●四国の林道を走ってみよう〜の旅(1997.1.6)

以下の旅行記(とゆーほど大したもんじゃないですが)は 1997年1/1〜1/6に実家(四国)へ帰省するついでに林道 を走ってみたものです。


神奈川県藤沢市→晴海〜洋上〜高知

12/31 夕方
帰省するついでに四国の林道(山ほどあります)をどれか 一つ二つ走ってみようという計画。
とにかく、帰省しないことには始まりません。
帰省は、東京 晴海〜高知のフェリーを使って、高知からは 高速道路で実家の香川県まで帰るというルートにしました。

晴海に停泊中の「さんふらわあ とさ」
かな〜り古いです。(^^; 船歴26歳
18:20出航、翌早朝、那智勝浦寄港、15:40高知着予定です。
で、何と季節料金割引がきいていていて、二等+バイク1台で 片道17300円ですみました。(季節割引は 12/10〜6/30の間)

船の上からみえる臨海副都心
DSC-F1は暗いところは得意らしい。

22:00ごろ二等船室 消灯。しかし、なんか眠れないのでロビーで 本読んでいたら0:00に小さめの音量で新年の挨拶の船内放送。

明けて1/1 朝
鏡割りでふるまい酒。
さすがに今日、高速道路運転だから飲みませんでした。
この後、運転手用?にコーヒーが出たのでそちらはいただきましたが。

同日、1997年 1/1の夜明け 紀州沖
まんなかの小さい点が太陽です(^^)

同日早朝
那智勝浦港沖1那智勝浦港沖2

12:00ごろ? 船内放送で「イルカがおいかけてきてます」とのこと。
そそくさと見に行ったら、たしかにイルカらしきものが船をおいかけて きてました。10分ぐらい船についてきたら飽きたのかどっかにいってしまい ましたが。

14:00ごろ
高知 桂浜沖通過
なんか海側から見るとごみごみした感じがするなぁ

15:30ごろ無事高知港到着
高知市内は路面電車が走ってます。一瞬、路面電車用信号に 戸惑いました。(^^; 長崎だったかなあ。あそこも路面電車あった なあ。
南国ICから高知自動車道へ。
しかし、高知自動車道ってトンネルばっか&対面通行。
非力なSERROWでは結構恐いです。なんか半分くらいはトンネルの 中だったような気が…。また、山の中を高架で通してるからすごく 横風が強いです。1/1は比較的穏やかな天気だったけど、横風で 飛ばされそうになりました。けっこう危険ですので、高知自動車道は あまり初心者にはお勧めしませんね。(天気が悪いときは通らないほうが安全)
馬立PAでちょっと休憩。高知自動車道唯一(それも 上り側にしかない)のPAです。

16:30ごろ大野原ICを降りて実家に到着
実際、高知から1時間程度で着くんですよね。近くなったもんだ。


1/3
ちょいと林道にいってみようってことで、検討の結果、香川県側から 旧曼荼羅峠を上って雲辺寺山を越え、徳島県側に抜け、R192へ、 そしてR32を南下し、小歩危、大歩危、(こぼけ、おおぼけ、吉野川ぞいの 渓谷)を経て、さらにR32を下り、西又河野林道に入る。林道を抜けたら、 次は谷相林道を北上してR439→R32にもどってくる。
という壮大な計画。しかし目論見は甘かった。(^^;

旧曼荼羅峠
雲辺寺山頂からの眺め

R32ぞい
R32 小歩危にかかる釣橋
揺れるので結構恐いです。
釣橋からの眺め
林道西又河野線入口への目印の食堂「りんどう」
そのまんまの名前やないかい。(^^;
R32のたもとにあります。この食堂の前を降りていくと林道の起点

