JON

JONは牛のようなブチのある犬(最近のJONはオオカミになりきっています)です。
その犬JONは足踏みオルガンをギコギコと弾きながらまるで子供がつぶやくかのように犬の生活を歌います。
しかしそのオルガンを時にプログレのように響かせ淡々と可愛い声でシュールな唄を聞かせてくれます。
私が最初にJONを聴いたのはJohn Zorn がTZADIK から出した「Great Jewish Music : Serge Gainsbourg」の中で歌ってる
フランス・ギャルの「アニーとボンボン」のカバーでしたが、これがまた超かわいくていっぺんにJONのとりこになりました。
そもそもJONなる犬の気持ちはいかなるものなのか興味津々...、JONにはまったらもう大変!
まるで麻薬のように中毒症状を起こし耳から離れず毎日聴かずにはいられなくなるかも知れませんのでご用心を・・・?
ジャケットの楽しいイラストもJONが書いています。

「JONカセット盤」

94年の「GAAAAAA―JON sings」、「ジョンのシンガポール」、95年の「おチョナンさん」
当時カセットのみで発売されていたJONの最初期3作品の音源を集めたCD 。
拾ってきたラジカセで録音し始めたというなんともJONらしい素朴で初々しい曲の数々、
テープ切れのため途中で切れてる曲もご愛嬌...
[1999 OZ DISK]


「JON」

95年に発売されたCDによる本格的デビュー作
淡々と犬の生活を唄いますが、その世界は奇妙で楽しく最後の酒飲みJONの開き直りがきまってます。
ライナーを山本精一、吉田達也、JOJO広重氏らが寄せている。
[1995 OZ DISC]


「SMOKE」

ジョン・ゾーンのTZADIKから出たJONの2枚目。
変わらずかわいい声で犬の生活を唄いますがオルガンを時にアヴァンギャルドに響かせます。
3曲でSAITO-SANという方がバンジョーをいい味で弾いています。
[1996 TZADIK]


「(  )」JON & UTSUNOMIA

元アフター・ディナーの音響マッド・サイエンティスト宇都宮泰との共同作業により完成。
気の遠くなるような録音・編集作業により出来上がったのであろう...
このうえなくのどか?で、JONの唄と共に奇妙で危ない世界へと導いてくれます。
[1998 HOREN]

他にも参加アルバム等に以下があるよ。

●「Jumbled Sandwich for 6feet」VA [PERFECT GAS STAMP]
 JONの結婚を祝した個性派ミュージシャン達(hi-SPEED、Harpy、John Zorn、ZUBIZUVA、赤天、サーファーズ・オブ・ロマンチカ、三上寛・石塚俊明等々)による曲を集めた豪華記念盤

●「Great Jewish Music : Serge Gainsbourg」VA [1995 TZADIK]
 ジョン・ゾーン、プロデュースによるゲンスブールのカバー集で、JON は「アニーとボンボン」をカバー

●「taste of SWEET LOVE masterpiece 1969-79」VA [1997 TRYCLE]
 TVアニメ“名作劇場”の曲を多彩なアーティストがカバーしたCD。JONはアンデルセン物語より「ミスター・アンデルセン」をカバー

●「MAD FRENCH Japanese」サエキけんぞう&ジ・エレキ・マッシヴ [2000 ファーストスマイル・エンターテインメント]
 サエキけんぞうのフレンチ・ポップス・カバー集、JONはゲンスブールの「SEA, SEX & SUN」をサエキ氏と唄ってます。

■JONさまによるHPができました。ライヴ情報や日記にBBSの他占い(ビアンカ)もあるよ。
JON(犬)web へGO ! 

JONさまのイラストもあるよ

家のJON

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