デビルマン鑑賞。
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1972年8月12日放送
#5「眠れる美女ゾルドバ」
演出・設楽 博 脚本・高久 進 作画監督・白土 武 美術監督・秦 秀信

明「ここは冷たい氷の世界とは違って 実に素晴らしいところなんだぜ」

デビルマンを粛清するため、魔王ゼノンの命を受け、魔将軍ザンニンと妖女ゾルドバ が人間界へ向かう。

一方、明やミキが通う名門学園に転校生がやって来た。明のようにバイクを駆り、 荒っぽく振舞う男・氷村 巌だ。氷村は「強いやつは二人いらない」と明を挑発し、 決闘を申し込む。山で激しいパイクでのつばぜり合い。そこへ駆けつけたミキとタレち ゃん。明を応援するタレちゃんに襲いかかる氷村のバイク。崖からタレちゃんは落 とされてしまう。

決闘は一時お預け、タレちゃんを助けに行った明とミキ。タレちゃんは無事だったが、 そこにあった洞窟へ入ると、謎の棺に閉じ込められ眠る美女を発見する。考古学者の ミキの父の鑑定の結果、全く未知のシステムを持つ棺の中で、美女は生き続けている のだという。

明は気付いていた。その美女の名は「リタ」、デーモン族なのだ。 リタは魔王ゼノンが望む血と暴力のデーモン界に嫌気が差し、脱走したものの捕まった。 そして、ゼノンの魔力で凍りの棺の中で、永遠に生きることも死ぬこともかなわぬまま その姿を晒しつづけていく運命だったのだ。

棺のリタを調査する牧村博士。そこへ氷村が突然現れ、博士と助手を倒してリタを奪い 去る。博士の研究所に駆けつけた明は、氷村を見つけだしその理由を問い詰める。氷村 いわく「俺はお前を潰すために何だってやるぜ!」そういい残し、明にバイクで迫る。 間一髪避けた明を横目に去る氷村。後には明と眠ったままのリタが残る。

目を覚ますリタ。デーモン族に帰りたくないというリタに明は、人間界の素晴らしさを 教える。だがその前に突如現れる妖女ゾルドバ。そしてリタの姿は消えた。「リタを助 けたければ悪魔の森に来い!」と言い残してゾルドバも消える。

まるで異世界のように、奇怪な木々が生え、鎌のような月に照らされる悪魔の森。切り 立った崖に立つゾルドバの館へやってくる明。館の様々な仕掛けが明を襲う。床の落と し穴にはまった明に槍で襲いかかるゾルドバ。明はデビルマンに変身、ゾルドバに挑む。

デビルカッターで足を落とされ逃げるゾルドバが消えた部屋に入ると、リタが眠って いた。駆け寄るデビルマン。だが、リタは手にした短刀をデビルマンに突き立てる。 「気でも狂ったのか!」それはゾルドバの変身だった。本物のリタはあろうことか ゾルドバに食い殺されていたのだ。怒るデビルマンはゾルドバをデビルアローで葬り去る。

『デビルマン解体新書』でも触れられていたが、実際この回、はっきり言って無駄な要素が あるプロットのお陰で、設定本来の面白さがパージされている感は強い。絵的な点では 動きやら、戦いの展開やら、見所はあるだけに惜しいぞ。津田"ヒストラー"延代氏の声が 光るだけに。

「一文で語れるシナリオが売れるシナリオ」というハリウッドの鉄則があったりするのだが、 この回をそれに従って分析すると、

(イ)「不動明のライバル氷村 巌が現れる」
(ロ)「デーモン族の裏切り者がデビルマンの前に現れる」

この二つの要素がうまくかみ合って機能していない、どころかその整合性に問題あり。 入れなければならない二つの要素が結局うまく機能せずに打ち消しあっている …それがこの回にまつわる不幸に思えてしょうがない。何故そんなことになったのか? コレは憶測だが、制作前に準備されたシナリオに、氷村 巌を付け足したのではないか。 二つの要素をもう少し考えてみよう。

