WORD TALK



所要時間3時間30分(準備1 時間30分、発表2時間)


内容
ペアになって、語源に基づいた英単語の話(mini-lecture)を互いに行う。
最初にPre-Testを行って、実施前の語彙力を確認する。
準備の段階では一つの語根(例えばver)とその派生語(very, verify, verisimilitude, etc)をまとめた資料を読み、自分の話(Word Talk)の準備をする。このときにパートナーに提示する資料も作成しておく。
発表の段階では、予め決めてある順番で次々にパートナーを変え、自分の用意したWord Talkをパートナーに聞かせる。1回につき7分。
7分後に今度はパートナーが自分に対してWord Talkをする。14分たったところで、一斉にパートナーを変えて、1回目と同様に自分と相手のWord Talkを行う。これを7回繰り返す。つまり、同じ話を、相手を次々に変えながら、7回繰り返すことになる。
最後にPre-Testと同じ問題のPost-Testを行って、効果を調べる。(テスト用紙:一太郎形式  WORD形式



目的
語彙力を高める。
語源の知識を身につける。
効果的な口頭発表能力を伸ばす。


担当者(Tomoki)のコメント
今回は準備が大変だった。最初はいつもの通り5種類の語根を選んで「これでいいかな」なんて思っていたが、Pre-Test用に例文を探し始めると、例文どころか単語そのものが出ていない辞書があり、「こりゃ覚えても意味ないかな」と思い、もう一度語根を選び直した。その際に、3冊のタネ本を基に、これまで使われていない語根のリストを作った。これが時間を食った。そこからあらためて5種の語根を選び、何とか間に合わせた。
 今回は準備時間が少なかった(延長はしたけれど)ことと、発表が7回もあったことをどう思っているかききたい。


参加者のコメント
Yoko: 前回はPost-Testの結果に満足したが、今回は満足ではない。

Sue: Pre-Testでは手も足も出なかった。私にとってはなじみのない単語ばかりだった。

Yoko: 私が担当した語は難しかったが、聞き手に興味を持たせられたのでよかった


参考資料
Ehrlich, Ida (1968)Instant Vocabulary. Simon & Schuster Inc.

Harrison, Gwen (1992)Vocabulary Dynamics. Warner Books, Inc

Lewis, Norman (1982)Instant Word Power. Signet.

Nurnberg, Maxwell et al. (1989)How to Build a Better Vocabulary. Warner Books, Inc.



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