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紅茶用語集

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アッサム(Assam)
アップル・ティー
アフタヌーン・ティー
アーリーモーニングティー
アールグレイ
一番摘み
萎凋(いちょう)
イングリッシュ・ブレックファースト
ウバ(Uva)
エルマ・チャイ
オレンジ・ペコー

カッティング
キーマン(祁門)(Kimun)
キャディスプーン
キャンディ
クリーム・ダウン
グレーディング
ケニア
ゴールデン・コロナ
ゴールデン・ティップ
ゴールデン・ドロップ
ゴールデン・リング

サモワール
CTC製法
シッキム
シャリマ・ティー
ジャワ
ジャンピング
揉捻(じゅうねん)
シルバー・ティップ
水色
スーチョン
スパイス・ティー
スピリッツ・ティー
スマトラ
セカンド・フラッシュ

ダージリン(Darjeeling)
ダスト
玉解き(たまとき)
タンニン
チャイハネ
チャイ・バルダック
ティー・キャディー
ティー・コージー
ティー・ストレーナー
ティップ
ディンブラ(Dimbra)
摘菜(てきさい)
ドアーズ

ニルギリ(Nilgiri)
ヌワラエリヤ(Nuwara Eliyaz)

ハイ・グロウン・ティー
ハイティー
醗酵茶
半醗酵茶
ファースト・フラッシュ
ファニングス
フラッシュ
フラワリー・オレンジ・ペコー
フレーバー・ティー
ブレックファストティー
ブロークン
ブロークン・オレンジ・ペコー
ペコー
ペコー・スーチョン

マサラ・ティー
ミディアム・グロウン・ティー
ミルク・ティー
モーニング・ティー

 

ラプサンスーチョン(正山小種)(Lapsang Souchong)
リーフ
リーフ・ティー
ルシアン・ティー
ルフナ(Ruhuna)
ロー・グロウン・ティー
 


アッサム(Assam)
 インドアッサム地方でとれる紅茶。ここはブータンに近く気候条件が良いことから世界最大の紅茶生産地となっている。3月から11月まで収穫ができる。6月頃のセカンドフラッシュは特に美味しいとされていて、水色も濃く爽やかな色をしてい る。強い個性がないことから、ティーバッグのブレンドの原料に使われることも多い。
アップル・ティー
 リンゴの香りをつけた紅茶。新鮮なリンゴを切ったものに紅茶を注いで香りと味をも楽しめる紅茶の飲み方もある。
アフタヌーン・ティー
 午後にちょっとした食事とともに取る紅茶。一般にはプチケーキ、小さな一口サンドイッチ、スコーンが付いてくる。この三種類が3つの皿に並べられ、それが三段に乗せられるように工夫した入れ物でテーブルに運ばれることが多い。時間をかけてゆっくり紅茶を楽しむ、特に気の置けない友人たちや家族とおしゃべりしながらというのは至福の時。
アーリーモーニングティー
 イギリスなどで、早朝に飲む紅茶。
アールグレイ
 中国茶にベルガモットの香りをつけた独特の香りを持つ紅茶。アイスで飲むと美味しいと言われるが、ホットでも楽しめる。ただ香りが苦手な人もいるかもしれない。この名前は19世紀にヨーロッパにこの紅茶を持ち帰ったイギリスのグレイ伯爵の名前に由来している。薬用にも使用される。
一番摘み
 その季節の一番最初に摘むお茶。いわゆる新茶。ファーストフラッシュ。
萎凋(いちょう)
摘んだ茶葉の水分を減らしてしおれさせる(萎れさせる)工程で、萎凋槽とよばれるところで温風を8時間から10時間程度かけて当てることで水分を抜いていく。
イングリッシュ・ブレックファースト
 イギリスの朝食でよく飲まれる紅茶の銘柄の一つ。濃い目に淹れてミルクをたっぷり入れて飲むのがおいしい。インド紅茶やセイロン紅茶、ケニア紅茶などをブレンドしてある。フォションやフォートナム&メーソンなどのブランドでもこの銘柄がある。
ウバ(Uva)
 世界三大名茶の一つ。スリランカのウバ地方で取れる紅茶。この地方は標高が1300mほどあり、スリランカの南東、中央山脈の東側に当たることから季節風を適度に受ける。いわゆるハイ・グロウン・ティー。収穫に適しているのは乾季である6月から7月で、特に濃く淹れるとゴールデンリングと呼ばれる輪がカップのふちに見えるのが特徴。水色はしっかりしていて濃く、タンニンも多く渋みも強いことからミルクティーに合う。
エルマ・チャイ
 トルコ語で「エルマ」とは「リンゴ」のことでリンゴの香りをつけたトルコの紅茶を指す。アップルティー
オレンジ・ペコー
 茶葉の中でも一番大きい葉をさす言葉。葉が大きいことからウーロン茶のようにねじれて細長い形が特徴。オレンジとは関係ないので注意。ペコーとは「白毫」が語源の言葉で、これは仏教では仏の額にあるものを指しますが、本来の意味の白い産毛を指すもの。オレンジペコーという名前で売られている紅茶もあるがこれは一番飲みやすいセイロン紅茶のオレンジペコーの葉を使っている紅茶の意味であることが多いようだ。