(イ)氷村 巌登場について
謎めいた現れ方をし、ヒーローに対するヒールとして初登場する割には、 立ち回りがゾルドバのアシスト、悪く言えば使いっ走り程度のセコさで、中途半端だ。

まずはAパート。ココでの氷村はかっこいい。 バイクで颯爽とミキに泥ハネながらのご登校、これは主人公の不良少年(カラっとした味) 不動明に対して、マジもんのワルとしての印象。続いて教室で机の上に足乗せながら目だけで クラスメートを威圧。ま、コレは明も得意とするところだ。で、明が遅れて登場して にらみ合い、てな当時の番長マンガの王道が展開される。デビルマンと日常世界で対峙する デーモンだが、その真意は…?と後々いいサスペンスに発展しそうないい雰囲気だ。

氷村「この学校にも骨のありそうなヤツが一人いたな…俺はそういうヤツが好きさ。」
明、ベルトを抜く
氷村「今日から転校して来た氷村ってもんだ」
明 「氷村…?道理で冷たい顔しているな」

明くん、口で喋っただけでは漢字までは分からないわ。
ま、氷村くん、結果としては大いに裏切られる哀しい末期なんだけどね。それは後々の話。

この段階ではおそらくは企画書に描かれた一枚の絵、主人公のライバル役(ドギツイ顔) の不良がストーリーにスパイスを与える、の現実化なんですな。で、たぶんその絵を見て、 「こいつも実はデーモン族で、ソレを明が知らないがゆえに、起こる仕掛けは面白いよね!」 …というクリエーターとしてのナイスな発想が加えられたのだろう。

で、ありながら残念なのがBパート冒頭。研究所員がリタを安置している部屋に入ると、 その姿が消えている。慌てる研究所員!コレに続いて建設中の高速道路を疾走する 氷村、待ち合わせているのはゾルドバ。で、ゾルドバが「リタを牧村博士の研究所から さらって来い」と命令。すかした調子で了承する。ゾルドバが笑いながら道路カチ割って、 次のシーン。リタはなぜか戻っており、「いるじゃないか」と研究再開。その謎については 深く追求もされずに。だ。

結局リタ(実はゾルドバ)は、このシーンでわざわざ氷村に命令を出すためにだけ、 研究所を抜け出している。単純に考えれば、ゾルドバ自身がリタの姿で 抜け出して、明の目に付くところでうろうろしてれば、本来の目的は達成される ワケで、実際コレに近いことは2話でミキに変身したシレーヌがやっている。

つまりこれは、明らかに氷村を立てるために作られたシーンなのだ。 氷村は映像上、リタの正体知らないまま誘拐工作の片棒担いでいる印象で、どっちかと いうと間抜けなヤツにしか見えない。

(ロ)もう一人のデーモン族の裏切り者・リタ
魅力的な設定だ。自らの意思で牧村ミキだけを守る、という道を選択し、デーモンと 人間の間にあって、どちらが正しいかとか勝つかといった「使命」や「正義」から 離れた「自由」を死守するために戦うデビルマン。

それに対して、同じ裏切り者でありながら、その「自由」を封印されることで 戦いの場には参加しないでいられる、究極の「不自由」に生きるリタ。

結果は、そのキャラクターを充分に生かしたプロットとは言い難い。番組は、ゼノンが いきなりリタを氷柱で串刺しにするというショッキングなシーンで幕開けする。そのシー ンはBパートでも再びデビルマンの回想で語られる。デーモン族を集めたゼノンが裏切り者 に対する見せしめとして、「裏切り者はこうなるのだ!この女はこのまま、生きることも 死ぬことも出来ず、冷凍となって暗黒の中で暮らすのだ。永久に…」と煽られる。この罰が 恐ろしいのは、「生きることも死ぬことも出来ない」、すなわち自ら何も選択できないまま、 さらし者となるという究極の不自由が永遠に続く恐怖である。

