037 トマトジュースの謎
トマトジュースというとどんな味を思い浮かべますでしょうか。日本では最近は無塩トマトジュースと言うことでトマトの本来の甘味がするジュースが売られていますね。でもちょっと塩味があったりするとトマトの味は引き立ちます。欧米の航空会社で機内サービスを 受けてもトマトジュースには塩コショウがついてくることがあります。
そんな私たちの「常識」が崩れる国が「韓国」です。韓国に行ったらぜひ「トマトジュース」を買って飲んでみてください。最初は小さいビンがいいでしょう。と言うのは「甘い」トマトジュースだからです。外国メーカのものなら大丈夫かと思いきや韓国仕様になって いて「甘い」のです。
以前韓国で友人の実家に招待されたときに出てきたトマトのスライスに砂糖がかけられていてとてもカルチャーショックを覚えたことがあります。トマトは甘いからさらに砂糖をかけて食べようと言うことでしょうが、甘いトマトと言うのはなれないととても食べられる 代物ではありません。
そういえば、とある有名なとんかつやで「トマトのデザート」なるものがあるのでためしに注文してみるとそれは「甘い」トマトでした。さすがデザートなだけはあります。塩味ではデザートではないですよね。
われわれはトマトジュースは塩味のついたものという常識の中で生活しています。でも韓国人の常識はトマトジュースは「甘いもの」なのです。韓国の人が海外に出て塩味のトマトジュースを飲んだらどう感じるのでしょうかとても興味深いとは思いませんか。