人気パビリオンの集中するゾーン。混雑具合はウルトラ級なので、事前予約をお薦めします。
人気のトヨタ館はもちろんのこと、日立館、三井・東芝館も必見。事前予約と当日予約を上手に利用しましょう。当日予約は午前10時頃にはすべて終了してしまうので、万博会場へやって来たら、なにがあってもまず予約から!
▼トヨタグループ館
![]() ![]() ![]() 混雑状況 ××××× 独断評価 ○○○○○ | ・「サツキとメイの家」に次いで入館困難なパビリオン。ここで、チケットの入手方法を簡単にご案内。 1)事前予約……ネット予約がもっとも確実な方法ですが、予約開始後わずか15分ほどですべての公演が埋まってしまいます。ネット予約の操作にある程度慣れていて(初めてだと、あれこれ戸惑っているうちにタイムオーバーとなってしまいますから)、出かける日の1ヵ月前の午前9時に、パソコン前へ待機できる方は、とりあえずチャレンジしてみましょう。 2)当日1回目の整理券配布……当日、開場前に北ゲートへ並び、開場と同時にトヨタ館へダッシュ、整理券を手に入れる方法(1回目の公演は、先着順で入館できます)。整理券はあっという間になくなってしまいますので、少なくとも開場30分〜1時間前にはゲート前へ並んでおきましょう。整理券は開演時刻の早いものから順番に手渡されるため、こちらで指定することはできません。 3)当日2回目の整理券配布……午後2時前後に、2回目の整理券配布が行なわれますが、整理券配布の開始時刻に集まっても、すでに締め切られている可能性大。余裕をもって1時間前、できることなら、2時間前には並ぶようにしましょう。2時間待つのは大変かもしれませんが、配布時刻まで列が前へ進むことはないので、シートを敷いて座ったり、場所だけ確保して列から離れることも可能。整理券は開演時刻の早いものから順番に手渡されるため、こちらで指定することはできません。 4)夕方以降は先着順……夕方以降の公演は、他のパビリオンと同じように先着順となります。これが最後のチャンス。満員で見られなかったとしても、そのまま待てば、次の公演に入れる可能性あり。とにかく、ひたすらねばって頑張りましょう。 行列に並ぶ場合は、帽子をかぶったり、飲み物をたっぷり用意したりと、熱中症対策を充分にしておくことを忘れずに。 ・ほとんどの公演は、開演20分前に受付が締め切られます。受付締切時刻の20分前から、アプローチエリアの展示物を見られますので、できるだけ早くパビリオンへ来ることを心がけましょう。アプローチエリアは屋根があり、隣の日立館から流れ落ちる水が涼しい風を運んできたりもするので、比較的過ごしやすいはず。 ・早く並んだからといって、前のほうに座れるとは限りません。こればかりは運次第。ひたすら神に祈りましょう(といっても、どの席からでも充分にショーは楽しめますが)。 ・メインとなるパフォーマンスショーは、前半がロボット楽団による演奏。ノリノリになって踊るアテンダントのお姉ちゃんたちにも注目しましょう(笑)。後半は未来の自動車(写真中央)が登場するミュージカル。なにもかもが洗練されていて、とにかく美しいです。意表をつく仕掛けとか過度の刺激を求める人には、ちょっと物足りないかもしれませんが。 ・6月10日から、ギャラリー観覧コースが新設されました。ショー鑑賞後に見学する技術展示エリアだけを巡るコースです。一時入場制限がかかることもありますが、ほぼ待ち時間なしで観覧することができます。大画面に映し出されるダイジェスト版で、ショーの雰囲気もそれなりに楽しめるはず。展示物などは、正規ルートの人たちより、じっくり見ることができるかも。 |
▼Nature Contact 日立グループ館 ユビキタス・エンターテイメント・ライド
![]() ![]() 混雑状況 ××××× 独断評価 ○○○○○ | ・入場時、ライド乗車時、退場時の計3回、万博入場チケットが必要となります。取り出しやすい場所に入れておきましょう。 ・入場すると、いきなり顔写真を撮られます。油断して不細工な顔をさらすと、あとあとかなり恥ずかしい思いをしますので、入場前にしっかり整えておきましょう(笑)。 ・プレショーでは、首からぶら下げて使う情報端末機を用いて、絶滅の危機に瀕している希少動物たちの姿を見ることができます。こーゆー場合、どうしても一列に並んで前の人に続いて見学しがちですが、このゾーンは自由に動き回ってもいいそうなので、さくっとすっ飛ばしてメインショーへ進むことも可能。 ・メインショーはすごいぞお。僕はメチャクチャ感動しました。スコープを覗き込むと、現実の映像と仮装映像が融合して見えます。しかも、顔の動きに合わせて仮装映像も変化するので、ものすごくリアル。「クラインの壺」 で描かれたヴァーチャル世界に、また一歩近づいた感じです。 ・ポストショーでは、メインショーで撮影された写真を大型ディスプレイに映し出して見ることができます。さらに翌日以降、自宅のパソコンからネット軽油で映像を引き出すことも可能(写真下)。 |
▼三井・東芝館
