調査範囲:多摩川と都道7号五日市街道と都道31号秋川街道とに囲まれた多摩川西側で
ほぼ三角形の範囲で頂点にあたる場所は次の地点である。
都道31号秋川街道と多摩川交差部-------------- 青梅市長淵7丁目調布橋
都道31号秋川街道と都道7号五日市街道交差点----あきる野市JR五日市駅前
都道7号五日市街道と多摩川交差部--------------あきる野市多摩橋
調査地には草花丘陵,伊奈丘陵があり,丘陵の中には大仁田川,平井川を含み,
休耕田となって放置されている里山環境を有する横沢入りもある。
この地域では確認種数:2000年までには07種が確認された。
その後日の出町での調査が進み,種数の追加があった。そこで,日の出町のカミキリムシの
リストを紹介します。
日の出町のカミキリリスト←(リストはここをクリック)
表は日本産カミキリムシのリスト(日本産カミキリムシ検索図説)であり,
調査地で確認されたものは赤字で表記した。
生態写真
1.オオトラカミキリ
近年生態が詳細に解明されたことで,以前ほどの希少種扱いはなくなりつつある。
それでも手元に置きたいカミキリムシの一つではある。写真は日の出町産を折原氏が撮影したもの。
2.ラミーカミキリ
南方より北上しつつ分布域を広げているカミキリである。ここ西多摩でも多産するようになった。
3.ルリボシカミキリ
H12年夏。ついに我が家の近くで見ることができた。本来ブナ林の虫が,標高250mの団地内で確認された。