著作リスト

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_ ウェディング・ドレス

 講談社 講談社ノベルス2000-06 講談社文庫2008-02 電子版あり

▼第16回メフィスト賞受賞作。結婚式を境にして、徹底的にすれ違っていく男女の悲劇を描いた物語(え? そうなのか?)。ノベルス版の推薦文は大森望さん。文庫版は大幅加筆修正し、推薦文を東野圭吾さんに書いていただきました。東野さん効果があったのか、僕の著作としては珍しくよく売れた作品です。解説は村上貴史さん。

_ ペルソナ探偵

 講談社 講談社ノベルス2000-11 講談社文庫2009-02 電子版あり

▼作家を夢見る3人が書き綴ったミステリ小説。一見、なんの繋がりもないように思われたそれらの物語は次第に密接な関わりを見せ始め、4番目の物語が幕開いたとき、ついに――という物語。ノベルス版の推薦文は西澤保彦さん。文庫版の中島駆さんが書いてくださった解説を読むと、この作品がものすごい傑作に思えてくるから不思議です。

硝子細工のマトリョーシカ

 講談社 講談社ノベルス2001-07 電子版あり

▼生放送のテレビドラマが進行する中、人気女優が毒杯をあおって倒れる。それは演技か、現実か。虚構と現実が交錯し、やがて1年前のある事件が明るみに――ってな物語。帯の推薦文は二階堂黎人さん。2011年度の『本格ミステリーベスト10』(原書房)第5位に選ばれた記念すべき作品です。

今日を忘れた明日の僕へ

 原書房 ミステリー・リーグ2002-01

▼初のハードカバー作品。事故で記憶の蓄積ができなくなった男。彼が巻き込まれた殺人事件の顛末は――。帯の推薦文は井上夢人さん。

嘘つきパズル

 白泉社 白泉社My文庫2002-04

▼文庫書き下ろし。イラストはなんと魔夜峰央氏。無人島を舞台に繰り広げられるモンスターホラーラブコメディ&ミステリ。知る人ぞ知る――あのぜにーちゃんも登場しております。

_ ふたり探偵 寝台特急「カシオペア」の二重密室

 光文社 カッパ・ノベルス2002-05 光文社文庫2010-07

▼なんと、トラベルミステリに初挑戦。世間を騒がす連続殺人鬼が、寝台特急「カシオペア」内に出没? ひょんなことから特異な力を身につけた2人組が、事件の謎に迫っていく。推薦文は太田忠司さん。文庫版の解説は杉江松恋さん。

笑殺魔 《ハーフリース保育園》推理日誌

 講談社 講談社ノベルス2002-06 電子版あり

▼シリーズものを意識して書き下ろした作品。「私の笑顔は呪われているんです」――笑顔を失った保母が巻き込まれた園児誘拐事件の顛末を描く。

闇匣

 講談社 講談社ノベルス2002-12

▼講談社ノベルス20周年記念特別書き下ろし作品。メフィスト賞受賞作家が「密室」をテーマに競作。なにひとつ目にすることのできない暗闇の中で、殺人事件の謎を解けと迫られる主人公。タイムリミットは2時間。果たして――。

_ クレイジー・クレーマー

 実業之日本社 ジョイ・ノベルス2003-04 実業之日本社文庫2012-04 電子版あり

▼謎解き重視ではなくサスペンスを中心に描いた、これまでとはやや毛色の異なる作品。「愛玩ロボットが死んでしまった」と店に怒鳴り込んできたサイコなクレーマー。彼の嫌がらせは次第にエスカレートしていき、ついに――。文庫版の解説は東川篤哉さん。

阿弥陀ケ滝の雪密室 ふたり探偵シリーズ

 光文社 カッパ・ノベルス2003-05

▼「ふたり探偵」に続くシリーズ第2弾。シリアルキラーJの手がかりを捜すべく岐阜県までやって来た主人公は、そこで新たな事件に遭遇して――。実在する阿弥陀ケ滝を舞台に描いたトラベルミステリ。記念すべき長編10作目でもあります。

白昼蟲 《ハーフリース保育園》推理日誌

 講談社 講談社ノベルス2004-03 電子版あり

▼《ハーフリース保育園》シリーズの2作目で、タイトルは「はくちゅうむ」と読んでください。前作では解明されなかった木箱の中身が明らかに……。

幻影のペルセポネ

 文藝春秋 2004-09

▼電脳世界と現実を股にかけた謎の殺人劇。「硝子細工のマトリョーシカ」「今日を忘れた明日の僕へ」に続く《虚実入り乱れシリーズ》(勝手に命名)第3弾。全部で700枚。単著としては、これまででもっとも長いお話となりました(たぶん)。

