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017 電子辞書

 辞書はこれまでは紙といったイメージがありました。でも最近は紙を離れて電子化の技術で手軽な電子辞書が増えてきました。紙の辞書はそれなりに使いやすいというか、前後の単語を読んで更にイメージを作ったりすることができます。そういう意味では電子辞書は残念ながら1個の単語を選ぶというだけしか出来ないのです。このために紙の辞書の時にはつい他のところを読んでしまったりという弊害(?)もありました。

 電子辞書には二種類あって、一つは電卓のような小型の携帯型、もう一つは自宅のコンピュータなどにインストールまたはCD-ROMを使って辞書を利用するものです。便利なのは何と言っても携帯型の辞書で、斯く言う管理人も重宝しているのが広辞苑の第5版が入って、そのほかに英和、和英の入ったものです。気になった言葉は気になったときにすぐに引かないと忘れてしまって何もなりませんから、すぐにどこでも引ける辞書は常に携帯しています。

 そもそも何か気になったり、分からない言葉に出会ったら、すぐに調べないといられない性格ということもその理由の一つでしょう。分からないままにするのはとてもいやなものですから。

 旅行の共に携帯式の多国語辞書があります。ウチにあるのは二種類、一つは西ヨーロッパ向けで英、仏、独、西、伊、葡、瑞典、蘭、諾、丁の十ヶ国語、もう一つは東ヨーロッパ向けで英、独、洪、波、捷、露の 六ヶ国語というわけです。これらはヨーロッパの空港の免税店で購入したもので、ノルウェーやデンマーク、チェコ、ハンガリーなどの電子辞書は面白く、色々引いてみるだけで遊べるというポイントがあります。特殊な文字もちゃんと入力できるようになっているところも大きなポイントです。おまけにこれらは「ゲーム」がついていますが、それはスペル当てゲームだったりします。

 そんな中で韓国に行くたびに韓国語の電子辞書としても国語辞典を探しているのですが今のところきちんとしたものは出ていないようです。ソウルに行くたびに韓国の秋葉原といわれる竜山に出かけて探しているのです。韓英、英韓はあるのですが。

 今後もっと面白い電子辞書が出ていたらまた買ってしまうかもしれません。だって、辞書が好きなんですから。

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