DTM・ビデオ
DTM関係
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「BAND IN A BOX」(イーフロンティア)
- パソコン音楽ソフトやアレンジ機能付きシーケンサーは「幼稚なベースライン」がほとんどで、興味がわかなかったのですが、このソフトは、すごくおもしろいです。ベースラインや伴奏以外に、ソロ・パートまで自動作成(作るたびに違うソロ!)。米国で作られたソフトの日本語版ですが、作者の音楽センスや、凝り性な性格がソフトを通じて伝わってきます。
僕は、ver7とver9とver11とver15を持ってます。ver9からは、オーディオデータも扱えるようになりました。メガパックアップデート、というのを申し込むと、アレンジデータのファイルをさらに増やすことができます
とにかく、へたな教則本よりも役立つこと間違いなし。ジャズやってる人にはオススメです
楽譜表示させてベースパートだけ印刷すれば、それを練習用に使えると思います
※現在は、ver.24が出てます。
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「Singer Song Writer」(インターネット)
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現在はver9.0が出てます。老舗のソフト。
機能をしぼって価格も安い、Lite版もあります(Lite版の方が使いやすい。現在はver9.0が出てます)
ジャズという観点から見ると、上記の「BAND〜」には劣りますが、音楽ソフトとしてはバランスとれてて使いごこちいいかも(ユーザーも多い)
それにしてもややこしい会社名ですね。電話したら「はい、インターネットです」って出るのかな?
<追記>(2002.12.24)
その後、使って見ましたら、あらあら、思ったよりお粗末なシロモノでした。
ようするに、ベースラインの例がテキトーなコード進行で数曲分作ってあり、そのパターンの一部(1小節〜数小節)をコピーして貼り付ける、という仕組みになっています。このとき、貼り付け先のコードに自動的に変換されます。逆に言えば、どんなコード(進行)であろうが関係なく、元のパターンのラインが貼り付けられるわけです。いくら、ルートが合ってる(変換される)からって、違うコード進行に当てはめたらお粗末なラインになりますよねぇ。もしいいラインを作ろうと思ったら、1小節ごとに最適な部分をアレンジデータから探してコピペしなけりゃならない。どうせなら、進行の種類別に(完全4度上昇とか長2度上昇とか・・)アレンジパターンを整理して並べてくれればよかったのに。
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「XGworks」(ヤマハ)
- これ、持ってないんでコメントしません
なんせ、音楽教室やってるヤマハさんですから、それなりにいいのでは?と思います
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QY100(ヤマハ)
- これ、ソフトではなく、アレンジ機能付きのシーケンサーです。パソコンなしで単体で使える手軽さが便利。バンド関係のユーザーが多いと思います。
この前身であるQY20を持ってますが、ベースラインは幼稚なものでした。
最新のこの製品がどれくらいグレードアップしてるか楽しみです(持ってないんでコメントなし・・・)
<追記>最近だいぶ値下げしたんで買いどきかも。
DTM関連の書籍のなかにも、教則本として役立ちそうなのがあったので紹介します。
小山昌之「DTM打ち込みベース師匠」(スパイク)1997
篠田元一「ザ・シンセ・ベース・プログラミングス」(リットー・ミュージック)1994
- 機械に打ち込むということは、「理屈にかなった」ラインでなければダメということで、
本の内容が簡潔で理論的です。演奏の教則本としても役立つかも。
教則ビデオ
CD(ビデオ)付き教則本の逆、・・・譜面付きの教則ビデオです。
納浩一「すぐ弾けるジャズ・ベース」(リットーミュージック)1998
- もちろん、すぐ弾けるはずはありませんが・・・
BASS MAGAZINE 1999年1月号70p〜73pに同タイトルの納さんの解説があります
水野正敏「ウォーキング・ベースの常套句」(リットーミュージック)1997
- PONTA BOXの水野さんです
ちょっとラインが派手かも
ジャコ・パストリアス「モダン・エレクトリックベース」(DCI/ヤマハミュージックトレーディング)1985
- インタビューに答えながら時々ベースを弾いて例を示す、という部分が半分以上。後半にスタジオライブの収録があり、全部で90分のビデオです。ジャコがまじめな努力家でベースのすべてを研究している、というのが伝わってくるインタビューです。おそらく、用意して練習してきたフレーズというよりは「こんな練習方法もあるよ」とその場で弾いてるのでしょうが、おそろしい速さ正確さで弾きます。しかもすべてのKeyで。ハーモニクスなんかも、全部頭に入っているようです。