キーボードをしっかりと使えるようになるために

 キーボードには、「英数」と「ひらがな」が表示されています。入力方法もローマ字入力、かな入力があります。しかし、インターネットの世界は国境がありませんから、英数が基本となります。ですから、日本語入力も英数を基本としたローマ字で入力する方がよいでしょう。これからの説明は、ローマ字入力を前提に説明します。

ブラインドタッチ

 キーボードをいちいち見ないで、文字を入力することを「ブラインドタッチ」と言います。ブラインドタッチ、いがいと正確に教わったことがない人多いんじゃないですか。最近はプログラムで、タイピングの練習をするものがありますね。ブラインドタッチ、お金を払ってわざわざプログラムを購入し、練習しなければならないものではありません。ホームポジションと呼ばれるキーボードでの指の位置、キーを打つときの指の動きをきちんと練習すればいいんです。あとは少し練習をすれば、みるみる上達するはずです。それではこれからホームポジション、指の動かし方を勉強していきましょう。

ホームポジション

 キーボードに手を添えて、指を配置する基本の形をホームポジションといいます。下の絵を見てください。ホームポジションの基本を示しています。

図の通り、左から

左手
小指 => [A] 薬指 => [S] 中指 => [D] 人差し指 => [F]
右手
人差し指 => [J] 中指 => [K] 薬指 => [L] 小指 => [+]
  両手の親指 => [無変換] [スペース] [前候補]

 キーボード上、[F]キーと[J]キーの表面に突起がありますね?わかりますか。この突起は、すばやくホームポジションに指を配置するため、両方の人差し指の位置を決めるための突起です。[F]キーと[J]キーにそれぞれの手の人差し指を置けば、自然とほかの指も正しい位置に来て、ホームポジションが決まります

キーの打ち方人差し指の動き

 キーボードのそれぞれのキーを打つときは、このホームポジションから担当する指がキーの位置まで出張していくという感じですね。キーを打ち終ったら、必ずホームポジションに指は戻らなければいけません。次のキーを打つためにね。

たとえば[T]キーを打つときは、左手人差し指が[F]キーから上へ移動して[T]キーを打ちます。打ち終ったらすぐに、[F]キーに戻ります。

 このとき、他の指がホームポジションから離れてしまってはいけません。他の指は必ず、次のキーを打つために、ホームポジションで待っていなければならないんです。でも、それは小指や薬指じゃかなりつらいこと。小指や薬指が動くときは、人差し指だけを残し、他の指も一緒に出張してください。そうすればそんなにつらくないはずです。そして、戻るときは、人差し指を中心に横に指をそろえれば、はい、ホームポジションです。

 また、ちょっと大変なのは両小指の動きですね。小指はそれぞれ、担当するキーが多いですね。でもだいじょうぶ、小指で打つキーはある程度決まっています。あまり端の方のキーは、小指で打つ必要はありません。でも、なれてくると小指で間に合うようになるでしょう。



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