田島 茂代［ソプラノ］
滋賀県彦根市に生まれる。彦根東高校、東京芸術大学声楽科卒業、同大学院修士課程修了、卒業時に松田トシ賞を受賞。
１９９２年よりドイツに留学。１９９４年ミュンヘン国立音大マイスタークラス修了。１９９４年プフィッツナー歌曲コンクール第２位、ＡＲＤミュンヘン国際コンクールファイナリスト（女声第４位）、１９９７年ＪＳＧ国際コンクール第３位受賞。これまでに、故・木村宏子、黒川綾子、多田羅迪夫、安井史恵子、村岡利秀、Ｈ.ブラシュケ、Ｈ.ドイチェ、Ｄ.ヘルマン、Ｈ.マルティン・シュナイトの各氏に師事。またヨーロッパにおける講習会で、エルンスト・ヘフリガー、ハンス・ホッター、クリスタ・ルートヴィッヒにも師事する。演奏会にはドイツはもとより、オーストリア、スイス、オランダ等において教会やコンサートの宗教曲のソリストとして、また、ドイツ・リートのコンサートにも数多く出演。それらは新聞の批評においても高く評価され、西ドイツ放送、南ドイツ放送局のラジオで放送された演奏もある。主な共演者としてはミュンヘン・バッハコーラス、バンベルガー・シンフォニカー、サー・コリン・デイビス、日本においては東京都響、岩城宏之・アンサンブル金沢等があげられる。１９９６年帰国後、１９９７年１０月に再度ミュンヘンにて、バッハ「ロ短調ミサ」に出演、１９９８年７月には、ドイツ・キームゼー音楽祭にて「魔笛」のバミーナ役でオペラデビューを果たし好評を博す。
現在、東京芸術大学大学院博士課程に在籍。滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール声楽アンサンブル専属歌手。
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Last update 1999/04/02
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