霧の迷宮から君を救い出すために

 実業之日本社 ジョイ・ノベルス2004-10

▼動くものが見えなくなってしまった男の物語。本格ミステリの体裁をとってはいますけど、どちらかといえばサスペンスを重視して書きました。……え? 全然サスペンスフルじゃない?(焦)

結婚なんてしたくない

 幻冬舎 2005-11

▼初めて書いた非本格ミステリ(たぶん)。初めて書いた誰も人が死なない長編小説。初めて書いた三人称多視点の物語。なにもかもが初めてづくし。そして、デビュー作に続く結婚がテーマのお話です。再デビュー作のつもりで、気合いを入れて書きました。

_ カンニング少女

 文藝春秋 2006-04 文春文庫2009-03 電子版あり

▼大学受験を間近に控えた高校生4人+αの戦争を描く青春エンターテイメント。とにかく、楽しめる小説を心がけたつもりです。表紙のイラストを描いてくださったのは西島大介さん。とっても可愛らしい装丁となりました(感激)。文庫版の解説は大矢博子さん。

_ ナナフシの恋

 講談社 講談社ノベルス2007-12 講談社文庫2012-09 電子版あり

▼なんと、3年ぶりに書いた本格ミステリ。『カンニング少女』で初めて僕のことを知ってくださったかたにも読んでもらえるよう、あれこれ工夫を凝らしたつもり。今後も、青春ミステリは書いていきたいと思っています。

極限脱出9時間9人9の扉オルタナ上

 講談社 講談社BOX2010-02

▼同名DSゲームソフト(シナリオ・打越鋼太郎さん)をノベライズ化。自由にやらせていただいたので、ゲームとはかなりテイストの違うお話になりました。西村キヌさんの描き下ろしイラストが拝めるだけでも買う価値あり。

極限脱出9時間9人9の扉オルタナ下

 講談社 講談社BOX2010-03

▼同名DSゲームソフト(シナリオ・打越鋼太郎さん)のノベライゼーション完結編。オリジナル版とは違う結末が待ち受けています。すでにゲームをプレイされたかたもぜひ。西村キヌさんのイラストも、上巻よりさらに増量。

さよならファントム

 講談社 講談社ノベルス2011-12 電子版あり

▼『ナナフシの恋』以来、4年ぶりに書き下ろしたオリジナル長編。『クレイジー・クレーマー』と同様にクマのぬいぐるみが重要なアイテムとして登場したり、設定に『今日を忘れた明日の僕へ』と共通する部分があったり……僕自身がとくに気に入っている2作品を混ぜ合わせ、さらに熟成させたようなお話ができあがりました。

_ CUTE&NEET(文庫版タイトル:キュート&ニート)

 文藝春秋 2012-01 文春文庫2014-7 電子版あり

▼ひきこもりニートの白畠鋭一は、ひょんなことから5歳の姪っ子と二人だけの生活を送ることに。幼稚園を舞台に描いた連作ゆるミス集。主人公の名前からもわかるとおり、白畠クンはほぼ僕の分身。多分に実体験が含まれたお話であります。執筆にかなりの時間を要したため、モデルとなった僕の姪っ子は、あっという間に高校生になってしまいました。文庫版の解説は佳多山大地さん。

青鬼

 PHP研究所 2013-03 電子版あり

▼nopropsさん制作の人気ゲームを小説化。挿画は『ひぐらしのなく頃に』の鈴羅木かりんさん。ゲームには登場しないオリジナルキャラを主人公に据え、新たな「青鬼」ワールドを描いてみました。公式サイトはこちら

青鬼 復讐編

 PHP研究所 2014-01 電子版あり

▼nopropsさん制作の大ヒットゲーム「青鬼」をノベライズしたシリーズ続編。前作に引き続き、挿画は鈴羅木かりんさんが担当してくださいました。前作を読んでくださった読者の方からのご意見を参考に、より原作のイメージに近づけつつ、その一方でオリジナル部分も大胆に膨らませてみたのですが、結果的に面白いものができあがったのではないかと自負しております。公式サイトはこちら

ドライブ

 TOブックス TO文庫2014-04 電子版あり

▼初めての文庫書き下ろし作品(『嘘つきパズル』もそうですが、あれはメフィスト賞に投稿した作品の焼直しなので)。ソリッドシチュエーションのスリラー映画が大好きなので、自分でもそのような作品を作ってみたいと思い、わくわくしながら執筆しました。ところどころに、某アイドルグループを彷彿とさせる名前が登場するのは、ま、ご愛嬌ということで(苦笑)。

青鬼 異形編

 PHP研究所 2014-09 電子版あり

▼nopropsさん制作の大ヒットゲーム「青鬼」をノベライズしたシリーズ第3弾。前2作とは大きく異なる災難が、ひろしたちの身に降りかかります。さらに、原作ゲームで大人気のあのキャラが出現!

