デビルマン
音盤コレクション。

この他にも豪ちゃんがジャケを描き下ろしたドラマ版や 再発盤があるが、ま、代表的なところを。


ステレオレコード
デビルマン


日本コロムビア株式会社・SCS-502・1972年8月・500円(当時)

正確なレコードタイトルは、<テレビ漫画「デビルマン」から 『デビルマンのうた』『今日もどこかでデビルマン』。>

テレビアニメのオープニングを見ると、エンディング表記が「今日も何処かでデビルマン」 となっている。実際にはレコードもCDも表記は「どこかで」。JASRAC届出のタイトルは平仮名なのね。

本の体裁になっていて、デビルマンの秘密や、名場面的なイラストが6ページ入っている。 ジャケット含め、描き手はこの当時ダイナミックプロと組んだ仕事を良くしていた桜多吾作氏。 『デビルマン』の版権モノイラストを多く担当している。


ソノラマエース・パピイシリーズ
デビルマン

 
朝日ソノラマ・APM-4016・1972年9月20日・400円(当時)

日本コロムビアに遅れること1ヶ月。歌とドラマが楽しめるこちら、朝日ソノラマのパピイシリーズ。 盤面が赤いのがオリジナル、てワケでもないが、17cmと小さいくせに33・1/3回転のスピードなのが、 子供心に違和感のあるシリーズだったな。

新録ドラマのタイトルは「妖鳥シレーヌ夫人」。御本人が出ている。 で、こちらはその内容に応じて「妖鳥シレーヌ」の名場面を桜多吾作が描き下ろしている。


ソノラマ・ゴールデンパピイ・シリーズ
マジンガーZ/バビル二世/デビルマン/人造人間キカイダー


朝日ソノラマ・APM-5013・1973年3月13日・500円(当時)

こちらは主題歌混載版。4ヒーローのオープニング集である。

こうして並んでいるヒーロー見ると、永井豪ヒーローがいよいよ快進撃を 始める直前の空気がわかりますな。荒木伸吾氏が『デビルマン』から消えて 『バビル二世』に行ってたんだな、とか。

ここにも桜多吾作氏によるデビルマン変身の描き下ろし。


テレビオリジナルBGMコレクション
デビルマン


日本コロムビア株式会社・28CC-2295・1988年5月21日

コロムビアのオリジナル原版からのBGM集。構成的には欲しい所は大概入っている。

このシリーズはアナログレコード時代から出ており(CX-7088)、順当にCD化されて来たが、 これもその1枚。ただ惜しむらくは、レコードの方には作曲の三沢 郷や音楽監督、 プロデューサーからの寄稿があったが、CD化に際して許可申請をしなかったのか、 再録されなかったこと。三沢氏は日本を離れており、インタビューもココでしか 見られないだけに惜しい。

ちなみに、レコード版と同じイラストのようであるが、ゼノン(風の山)のバックの色が 黒く塗られていたり、サインの位置が違うなど微妙に違うので、好事家は両方欲しいところ。 レコードの方が大きいしね♪


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