カッティング
 紅茶の葉を適度な大きさに切り刻むこと。
キーマン(祁門)(Kimun)
 中国紅茶の代表格。中国安徽省で生産されるお茶で、かなり古くからその存在が知られていて世界最古の紅茶の産地とも言われています。中国紅茶としては飲み易いので入門にはオススメ。
キャディスプーン
 紅茶の葉を計るスプーン。薄めで装飾が施されていることが多い。
キャンディ
 スリランカ中央あたりの古都キャンディ辺りで産する紅茶を指す。
クリーム・ダウン
 アイスティーを作るときに紅茶が白っぽくにごること。紅茶の中に含まれるタンニンやカフェインが急激に冷やされて結晶化し紅茶を濁らせるために起こる。
グレーディング
 紅茶の茶葉の等級を決めること。
ケニア
 アフリカのケニアで栽培されている茶葉で作った紅茶。ケニア山の周辺の高地で産出する紅茶は殆どがティーバッグ用に加工されることが多いようです。
ゴールデン・コロナ
 カップに注いだ紅茶を見たときにカップの内側の紅茶のふちが金色の輪のように輝いて見えることがありこれを言う。ゴールデン・リング
ゴールデン・ティップ
 木の先端などにある新芽の中でも金色のような色を持ったもの。実際は薄い黄色がかった色で、取れる量が少ないために高級紅茶に使用される。
ゴールデン・ドロップ
 ポットからカップに注いだときの最後の一滴を指す言葉。美味しさの濃縮された一滴。
ゴールデン・リング
 カップに注いだ紅茶を見たときにカップの内側の紅茶のふちが金色の輪のように輝いて見えることがありこれを言う。ゴールデン・コロナ

サモワール
 ロシアで紅茶を飲む際に使用する器具。2段になっていて、上段には濃く煮出した紅茶が入ったポットがあり、下段にはお湯が沸いている。上の紅茶をカップに入れて、お湯で好みの濃さに薄めて飲む。
CTC製法
 紅茶のティーバッグに多く採用されている製法で、茶葉をカットしただけでなく、小さなボール状にして表面積を増やし、紅茶の成分が短時間で抽出できるようにしたもの。ティーバッグはダストのようなものが主流だったが、最近はこの方法で作られているものが多い。
シッキム
 インドの秘境シッキムで採れる紅茶。
シャリマ・ティー
 オレンジの香りの紅茶。
ジャワ
 インドネシアのジャワ島で栽培されている紅茶。
ジャンピング
 紅茶をポットで淹れるときに、茶葉がお湯の中で対流しながら動くこと。茶葉がお湯と良く触れることで紅茶の成分が良く出る。
揉捻(じゅうねん)
 茶葉を揉んで茶の細胞を破壊して汁をだし醗酵を始めるようにする。
シルバー・ティップ
 木の先端にある新芽のうちで、少し黒味がかった灰色をした葉を指す。貴重なことから高級紅茶に使用される。
水色
 「すいしょく」と読む。紅茶をカップに注いだときの色。褐色から薄い赤みがかった茶色までさまざまで、茶葉によって異なる他、時間によっても異なる。澄んでいるか輝いているかが重要なポイント。
スーチョン
 大きめの葉を指す言葉。
スパイス・ティー
 紅茶にさまざまなスパイスを入れて楽しむ飲み方。シナモンティーやインドのマサラティーなどが有名。
スピリッツ・ティー
 紅茶に強い酒をたらしてその香りを楽しみながら紅茶を楽しむ飲み方。
スマトラ
 インドネシア、スマトラ島で栽培されている紅茶。アッサム系の茶の木から栽培されている。
セカンド・フラッシュ
 その年の2番目に摘んだ茶葉で作った紅茶。アッサムのセカンド・フラッシュは有名。