ダンス・マカブル 追憶の迷宮

 KADOKAWA 2015-06 電子版あり

▼小麦畑さんの制作した同名ゲームのノベライズ。『青鬼』でお世話になっている鈴羅木かりんさんと再びタッグを組ませていただきました。今までに書いたことのない種類のお話です。ゲームにはわずか3名の登場人物しか出てこないため、どのように物語をふくらませるか、僕なりに工夫したつもりであります。

青鬼 怨霊編

 PHP研究所 2015-07 電子版あり

▼nopropsさん制作の大ヒットゲーム「青鬼」をノベライズしたシリーズ第4弾。今回は女性キャラ2人に焦点をあててみました。前3作とは少し毛色の異なる物語になりましたが、ジェイルハウスの怪物の新たな魅力を見せられたのではないかと思っています。

青鬼 無終編

 PHP研究所 2016-04 電子版あり

▼nopropsさん制作の大ヒットゲーム「青鬼」をノベライズしたシリーズ第5弾にして完結編。最後の舞台はひろしたちが通う中学校。予定どおりの結末を迎えることができ、とても嬉しく思っています。

青鬼 断章編

 PHP研究所 2017-03

▼nopropsさん制作の大ヒットゲーム「青鬼」をノベライズしたシリーズ番外編。6編の短編が収められています。一番のお気に入りは昵懇編。ひろしたちの日常をどうしても描きたくて、その結果、このような物語が生まれました。

共著1(共作)

_ Killer X(キラー・エックス) クイーン兄弟(二階堂黎人さんとの合作)名義

 光文社 カッパ・ノベルス2001-11 光文社文庫2006-01

▼著者当てクイズ付きの合作本。高校時代の恩師を訪ねて集まった同窓生たち。閉ざされた雪の山荘で起こった連続殺人事件の顛末は――。ノベルス版の推薦文は佳多山大地さん。文庫版の解説は乾くるみさん。

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千年岳の殺人鬼 二階堂黎人さんとの合作

 光文社 カッパ・ノベルス2002-12 光文社文庫2007-02

▼『Killer X』に続くシリーズ第2弾。タイムスリップを起こす捻れた空間が存在すると噂される千年岳。そこへヘリスキーに出かけた一行は、奇妙な連続殺人事件に巻き込まれる。しかも、未来を予知する手帳まで現れて――。文庫版の解説は霞流一さん。

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永遠の館の殺人 二階堂黎人さんとの合作

 光文社 カッパ・ノベルス2004-07 光文社文庫2009-01

▼「Killer X」シリーズ完結編。遭難したカップルがやっとの思いでたどり着いた場所は、怪しげな人物ばかりが集う不気味な屋敷だった。やがて起こる連続殺人。生き残るのは誰? そして犯人は──。文庫版の解説は鏑木蓮さん。

共著2(漫画)

逆転裁判1 漫画・前川かずおさん

 講談社 ヤンマガKC2007-04

▼大人気法廷バトルゲームをオリジナル脚本で漫画化。<別冊ヤングマガジン>17号〜19号連載分(「風と共に逆転」「逆転の死刑台」)を収録。僕は脚本を担当しております。ひさしぶりに挑戦したガチガチの本格ミステリです。

逆転裁判2 漫画・前川かずおさん

 講談社 ヤンマガKC2007-06

▼<別冊ヤングマガジン>20号、21号連載分と<ヤングマガジン>短期集中連載分(「逆転の死刑台」「逆転のショータイム」)を収録。大ボリュームで、しかも前川さん書き下ろしのおまけ漫画つき。お得な1冊になってます。