自由の象徴であるデビルマンが、リタに何を語り、どう戦って見せるのかこそがテーマである。 にもかかわらずリタは恐らく、ゾルドバがゼノンに派遣されて人間界に来る前に 食い殺されている。洞窟で発見された時からゾルドバだったという、視聴者に対する フェイクの小道具としてしか機能していないのはもったいないっすよ、実際。 結果的には回想でしかリタが現れず、たとえばデーモン族の中でのデビルマンとリタの関係が 語られない上に、リタ自身が何か行動を起こすわけではないので、印象が弱い。

で、(イ)(ロ)を重ね合わせて考えると、当初シナリオは(ロ)がテーマで 書き進められていた中、(イ)の要素を加えることを要求されたのだと思われる。 たぶん、氷村の登場シーンに尺を取られた関係上、リタの個的な要素は削られ、 構成要素だけが残っていったのではないか。

そうまでして氷村が加えられたのはなんでかー、と考えるに、放送日程の要請 だろう、と思い当たる。前週では魔将軍ザンニンが登場して、今回は氷村の登場。 この二面は、明らかに番組の骨格に対する強化だ。毎回のデーモン以外に、いつか ザンニンが出ざるを得ない時が来るのだろう、と期待させるのが一つ。もう一つが 人間の姿のままストーリーにスパイスを与える氷村がどう成長していくのか、と いうヒキ。

デーモンがミキを狙い、明が防戦するという戦いだけでは、早晩ネタは枯渇する のが目に見えている。しかも放送日程はいわゆる「夏枯れ」に被っている。(「夏枯れ」 とは、夏休みやお盆でテレビの前以外にも何かと楽しい時期、視聴率が冷え込む こと)早いうちに番組強化策のイベントは施しておかないと、ということだ。 だが、この話、放送は8月12日。真っ只中での苦戦は目に見えていた。

通常のシリーズとして考えるならば、この回はシンプルに「もう一人の裏切り者・リタ」 をフィーチャーするだけで充分に魅力的な話になり得たのだが、こうして前週のザンニン の再登場と氷村の登場というイベントを抱える羽目になった…。形骸化したストーリーの 無残な骨格を見るに、高久氏自身、決して本意ではないんだろうなあ。 あくまで推測だが、魅力的なプロットと盛り込みすぎ感のある本編のギャップが あんまりなだけに、こうした想像でもしないと残念だ、てことなんだけどね。

で、当のデビルマン自身について。

この回のデビルマンは、一番オープニングに忠実な人かもしれない。「正義のヒーロー」 ですよ、実際。氷村みたいなワルが出現するわ、裏切り者としての気持ちを共有するリタ に人間界の素晴らしさを演説するわ、戦い終わって正義の戦いを心で誓うわ。

そのあたりの「気分」をハナで笑って恋に生きるのが、概ねこの番組ファンの (具体的には辻 真先の描く不動明ファンの)惚れた部分なんですが、ね。 まあこれは、辻版キャラが確立する前に高久 進が書いたため、統一がまだ とられていないためだろう。どっちかというと『マジンガーZ』の脚本家、と いうイメージが強い高久だけに、兜甲児が誓う「正義」に近い感覚だ。

いずれにしてもファン的には、作風の違いを楽しむ、という「お楽しみ」である わけだが。…その上で俺はどうしても違和感ですなあ。一番が、リタの研究をす るおじさんに対する明。

明(モノローグ)「このままでは、リタがデーモン族であることがばれてしまう …なんとかしなくては」

さて、この「なんとかする」とはどういうことだろう?(解答時間10分)

