2003年(平成15年)10月10日朝、日本産で最後のトキとなったキンちゃんが、 佐渡トキ保護センターで36歳で死去しました。冥福を祈ります。 |
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日本産最後の朱鷺(とき) 学名:Nipponia nippon |
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トキ(野生の時のきんちゃん)この年の春生まれた幼鳥が、佐渡西部の真野町西三川の水田に現れ、1羽で餌をあさっていた。後に捕らわれてきんちゃんと名づけられ、最後の日本産のトキとなった。 [新潟県佐渡 真野町西三川] 1967. 9.29. | ||
トキ(野生の時のきんちゃん)若鳥でしかも田圃の泥で汚れていたが、羽を広げると、羽の裏のトキ色の片鱗が覗けた。[新潟県佐渡 真野町西三川] 1967. 9.29. | ||
トキ(野生の時のきんちゃん)こうして日本の野を飛ぶトキの姿を再び見られるのはいつの日か。 [新潟県佐渡 真野町西三川] 1967. 9.29. | ||
トキ(きんちゃん)松の木の枝に飛び移ってしばらくとまって羽づくろいなどをしていた。[新潟県佐渡 真野町西三川] 1967. 9.29. | ||
トキ(きんちゃん)夕暮れが近づいたころ、一声「ター」というもの悲しげな声をあげて飛び立ち、山のほうへと消えていった。それ以来私は野生のトキの姿を見ていない。[新潟県佐渡 真野町西三川] 1967. 9.29. |
トキ(ふくちゃん)清水平にトキ保護センターが完成するまでの間、新穂村の小学校の校庭で飼われていたトキで、3年目くらいの成鳥。 ほんのり染まったトキ色が美しい。喉を撫でられ気持ちよさそうに羽冠を立てている。 (下の写真の右端は若き日の前・朱鷺保護センター所長・近辻宏帰氏) [新潟県佐渡 新穂村] 1967.10. 3. | |
トキの若鳥キンと同じ年生まれの2羽の若鳥。当時、新穂村の公民館の仮ケージで飼われていたが、清水平の保護センターに移されてから、さほど長生きせずに、どちらも死亡してしまった。 [新潟県佐渡 新穂村] 1967. 10. 3. |