逆転裁判3 漫画・前川かずおさん

 講談社 ヤンマガKC2007-12

▼<別冊ヤングマガジン>22号〜24号に掲載された「逆転の預言書」を一挙掲載。狩魔冥、初登場! 前巻に引き続き、前川さん書き下ろしのおまけ漫画つきです。

逆転裁判4 漫画・前川かずおさん

 講談社 ヤンマガKC2008-07

▼<別冊ヤングマガジン>25号〜28号に掲載された「天国からの逆転(前・後編)」「逆転食いしん坊(前編)」を収録。春美ちゃんも大活躍! 前川さん書き下ろしのおまけ漫画には、僕もちらりと登場します。

逆転裁判5 漫画・前川かずおさん

 講談社 ヤンマガKC2008-12

▼<別冊ヤングマガジン>28号〜30号に掲載された「逆転食いしん坊(後編)」「逆転力vs神通力(前・後編)」を収録。狩魔冥、再び! 天狗編のトリックは、自分でも結構お気に入りだったりします。

逆転裁判 天才検事・御剣編 漫画・前川かずおさん

 講談社 プラチナコミックス2012-01

▼「逆転裁判」の映画公開に併せて、漫画版全5巻を2分冊で再発刊。第1弾は1〜2巻の3話を収録。コンビ二限定販売の廉価版ですが、ネットでも購入可能です。あらためて読み返してみると、いや、結構面白いね(自画自賛)。

逆転裁判 女検事・狩魔冥編 漫画・前川かずおさん

 講談社 プラチナコミックス2012-02

▼「逆転裁判」の映画公開に併せて、漫画版全5巻を2分冊で再発刊。第2弾は3〜5巻の4話を収録。コンビ二限定販売の廉価版ですが、ネットでも購入可能です。こちらの巻は冥ちゃん、大活躍!

逆転検事1 漫画・前川かずおさん

 講談社 ヤンマガKC2009-06

▼『逆転裁判』の御剣怜侍を主人公に据えた新シリーズ。<週刊ヤングマガジン>20号〜23号に掲載された「逆転のコスチューム」「逆転のラストナンバー」を収録。ゲームの合間にこちらもどうぞ。

逆転検事2 漫画・前川かずおさん

 講談社 ヤンマガKC2009-10

▼御剣怜侍を主人公に据えた新シリーズ第2弾。<週刊ヤングマガジン>に掲載された「逆転の銃弾」「逆転ミュージアム」の2編を収録。個人的にはハンサム強盗団がお気に入り。機会があれば、また登場させてみたいです。

逆転検事3 漫画・前川かずおさん

 講談社 ヤンマガKC2010-07

▼<月刊ヤングマガジン>に掲載誌を替えてのシリーズ第3弾。「逆転ニューイヤー」「銀幕の逆転」の2編を収録。前川さんの新婚ほやほやオマケ漫画もついてます。

逆転検事4 漫画・前川かずおさん

 講談社 ヤンマガKC2011-02

▼<月刊ヤングマガジン>連載のシリーズ第4弾。この巻で一応の完結です。「逆転! 鬼々怪々」「逆転クリニック」の2編を収録。

青鬼 闇蘇露編 漫画・鈴羅木かりんさん他

 PHP研究所 2014-07 電子版あり

▼「青鬼」初の公式アンソロジーコミック。ゲームや小説版では絶対に見ることのできないコミカルな青鬼たちが勢ぞろいで、爆笑間違いナシの1冊です。

青鬼 元始編1 漫画・鈴羅木かりんさん

 KADOKAWA カドカワコミックス・エース2015-04 電子版あり

▼生前の直樹を主人公に据えた、小説版とは異なる新たな青鬼の物語。可愛らしいオリジナルキャラも登場します。<月刊少年エース>15年1月号〜5月号分を収録。

青鬼 元始編2 漫画・鈴羅木かりんさん

 KADOKAWA カドカワコミックス・エース2015-10 電子版あり

▼コミック版「青鬼」の第2弾。今回はたけしをクローズアップ。小説版では取り入れることのできなかったピアノの暗号も登場します。<月刊少年エース>15年6月号〜9月号、11月号分を収録。

青鬼 元始編3 漫画・鈴羅木かりんさん

 KADOKAWA カドカワコミックス・エース2016-09

▼コミック版「青鬼」の第3弾。今回は卓郎をクローズアップ。小説版ではもはや懐かしいゲスすぎる彼が本領を発揮します。青鬼もますますパワーアップ。この巻あたりから自然にキャラが動き出した感じがします。

青鬼 元始編4 漫画・鈴羅木かりんさん

 KADOKAWA カドカワコミックス・エース2016-12

▼コミック版「青鬼」の最終巻。2年以上にわたる月刊誌連載はなかなかにハードでしたが、いろいろと勉強になることも多かったです。毎回、僕の中途半端な脚本を見事な作品に仕上げてくださった鈴羅木さんにはホント感謝しております。