このセリフがなぜ「違うよなあ」という感想を生むのかというと、デビルマン の正体が明かされるわけでもないのに、明が慌てているからだ。この男の今までの 行動原理を考えれば、「デーモンも人間も知ったことか」なわけで、リタがどういう 扱いを受けようが、関係ないんですね、いつもなら。まあそうは言っても、 「他の人にはない、いいところがある(ミキ・談)」な明だから、たとえば、 リタが牧村家に助けを求めれば、当然明は救わざるを得ないだろう。そういう 展開じゃないから、なんですな。

ここでの明は、勝手にモノローグで、目を覚ましてもいないリタに対して、 同じ裏切り者として感情移入している。棺から起きたリタが目を覚ました場合、 デーモン族に帰りたがるわけもなく、明と同じように正体をひた隠して人間界 に生きるしかない。もしデーモン族であることが分かれば、人間たちは排斥する ことになり、リタの生きる道が立たれる…と明は考えているわけだ。

リタがどう考えているかは、さておき。それって明くんらしくないっ! それは氷村から取り返した後、目を覚ましたリタにとうとうと語る明にも 付きまとうカンジ。

明 「リタ、君の望む世界がここにあるんだ。」
リタ「え?」
明 「この地球、そして人間。ここは冷たい氷の世界とは違って、実に 素晴らしいところなんだぜ」

まるでマゼラン星人マヤに語りかけるウルトラセブンことモロボシ・ダン みたいな態度じゃないかよ、おいおい。一体デーモン族の世界は地球外の どこにあるんだ、てなカンジまでしてしまいますな。うーん。ミキがいなけりゃ 人間界の方がいい、とは絶対感じないと思うぞ、お前は。

たぶんこの違和感とイベント満載の原因て、やっぱり準備期間が極端に少ない ことと、ロックアウトで更に押せ押せになったスケジュールが遠因なんだろうなあ。 …ま、時間があればできるのか、というと必ずしもそうではないが。

貶してばかりいるのは一面的なので、まずは絵的なチェック。

原画に友永和秀氏の名前が見える。知ってる人ならここで「おお」となるのだ。 有名な担当シーンというと、『ルパン三世・カリオストロの城』で、冒頭最大の山場、 チンクエチェントで崖を駆け上り、車の中を鳥がさえずりながら通り抜け、 ノリノリで次元が「今度のはタダの弾じゃねーぞぉ」とM19をぶっ放す、 驚異のカーチェイスシーン一連を描いた偉大なる原画マン、と言えば分かるだろう。

で、そんな友永氏担当だろうなと思われるのが、氷村がバイクで登場する一連。 この回は氷村が何度もバイクに乗っているが、このシーンだけは、右に左にバイクを 蛇行させる運転をする際、ちゃんと体重移動をしてみせている。上半身を傾け、 バイクが傾くとともに、姿勢を立て直しているのだ。こういう細やかさってのは ちょっと中々見られない!で、氷村が泥を跳ね上げ、それをミキが引っ被って しまうところでも、普通にむっとしていればいいものを、ぐっと起き上がり 舌をぺろっと出したりして、妙な小技が効いている。続くアルフォンヌとポチが ミキの泥を取るついでに、胸に触れようとしたり、チュー迫ろうとしたりする、 教師としては逸脱した行動をとろうとする一連もなんだかいい感じにハジけている。

時期が合い前後する金田伊功と「面白い原画マンがいる」と一時並び称せられた 技はこういうことなんすね。

で、総合力がうまく機能した見所。

原画は白土氏の担当なのか?良く分からないが、クライマックスの ゾルドバ戦。こちらは演出の面白さと原画の面白さがあいまって、いいムード。

脚本の上でも、我々の暮らす世界とは少し異なる感覚で捉えている模様の デーモン界。ゾルドバが住む場所は「悪魔の森」だそうだが、コレが中々に奇妙な 風景の中に鎮座している。ぶっとい茨の向こうに崖があり、古風な洋館が立っている。 これに細い三日月が死神の鎌のように掛かっている、という美術さんの力作。この 美術担当者・秦 秀信氏はこの回を皮切りにこの後、妖将軍ムザン編・妖元帥レイコック編のほとんどに 美術監督で関わっていて、デビルマンの美術ムードを完成させている。