西又河野林道
林道入口の立て札
「林道西又河野線(起点)」 延長14168米 幅長 4.0米

途中にある開通記念碑
「今から六十数年前、小松駒次という人が、馬車道としてこの 林道を開設したが、時は移り、交通障害のため(本人が?)、 高知市に移住した。その後、富田睦という人が、地域活性化のため、 私財を投じて道路改良工事を行なった。そして、この道路を 県に寄贈した。そして、富田氏のの後を継承?する佐川急便の 出資によって、全区間舗装工事を行なっているところである。」 なんてことを書いてあります。近くに佐川急便の研修施設がありました。 こんな山奥の中でなにするんでしょう。(^^)

林道の様子1林道の様子2
記念碑のとおり、確かに舗装してあります。(^^;;

林道の様子3
と思ったらやっぱりダートです。ガレ岩ばっかなので、けっこうハードでした。

ここでDSC-F1は電池切れ。どうも寒さでリチウムイオン電池が作動しなくなった ようです。使えんな〜。(--;

西又河野林道を1時間版半ぐらいで通過、次に谷相林道をめざすも、 さっぱり場所不明…。
だってこんなわけわからん 看板があるのだもの。どっちに行けっちゅーんじゃぃ!。

そうこうしているうちに周りが薄暗くなってきました。(;_;)
しょーがないので、もと来た道をそのまま帰ることに決定。西又河野林道 を逆にもどってR32をめざします。
林道の途中で日没。薄暗い山道はすごく不気味です。なにか出てきそうな 雰囲気。夜の山はなにか原始の記憶?に訴えかける恐怖を感じますね。

結局、元来た道を戻って20:00帰宅。寒かった〜。


1/6
今日は帰省から戻る日。高知まで出てフェリーに乗ります。
高速道路を使えばすぐですが、横風が恐いのと時間がたっぷりあるので R32でいくことにします。(一般道を走っていっても1.5時間ぐらいしか 差がないからね)

ま、ついでにまた林道走ろうかな〜と考え、再び旧曼荼羅峠へ。
せっかくだから60番札書雲辺寺に参ろうかな〜
しかし、雪。珍しく雪。滑る滑る〜

雲辺寺へ1
雲辺寺へ2
雲辺寺へ3
道は相当荒れてます。一応、舗装道路のはずなんだけどなぁ

雲辺寺へ4
参道前駐車場
こっからは歩きです。

雲辺寺 参道
凍結してて歩いていても転びそうでした。

雪の境内

雪のため徳島側へ降りるのに時間を食ったので、先日あきらめた 谷相林道へいってる時間がなくなってしまいました。素直にR32を 南下して高知港のフェリーターミナルを目指します。

途中、道の駅 大杉で休憩。
高知自動車道大豊IC近くのR32のたもとにあります。
そこの自販機に売ってた謎の飲物 「ゆず大将」「柚花(ゆか)ちゃん」ゆず飲料だと思いますが…(^^;
この道の駅のすぐ近くに日本一の大杉 なんてのがあります。樹齢3000年、高さ60m、拝観料200円。う〜む。

16:30
高知港到着。
高知港の夕焼け

次の日 1/7 帰りの航路、静岡沖
もーちょっと進むと江ノ島見えるかな?と思ったけどよくわかりません でした。

15:00
晴海到着
16:30
藤沢帰着


まとめ
いや〜、やっぱり四国は林道の宝庫ですね。(単に田舎だという節もある^^;)
全部の林道を制覇するには何カ月もかかるんじゃないかなぁ。

それにしてもCyber-shot DSC-F1はちょっとアウトドア(特に冬)で使うに は実用性がまるでありません。寒いとリチウムイオン電池は使えないので 使い捨て懐炉で電池を温めながら使わないといけないし、手袋をぬがないと スイッチ操作ができないのでONにすることさえできないし…。やっぱり QVシリーズのほうが実用的です。まあ、DSC-F1は暗いところには強いけど、 ためしに真夜中にオリオン座にむけてシャッターを切ってみましたが、 さすがに星空は撮れませんでした。見事に真っ黒け。(あたりまえ(^^))


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