![]() ![]() 混雑状況 ×××× 独断評価 ○○○○○ | ・これはサイコーに楽しい! スキャナに取り込まれ3D処理された自分の顔が、映画のスクリーンに。まさか、加山雄三と共演できるなんて。 ・入場すると、まずは数字の書かれたドアの前へ。同じ数字の前に並んだ20人が、共演者となります。待っている間に、みんなの顔をじっくり眺めておいたほうが、あとあと楽しめます。社交的な人だったら、ほかの人とあれこれ会話を交わして打ち解けちゃうのもOK。とにかく、知り合いが多ければ多いほど、このイベントは楽しめるはず。 ・スキャナの撮影は、前髪を上げて、顔の輪郭をはっきりと見せなければなりません。髪をがっちりと固めてる人や、あるいはズラの人なんかは、注意しましょう。撮影時は、できるだけ深く穴の奥に顔を入れること。赤ちゃんでも(おとなしければ)撮影は可能です。 ・映画が始まると、まず最初にキャスティング一覧が表示されます。ここを見逃さないように。この時点で自分を見つけることができれば、「どこ? 俺どこ?」と焦ることはありません。キャスティングは大きく4つのグループに分かれています。自分がどのグループに所属しているかを、しっかり把握しておきましょう。 ・とはいうものの、半分くらいの人は、たぶん最後までどれが自分だったかがわからないと思います。こりゃ、もうしょうがないですね。左下の写真を見て、加山雄三だとすぐにわかる人はいないでしょうし。かっこいい&綺麗な人ほど、個性的な特徴がないので、わかりづらいようです。当然ながら僕も、どれが自分なのか最後までわかりませんでした(笑)。逆に、個性的な顔の人はメチャクチャわかりやすかったです。子供とかインパクトのあるおばちゃんとかは、かなりわかりやすいですね。ってなわけで、このパビリオンに友人を連れて行くなら、個性的な顔の持ち主を選んだほうが絶対に面白いです。 |
▼ガスパビリオン 炎のマジックシアター
![]() ![]() ![]() 混雑状況 ××× 独断評価 ○○○ | ・イベントの構成は面白く、プレショーまでは結構わくわくさせてくれるのだが、うーん、肝心のメインショーはいまひとつ。子供向けに作られているため、どーも物足りなく思えてしまいました。一生懸命、観客を盛り上げようとする意図も、ちょっと空回りしているような……。GWや夏休みで、子供がたくさん訪れるようになれば、また盛り上がり方が変わってくるのかもしれませんが。 ・展示ホール(写真中央)には、4種類の展示物が置かれています。ショーはスルーして、こちらのホールだけを観覧することも可能。その場合は、ほとんど待ち時間ナシで入館できます。 ・パビリオンの屋上には、展望広場(写真下)が。こちらも展示ホール同様、いつでも入場可能。見晴らしはかなりいいです。 |
▼夢みる山
![]() | ・4つのパビリオンが集結。富士山をかたどった外観は、夜になると赤色に変化します。 |
![]() 混雑状況 ×× 独断評価 ○○ | ●テーマシアター めざめの方舟 ・総合演出は押井守監督。環境ビデオ風の映像と音楽が様々なスクリーンに映し出される10分間。綺麗だが、ただそれだけ。期待していただけに、ガッカリ感はかなり大きい。果たして、何十分も並んで見る価値があるかどうか……。 ・5月24日まで上映されていた「鰉−水の記憶」編に代わり、25日から「百禽−時を渡る」編が始まりました。こちらは映像が理解しやすく、それなりに面白かったような……。7月25日からは「狗奴−未生の記憶」編を上映。 |
![]() 混雑状況 × 独断評価 ○○ | ●シャチハタ マークタウン ・ネームスタンプの製作を行なうワークショップは予約待ちの行列ができてますけど、一般会場のほうはわずかな待ち時間で観覧できます。情報端末を操作して遊ぶイベントが2つ。どちらもさほど目新しくはありませんが、それなりに面白いです。 |
![]() 混雑状況 ×× 独断評価 ○○ | ●NGK ウォーターラボ ・3D映像とサイエンスショーを合体させたライブシアター。うーん、イマイチ。3Dは全然立体的に見えないし、サイエンスショーも中途半端でなにをやっているのかよくわからない。拍手が効果音として流れるのには、ちょっと涙が出たぞ。3D眼鏡は、左右がわかりにくいので注意。黄色いシールの貼られたほうが左になります。 |
![]() ![]() 混雑状況 × 独断評価 ○○○ | ●ブラザー アウトプットファンタジー ・全体的に子供向けのイメージ。癒し系会話ロボット「イフボット」と大道芸人のパフォーマンスショーがメイン。出演者のテンションが高いので、見ていて結構楽しい。イフボット同士の会話は、まったく感情がこもっていないので、へたくそな子供の演劇を見ているみたい(それはそれで面白い)。最前列の子供は、風船をもらえたり、パフォーマンスに参加できたりと、チャンス多し。個人的には、イフボットが「ブラザー、違った、ブラボー」とくそつまらない駄洒落をこいたのが一番笑えた。オリジナルシールを作るコーナーは人気が高い。メインステージの左奥にある「ファンタジーシアター」は見逃しやすいので注意。それなりに面白いけど、大人同士で見るのはちょっと恥ずかしい。 |