ダージリン(Darjeeling)
 世界三大銘茶の一つ。爽やかな風味から「紅茶のシャンパン」と呼ばれている。標高2000m近い高地で産し、その気候が独特なマスカットのような香りを作り出している。ファースト ・フラッシュティップが多く高級品。セカンド・フラッシュは落ち着いた味で、オータムナルと呼ばれる秋摘み茶は濃くミルクティーに合う。
ダスト
 紅茶の茶葉の等級の一つで、細かい粉のようになっているもの。すぐに紅茶成分が抽出できるのでティーバックなどに使われる。 英語から紅茶の屑を想像するがそれは誤解。
玉解き(たまとき)
 もんだ茶葉は玉のように固まるので、解してばらし、醗酵を促す。
タンニン
 紅茶に含まれる成分の一つでいわゆるポリフェノールの一つ。茶渋の原因として白いカップを茶色くしてしまうので嫌われ者でもある。紅茶の渋み成分でもある。紅茶の風味を決定付ける重要な役割を果たす。
チャイハネ
 「ハネ」とは「店」の意味でトルコの紅茶を飲ませる店。基本的には男性しか出入りしない。
チャイ・バルダック
 トルコの紅茶を飲むときに使うガラス製の独特なグラス。数口で飲めるほどの大きさで、スーパーで買える数十円のものから1客で数万円はするカットグラス製のものまである。
ティー・キャディー
 紅茶を保存するために使われる密閉容器。
ティー・コージー
 紅茶を蒸らしている間にポットが冷めないようにかぶせて置く布製のカバー。色々な柄のものがあり、集めるのもまた楽しみ。
ティー・ストレーナー
 紅茶の茶葉がカップに入らないようにポットから注ぐときに使う茶漉し。スプーン状をしている。
ティップ
 茶葉の若葉のこと。新芽。まだ開かずに巻いているような葉を指す。
ディンブラ(Dimbra)
 スリランカの中央山脈の西側、ディンブラ・ディコヤ地方で取れる紅茶。1月〜2月ごろが最も良い。ウバとは山脈をはさんで反対側。
摘菜(てきさい)
 茶葉を摘むこと。一芯二葉といわれ、1つの新芽に2枚の若葉の部分を摘む。機械化が進む中でこの作業は品質の良い紅茶を作るためには手作業に頼らざるを得ないために紅茶は高級品となる。
ドアーズ
 インドのアッサム地方の西辺り、ドアーズ地方で取れる紅茶。くせがない。

ニルギリ(Nilgiri)
 南インドの高原、1200mほどの標高の場所でとれる紅茶。このニルギリは丘陵地帯。
ヌワラエリヤ(Nuwara Eliyaz)
 スリランカ中部のヌワラエリア地方で取れる紅茶。標高が1800mど山岳地帯でハイ・グロウン・ティーとなる。1月〜2月が最も良いシーズン といわれる。

ハイ・グロウン・ティー
 スリランカの標高1300mほどの高地で育てられた紅茶。特にウバディンブラヌワラエリヤは三大ハイ ・グロウン・ティーとして知られる。
ハイティー
 イギリスで午後5時ごろから夜にかけての肉や魚料理が付く軽食。teaとsupperを兼ねる。
醗酵茶
 茶葉を時間かけて醗酵させたもので紅茶がまさにその代表格。醗酵で緑茶の味わいから全く違う紅茶に変化する。
半醗酵茶
 緑茶と紅茶の中間でその代表がウーロン茶のような中国茶。
ファースト・フラッシュ
 その年の最初に摘んだ茶葉で作った紅茶を指す。いわゆる「新茶」で「一番摘み」とも。
ファニングス
 紅茶の等級の一つ。ブロークンダストの中間の大きさ。記号F
フラッシュ
 茶葉が芽を出すことから、その年、何番目に摘んだかを示す言葉。ファースト・フラッシュセカンド ・フラッシュなどがある。
フラワリー・オレンジ・ペコー
 茶葉の等級の一つ。枝の先の柔らかい新芽を多く含むものを言う。記号FOP
フレーバー・ティー
 紅茶にさまざまな香り付けをした紅茶。リンゴの香りをつけたものが多い。
ブレックファストティー
 朝食の時間帯に飲む紅茶。ブレックファストティーという名前の銘柄もある。
ブロークン
 茶葉の等級の一つ。小さめだがファニングスほど小さくはない。ブロークンとはカットした茶葉を指す。
ブロークン・オレンジ・ペコー
 オレンジペコーをカットしたもの。この等級のものはもっとも市場に出回っているもので、記号BOP。
ペコー
 葉の大きさを指す言葉。スーチョンよりは小さい。
ペコー・スーチョン
 葉の大きさを指す言葉。スーチョンより小さい。ペコーより大きい。

マサラ・ティー
 スパイスを入れたインド風の紅茶。煮出すタイプ。
ミディアム・グロウン・ティー
 スリランカ紅茶で標高600m〜1300m辺りで取れる紅茶を指す言葉。キャンディなど。
ミルク・ティー
 紅茶にミルクを入れて飲むものと、ミルクで紅茶を煮出して飲む方法とある。ロイヤルミルクティーは煮出すものの代表。
モーニング・ティー
 イギリスで朝に飲む紅茶を総称していう。アーリーモーニングティーブレックファストティーなどがある。


ラプサンスーチョン(正山小種)(Lapsang Souchong)
 中国福建省で生産された紅茶を燻製にしたものでスモーキーな香りは人によっては苦手かもしれない。
リーフ
 茶葉のこと。
リーフ・ティー
 リーフのみで入れた紅茶。ティーバックや煮出し紅茶と相対する言葉。
ルシアン・ティー
 ジャムを舐めながら紅茶を飲む飲み方。サモワールでいれた紅茶を使う。決して紅茶にジャムは入れない。
ルフナ(Ruhuna)
 スリランカの南低地で育つ茶葉で作られた紅茶はアラビアの富豪らが競って求めたといわれている。濃い味が特徴でストレートでもミルクティーでも美味しい。
ロイヤルミルクティー
 紅茶をミルクで煮出したミルクたっぷりの濃い紅茶。
ロー・グロウン・ティー
 スリランカの比較的低地で産する茶葉を使った紅茶。