう・・」

ということです。
はっきりと雲の白さが青い空に浮かんでいるのがわかるのです。
雲の白色と空の青色の境界線もくっきりとわかります。
今日がたまたまなのでしょうか。

こんな美しい空に恵まれるのは
本当にありがたいことだと思いました。

だから、この日撮った写真は空の写真が多いです。

それらは私にとっての「希空〜まれぞら〜」です。(^^)

先日、NHK朝ドラのテーマ曲であるこの曲を録音したのを
また別のコンサートで使うため練習したのですが、
そのときの録音がとても良くて
それを聴きながら運転をしていました。

私が高校生の頃、 住んでいた家の近くで。 この空！ 「まれぞら」です。 よく自転車でこんなところを、 いろいろなことを空想しながら 散歩したものです。 実は、その頃、まさか自分がここまで音楽に 携わるとは思ってもいませんでした。 絵では、絵画コースを高校でとったり、 言葉では、仲間と雑誌を作ったりして、 私が３つの表現手段としている 「絵」「言葉」「音楽」のうち、 絵と言葉の片りんはありましたけれど・・。 音楽といえば、 この頃は吹奏楽でコンクールのために 「春の猟犬」を一所懸命演奏していたくらいでした。 しかも、特に学校以外では吹くことはなくて、 逆に音楽を聴いて、 そこから得られる イメージを膨らませることが 好きでした。 そのときの私にとって、 「良い音楽（曲）」とは、 聴いていて 『風景が思い浮かぶもの』 でした。

高校生の頃住んでいた 四日市市下海老町の近辺で。 ここは、２０年前に見た風景と 少しも変わらない。。 この電柱はいつからあるのだろう。 １０年後、どんな気持ちで ここにきているかな。 少しは進歩していたいな、 心の面でも芸術面でもあらゆる面で。

さて、四日市にいくといつもすることがあります。

１つめは、みたらし団子を食べる（＾＾）

関東のみなさん、三重県ではタコヤキ屋さんで、
みたらし団子が売られているんですよー♪
実は、私は関東に引っ越して初めて、
タコヤキ屋さんで売っているこのスタイルは、
三重の方面にしかないことがわかりました。
関東の人にこのことを話すと、
みんな初めて知ったという方が多いです。
当然、東京や埼玉ではタコヤキ屋さんでは、
みたらし団子が買えるところをみかけません。。

さて、四日市では日永カヨーというスーパーの
フードコード「大丸」で売っているものがおすすめ。

なんてったって、記憶にあるだけで３０年以上前から
やっていますよ、このお店。
タコヤキもおすすめ、
ついでに「すがきや」のラーメンもいかが・・。
って炭水化物を食べ過ぎか。。

さて、三重にきてすることの２つめは、
四日市市水沢の茶畑の上にある丘にいく。
(私にとって、
思いつく限りの最高の場所です。
空気がきれいで、いい匂いがして、
遠くには海がみえ、天気と空気がよければ
海に浮かぶ船も見えます。)

遠くに海がみえるの分かりますか？ こんな海の見える丘の上に、 いつか 絵と音楽と言葉を教える 芸術教室を開く、 という夢をもっています。

こうやって散策していると、 本当に幸せな気分になります。

今回は、茶畑を散策した後に、
車で丘から見えていた海をみににいきました。

四日市の塩浜磯津という地区にある海岸です。 人も少なくてのんびりできますよー。 海べの風に吹かれながら、 遠くにいきかう船をみていると、 時間がとてもゆったりと流れていく気がします。

ここは、コンビナート地帯でも有名です。 夜は工場の夜景が綺麗です。

海べに降りる階段でもあるとともに、 空へ昇る階段でもありますね。

さぁ、この階段をあがっていく先に 空が・・。

四日市は山と海が近くにあって、
とても綺麗な街です。
ぜひ皆様も機会があったら、伊勢神宮にいく途中にでも
立ち寄ってみてください。
山の方には「湯の山温泉」という温泉街もあります。
おすすめは、やっぱり茶畑です。

紅葉の時期もおすすめ。
この茶畑の丘のあるところに、「紅葉谷」という
紅葉の名所があります。
ここは、百人一首で有名な
「奥山に　紅葉ふみわけ鳴く鹿の　声きくときぞ　秋はかなしき」
という歌が詠まれたとされている場所です。

秋の紅葉を楽しんで茶畑から海を眺めて、
そして、日永カヨーで、
みたらし団子とすがきやのラーメンを食べる、
これが私のプチ四日市幸せ旅行コースです。

出発数日前に思い立って新幹線と宿を予約して
2泊3日で四日市に里帰りしてきました。
夏に帰るのは、何年ぶりだろう。

せっかく関東にきているのだから、
もっと北の方にいったりすればいいのだけれど、
気持ちは「里帰り」です。

私は生まれは宮崎県都城市です。
でも、三重県四日市市は、私が物ごごろついて、
学生時代を過ごした土地で、
楽器を始めたのもこの土地です。
だから「育ちの里」
自分の中の「故郷」だと思っています。

三重県四日市の人は関西弁が
入っている言葉はとてもあたたかく、
人柄はひとなつっこくて、
私はいつも四日市に帰ると、店員の気遣いとか、
人との会話の中から
「優しさ」に気づかされることがあります。

さて、今回の里帰り1日目は、まず「歩き」がテーマです。

保育園の頃から育った街を足で歩いてみます。

下の写真は東海道です。
そうです。四日市は東海道が通っています。

私も小学生・中学生のときは東海道沿いの家に住んでいました。
友達も何人かがこの東海道沿いに住んでいます。



その頃にあった松の木とか、
そのままあって、
懐かしい気持ちになりました。
でも、子供の頃、この東海道脇に流れていた川に
ザリガニがいっぱいいたり、ふなまでいたなんて、
今の子供たちは知らないだろうなぁ。。

そんなことを思いつつ、
小さなときに思っていたこと、やりたかったことを
思い出すことができるかなと思いました。

たまに自己啓発の本やスピリチュアルな本で、
物ごごろついたときにやたかったこと、
中学校3年生の頃にやりたかったことを思い出してみましょう、
ということが書いてあります。

僕がそういった頃やりたかったことは何なのかなぁ、
と考えながら、子供の頃育った街を歩いていたら、
ふと保育園の頃にあった
絵画教室の建物が目に入ってきました。

今でもあることに驚きましたが、
そのときに「あぁ、最初は絵描きになりたかったっけ。」
なんて思い出してきました。
その後、高校生の頃目指していたことは、「本の編集者」です。

音楽を今ほどやりはじめるようになったのは、その後のことです。

そう考えると、不思議に自分の今生きる道の指針
としている「絵」「言葉」「音楽」の道を
順に追って生きているような、そんなことを思い出しました。

まるで、そういう順番にあらかじめなっていたような・・、まさかね。

そんな。