■PC起動タイマーの応用例
1.目的 DVDタイマー
  最近、テレビの録画にパソコン(PC)を使っています。
 パソコンで録画することのメリットは、録画ファイルのCMカット編集やフォーマットの再変換を
 行う時、始めからHDDにファイルがあることではないでしょうか。
  一方、最大のデメリットはPCの電源を入れっぱなしに、しなければならない点です。
 PCを毎日決まった時刻に起動することの出来るBIOSもあるようですが、
 私のパソコンには見当たりませんでした。それに、毎日違う時間に起動する場合、
 殆ど使い物になりません。

  実は当初、目覚まし時計の出力に手を加えようと考えていたのですが、
 毎日時間を設定するのが嫌で止めました。そして本格的に作ることにしたのです。
  設定ミスで何度か失敗もありましたが、概ね良好です。
  本装置の異常動作により、いかなる損害が生じても当方では責任を持てないので予めご了承ください。

2.構成
(1)Windowsパソコン(2000を使っています。) (タイマの設定プログラムはWindows版のみです。RSポートも必要です。)
(2)タイマで起動させたいパソコン、ここでは(1)も兼ねます。 (空きスロットが必要です。PCI/ISAコネクタは使いません。)
(3)PC起動タイマ本体。
(4)PC起動タイマ設定プログラム
(5)ケーブル
(RS通信ケーブル、電源スイッチケーブル、電源モニタケーブル 等)
(6)チューナ・ボード
(I/Oデータ社のGV−BCTV9でDivXにソフトエンコードしています。
     メーカ保障外の使い方で、あまり圧縮率は良くないのですが、mpgよりは気に入っています。)
(7)シャットダウンプログラム beesknees様のshutdown Ver0.0.2を使わせて頂いています。
(8)Windowsのタスクスケジューラ
   スタートボタン → プログラム → アクセサリ → タスク で起動します。     (シャットダウンプログラムの起動に使っています。)
(9)PCの時刻合わせプログラム。 宇野 信太郎 様の桜時計 Version 0.2.1を使わせて頂いています。

3.設定
(1)初期設定。
    PCタイマの設定。
      ポート番号の設定、ボーレートの設定、現在時刻の設定をします。

(2)起動時刻の設定
    Windows起動時間を考慮して10分位前に時刻設定をしています。
(3)シャットダウン時刻の設定
    シャットダウンプログラムの起動オプションを指定してタスクスケジューラ
    に登録します。
(4)キャプチャプログラムの番組予約
(5)PCの時刻は結構狂うので、桜時計で合わせています。