イーブックさんのサイト見ると、
>『週刊ヤングチャンピオン』秋田書店/6月〜
>漫画/花小路ゆみ
星野小麦に改名ですね。『P』といいなんで?恥ずかしいのか?
すでに大家だから、あえて変名なのか?
他にも御茶漬海苔の『オカルト団D3(実際は3乗と書く)』
(コミックRUSH)とか『けっこう仮面V』(WEB現代)とか
『マジンガーエンジェル』(マガジンZ)とか、カバーが急に増えますねえ。
非常に正直に言うと、こういうカバーバージョンてのは、
俺は基本的に興味なし。豪ちゃんの『魔神王ガロン』や
越智一裕さんの『ダイナミックヒーローズ』のように、
ストーリーも去ることながら、絵に対してもある種原作に
肉薄するスタイルなら、マンガとしてアリとも思うんですが。
▼で、「ヤングチャンピオン」14号(秋田書店)。
『キューティーハニーSEED』、「衝撃新連載」「名作復活」だ
そうです。
予告の絵や表紙は萌え系絵柄だと思ってたんだけど、本編のタ
ッチは俺がもう一つ好かないレディコミ系女性作家のモノなの
がなあ。設定が「ある日突然テメエに都合のいい女が降って来
たら?」というベルダンディタイプ。ココは正直俺引きました。
映画版や伊藤伸平版の秋夏子と同系キャラとして「早見青子」
が登場。国家機密の壁と戦うみたいです。
もう少し様子を見てからかな。
▼何か俺の目に触れないよう、例のハニーボーイズラヴ小説
(『悪魔の爪に囚われて キューティーハニーBOYS』)は
隠されてるみたいです。お陰でまだ読んでません。ま、『真・
魔王ダンテ』も俺積極的に持ってないし、読まない方がその手
の世界の方に迷惑掛けなくていいのかも知れませんね。
つーか、その手の小説棚に探しにいくと、立ち読みしている
女性の方に非常に迷惑そうな目で見られるので、俺は恐らく
近寄ってはイカンのだろう。多分狩らない。
▼上記イーブックによれば、9月には蛭田デビ復活。
映画景気はあるのか?つーかせっかくこの機会なんだから、
今度こそ五十子勝版『デビルマン』(テレマガ他)初単行本
化を激しく希望するぞ、俺は。
▼今月の『真説 魔獣戦線』。
たたかいだ!ゆくぜ!!…みんな混じってしまいました。最終回。
来留間親子が刹那見たのは、人智の及ばぬ世界なれど、虚無も
ゲッターも並列されたも少し上の次元みたいですね。それぞれ
が神の実験て…アニィ!話がもはやデカ過ぎるであります!!
一つ明確に描かれていないというか、俺の強引な読み込みと言
うか穿ちすぎなんでしょうが、最後に慎一は、マリアを「受け
入れた」のか「取り込んだ」のか。それによって慎一がナニを
目指して跳んだのか、解釈が変わりますな。
要は、まだ神に対して反逆するのか、神の戦争へ参戦するのか。
賢先生には申し訳ないのだけど、むしろ良くココまで続
いたなあ、というのが素直な感想ですねえ。かつて『魔獣』の続編
をと乞われて『5000光年の虎』を描いたほどの先生ですから、外的
動機で作品が完結するワケが無い。「たたかいだ!ゆくぜ!」効果
が発動してくれて何よりというか(笑)
▼コレでチャン赤ともお別れですね。なーんて思ってたら、
今月の『降魔伝 手天童子』。三位一体の鬼が出ましたよ。
エサは全て3人で分けるんだそうですよ。アタマの頂点に並ぶ
ツノはグレンダイザーを思わせないでもないですが、後ろの
シルエットでゲッターチームと見えますな。
ハニーちゃんは、かなーりアッタマ悪く作られててOK。
とかいうファンサービスはさておき、邪腕坊倒して、次のステ
ージへ。娘を椅子で叩き殺した親父の描写見てつくづく思った
ですが、夏元先生は結果を先見せして、経過を想像させるのが
うまいっつーかお好きみたいですね。
しかし、車田・山口は雑誌で毎月読むほど愛してないし、次号
以降は…単行本待つか?
▼「乱 TWINS増刊 戦国武将列伝」第三弾(リイド社)。
豪ちゃん『伊達政宗〜人取橋の戦い』掲載。
今までの3回の中では、一番田中+星タッチが絵では強いが、
バイオレンスの読ませ方に、豪ちゃんカラーが一番出ていると
正直思ったことですよ。
愛が受ける姑の嫁への暴力、
撫で切りで見せる正宗の権力がまとう暴力、
戦で展開される血しぶき舞う物理的な暴力、
コレがどんどん重層的に一本で拡がるサマがこれぞ、てカンジ。
血染めの夕日がステキな絵ですね。
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