明は踏み込むなり、飛んでくるシコロ(忍者かっつーの)に襲われ、落とし穴が仕掛 けられた床に翻弄される。落ちそうになってしっかと床に手をかける。床下には溶岩が ぼこんぼこん。上にはゾルドバ。槍を投げつけられ、床から手を離した明は間一髪で 変身、床をぶち抜いて現れる。この床の使い方は何気ないようで、良く考えられて ますわなあ。特に巨大化した表現として床をわざわざぶち抜くなんてのは、意外と 素人は気付きませんぞ。

で、出てきてみると、部屋であった空間は天井の位置すら良く分からない不可思議空間に。 デビルマンの目の前で、おもむろにゾルドバがどんどん小さくなって、消える。 途端にデビルマンの後ろから、ゾルドバの真っ赤な髪の毛の束が襲いかかる。 振り返ると顔だけでデビルマンの背丈はあろうかという、巨大化したゾルドバ…。 このタイミングがたまらない。必見。

ゾルドバにデビルカッターを繰り出すデビルマン。両足を切断されたゾルドバが、 すっと逆立ちになったと思えば、そのまま後ろに走る。この動きが気持ち悪いっすねえ。 で、すーっと消えたらそこにトビラが現れると言う幻想的な展開。

トビラ開けたらリタ(ゾルドバの変身)が眠っているという具合。デビルマンは 体を人間大に小型化(ここで、ピリピリ、という光発しながら小さくなるのが珍しい)、 リタを助け起こすも、デビルマンにナイフ突き立てるという、幻想的なシーンの後に 普通に痛そうな原始的な戦法がまたイヤゲ。

デビルマン「気でも狂ったのか」
リタ「アタシが誰か、まだ分からないの…?」
ここでバストショットのリタの首がぐるり、と一回転して声までおぞましきゾルドバの顔が 現れる…。

や、分かってるとはいえ、ショッキングな絵だ。しかも、両足切断されたままの状態で すっくと立つゾルドバがフリーキーで気色悪い。

ゾルドバ「お前をおびき出すためにリタになりすまし、棺の中に入っていたのじゃ」
デビルマン「本物のリタはどうした!」
ゾルドバ「ヒッヒッヒ 私が喰い殺したワイ」

回想というかデビルマンの想像というか、拘束されたリタを囲むゾルドバとザンニン。
恐怖にゆがむリタに迫るゾルドバ。リタの胸にがぶりと噛み付くゾルドバ。リタの悲鳴が 響き渡る…。そこで絶妙なカット。むしゃむしゃと喰い付くゾルドバの髪が揺れている。 その揺れる髪の中から、リタの顔が浮かび上がって…

そういえば、マンガの方の有名デーモン・ジンメンも喰った者の顔を甲羅に焼き付けるデーモン。 こいつは残酷ゆえに自粛された、との話もあるが、いやいやどうして、ゾルドバのこの行為も 充分に猟奇的だぞ、おい。

ゾルドバ、ここで「デーモン族に歯向かう者は必ず死ぬんでーっ」と車田正実のキャラ みたいなセリフをかましながら槍投げつけるが、逆にデビルカッターで腕を切られ、 デビルアローに襲われる。館の外に逃げ、なおも火を起こして焼殺しようとするが、再びのデビルアロー で止めを刺される。

限定空間なんだかどうだか分からない、不思議なリングの設定が面白いお話でござんした。 この摩訶不思議感てのはこの作品に共通してるんだけど、この回もご多分に漏れず。

で、デビルマン、ほっとして明の姿に戻りつつ一演説。

明「2つの顔を持つ妖女、恐ろしい敵だった。しかし魔王ゼノンは、デーモンの野望を 果たすため、次々に災いと呪いの刺客を送り込んでくるに違いない…」

…いやだから、語らないで下さい、明さん。


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