●間宮林蔵記念館



記念館外観
間宮林蔵記念館

 皆さんに間宮林蔵記念館をご紹介します。間宮林蔵記念館は

東京から鉄道、車で約1時間半

ほどのところにあります。皆さんどうぞおいで下さい。
 この記念館は、間宮林蔵の出身地である伊奈町によりふるさと創生資金による事業として、間宮林蔵の顕彰事業の一つとして建設されたものです。記念館は、従来より茨城県の史跡として指定され、一般公開されている

生家

の南隣に建設されました。

平成5年6月3日「測量の日」

に開館しました。
 館は、鉄筋コンクリート平屋建てで展示室のほかギャラリー、エントランスホールなどを備えた近代的施設が整備されています。館内の展示は、間宮林蔵に関係するもの及び彼の生きた時代背景等で構成され、歴史の流れに沿った紹介をしています。私の家で所蔵しておりました

林蔵の遺品

に加え、一般には公開されていなかった直筆の

「蝦夷図」(国立国会図書館蔵)

「東韃地方紀行」(国立公文書館蔵)

「北夷分界余話」(国立公文書館蔵)

など貴重な資料が複製されて公開されています。

北蝦夷図説(安政2年発行)
北夷分界餘話を木版で印刷出版されたものです。
間宮林蔵記念館蔵
北蝦夷図説

 全国各地から収集した数少ない貴重な資料のほか、林蔵にまつわる史跡などをおりまぜながらテーマごとに、わかりやすく展示しています。

記念館内部の様子
テーマごとにわかりやすく展示されています。
記念館内部

 記念館より500メートル程離れて、

間宮家の菩提寺専称寺

があります。この専称寺には、林蔵の墓石があります。この墓石は、林蔵が

樺太踏査出発に先立って自らが建てた

ものです。林蔵が決死の覚悟で樺太に赴いたことが、この事からわかります。墓石は、林蔵の業績には不釣り合いなほど小さな石碑です。生前に自ら記した墓碑銘が間宮林蔵と刻まれています。
 林蔵記念館より小貝川を約2キロメートルほど下った所に、

岡堰

があります。岡堰は、林蔵が幕府役人として取り立てられるきっかけとなった所です。江戸時代岡堰では、毎年春になると小貝川を堰き止めし、小貝川の水で田畑を潤していました。この小貝川の堰き止め工事は、大変な難工事でした。この工事を監督していた幕府役人の目に留まり林蔵は、江戸に出てゆくことになります。

●交通の便

電 車 = 上野駅より常磐線下り電車(取手・土浦・水戸方面行き)により約40分、取手駅下車。タクシーで15分
   = 常磐自動車道を谷和原インターで降り、294号線を取手方面へ。谷和原インターから約10分。

 谷和原インターからの詳しい道順は、お問い合わせください。  東京方面へ研修等でお越しの際は、是非お立ち寄りください。

記念館位置図

●連 絡 先

☆ 間宮林蔵記念館 嘱託職員 間 宮 雅 章
    〒300-2335 茨城県筑波郡伊奈町上平柳63-1
    電話 0297-58-7701
☆ ネット情報工房mmy 間 宮 正 孝
    〒300-2335 茨城県筑波郡伊奈町上平柳63-2
    電話 0297-58-6313

事前にご連絡いただければ、館内のご説明をさせていただきます。


ホームページ

間宮林蔵ホームページに戻ります。