共著3(競作、アンソロジーなど)

本格推理8〜悪夢の創造者たち 鮎川哲也・編

 光文社 光文社文庫1996-09

▼わずか50枚の短編で、クリスティーの「そして誰もいなくなった」に挑もうとした……うーん、若気の至りと申しますか、なんというか……超無謀作。残年ながら絶版となってしまいましたが、改稿版を電子版で販売しております。

黄昏ホテル e-NOVELS・編

 小学館 2004-12 電子版あり

▼浅暮三文/我孫子武丸/太田忠司/笠井潔/加納朋子/久美沙織/黒田研二/小森健太朗/近藤史恵/篠田真由美/田中哲弥/田中啓文/二階堂黎人/野崎六助/早見裕司/牧野修/皆川博子/雅孝司/森奈津子/山田正紀──あるリゾート・ホテルを舞台に、20人の作家が描く20色の物語。

EDS 緊急推理解決院 新世紀「謎」倶楽部・編

 光文社 2005-11

▼石持浅海、加賀美雅之、黒田研二、小森健太朗、高田崇史、柄刀一、鳥飼否宇、二階堂黎人、松尾由美(敬称略)による合作長編。にぎやかで楽しい作品に仕上がっております。クリスマスの贈り物に最適。

_ 川に死体のある風景 e-NOVELS・編

 東京創元社 2006-04 創元推理文庫2010-03

▼歌野晶午、黒田研二、大倉崇裕、佳多山大地、綾行人、有栖川有栖(敬称略)による「川に死体」をテーマにした競作短編集。各著者のあとがきエッセイ付き。

_ 本格ミステリ06(文庫版タイトル:珍しい物語のつくり方) 本格ミステリ作家クラブ・編

 講談社 講談社ノベルス2006-05 講談社文庫2010-01

▼本格ミステリ作家クラブが選んだ2005年のベスト本格ミステリ短編&評論集。ありがたいことに僕の「コインロッカーから始まる物語」が収録されとります。文庫版の解説は杉江松恋さん。

_ 本格ミステリ08(文庫版タイトル:見えない殺人カード) 本格ミステリ作家クラブ・編

 講談社 講談社ノベルス2008-06 講談社文庫2012-01

▼本格ミステリ作家クラブが選んだ2007年のベスト本格ミステリ短編&評論集。ありがたいことに僕の「はだしの親父」が収録されとります。文庫版の解説は我孫子武丸さん。

_ ザ・ベストミステリーズ2008 推理小説年鑑(文庫版タイトル:Play 推理遊戯) 日本推理作家協会・編

 講談社 2008-07 講談社文庫2011-04

▼2007年を代表するベストミステリを集めたアンソロジー。なんと、「はだしの親父」も収録。ありがたや。ありがたや。

ミステリ愛。免許皆伝! メフィスト道場 メフィスト編集部・編

 講談社 講談社ノベルス2010-03

▼同一テーマによる競作アンソロジー。僕は<ヌレギヌ>というテーマで、乱歩賞作家・不知火京介さんと対決しております。作品タイトルは「神様の思惑」――家族シリーズの1編です。

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本格ミステリ'10(文庫版タイトル:凍れる女神の秘密) 本格ミステリ作家クラブ選・編

 講談社 講談社ノベルス2010-06 講談社文庫2014-01

▼本格ミステリ作家クラブが選んだ2010年のベスト本格ミステリ短編&評論集。ありがたいことに僕の「我が家の序列」が収録されとります。 文庫版の解説は柄刀一さん。

青鬼 我畏怒編

 PHP研究所 2015-03

▼「青鬼」の公式ガイドブック。ひろしの学校生活を描いた短編小説「青鬼 戀文編」ほか、インタビュー記事を掲載。ほかに、ゲームの攻略法や鈴羅木かりんさんほか2名が描いたコミックなどを掲載。

本以外(ゲームetc)

TRICK×LOGIC Season1

 ソニー・コンピュータエンタテインメント 2010-07

▼チュンソフト制作のPSPソフト。ミステリ作家7人による書き下ろしミステリ・アドベンチャーゲーム。僕は「亡霊ハムレット」の問題編とおまけシナリオ「暴走ジュリエット」で参戦しております。

TRICK×LOGIC Season2

 ソニー・コンピュータエンタテインメント 2010-09

▼チュンソフト制作のPSPソフト。ミステリ作家7人による書き下ろしミステリ・アドベンチャーゲームの第2弾。僕は「亡霊ハムレット」の問題編&解決編とおまけシナリオ「暴走ジュリエット」で参戦しております。

真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト)

 チュンソフト 2011-12

▼PS Vita、PS3用ゲームソフト。大ヒットした「かまいたちの夜」シリーズの最新作。大雪に閉ざされたペンションで起こった殺人事件。犯人は……座敷わらし? 僕はメインシナリオと数編のサブシナリオを担当させていただきました。

 

 

VOCADOL

 Project VOCADOL 2015-06

▼初めて、スマートフォン用ゲームアプリの制作に携わらせていただきました。アイドル育成・ミステリアドベンチャーという、僕がやらずして誰がやるというお仕事です(笑)。ひさしぶりに書いた本格ミステリでもあります。公式サイトはこちら

映画「青鬼」づかん

 AMGエンターテインメント 2014-10

▼2014年7月に公開された映画「青鬼」の秘密をナビゲートしたドキュメントDVD。

映画「青鬼」

 AMGエンターテインメント 2014-12

▼2014年7月に公開された映画「青鬼」のDVD&Blu-ray。主演はAKB48の入山杏奈さん。CGを駆使して作られたリアルな青鬼に注目です。公式サイトはこちら

映画「青鬼ver.2.0」

 AMGエンターテインメント 2015-12

▼2015年7月に公開された映画「青鬼ver.2.0」のDVD&Blu-ray。主演は中川大志さん。今回はフワッティーも登場! 小説版の復讐編を上手にアレンジしていただいております。公式サイトはこちら

短編

そして誰もいなくなった……のか?
 『本格推理8〜悪夢の創造者たち/鮎川哲也編』に収録(光文社文庫 1996-09)

あなたがほしい(黄昏ホテルシリーズ)
 <遊歩人>2003年12月号に掲載/『黄昏ホテル/e-NOVELS編』に収録(小学館 2004-12)

水底の連鎖(競作・川に死体のある風景)
 <ミステリーズ!>8号に掲載/『川に死体のある風景/e-NOVELS編』に収録(東京創元社 2006-04/創元推理文庫 2010-03)

コインロッカーから始まる物語
 <J-novel>2005年2月号に掲載/『本格ミステリ06/本格ミステリ作家クラブ編』に収録(講談社 2006-05)/『珍しい物語のつくり方 本格短編ベスト・セレクション』(講談社文庫 2010-01)に収録

はだしの親父 家族シリーズ1
 <ジャーロ>2007年冬号に掲載/『本格ミステリ08/本格ミステリ作家クラブ編』に収録(講談社 2008-06)/『ザ・ベストミステリーズ2008/日本推理作家協会編』に収録(講談社 2008-07)/『Play 推理遊戯 ミステリー傑作選/日本推理作家協会編』(講談社文庫 2011-04)/『見えない殺人カード 本格短編ベスト・セレクション』(講談社文庫 2012-01)に収録

神様の思惑 家族シリーズ2
 <メフィスト>2007年5月号に掲載/『ミステリ愛。免許皆伝! メフィスト道場』に収録(講談社 2010-03)

逆転裁判 逆転の架け橋
 <IN-POCKET>2007年6〜7月号に掲載

タトウの伝言 家族シリーズ3
 <ジャーロ>2008年秋号に掲載

マックスと嘘とビデオテープ
 <メフィスト>2009年Vol.1に掲載

我が家の序列 家族シリーズ4
 <ジャーロ>2009年夏号に掲載/『本格ミステリ10/本格ミステリ作家クラブ編』(講談社 2010-06)/『凍れる女神の秘密 本格短編ベスト・セレクション』(講談社文庫 2014-01)に収録

銭山警部の事件簿
 <さるやまハゲの助アプリ>にて2013年1月より2015年3月まで全60話連載

青鬼 戀文編
 『青鬼 我畏怒編』(PHP研究所 2015-03)に掲載

解説

コンピュータの熱い罠/岡嶋二人 講談社文庫2001-03

パズルゲーム☆はいすくーる7/野間美由紀 白泉社文庫2002-12

転生/貫井徳郎 幻冬舎文庫2003-02

鳥人計画/東野圭吾 角川文庫2003-08

木乃伊男/蘇部健一 講談社文庫2005-09

私の嫌いな探偵/東川篤哉 光文社文庫2015-12