1・禁断の果実の巻

 

1996年5月15日 夫の勤務先の社員慰安会で

こうせつさんのコンサートが行われました。

“かぐや姫”は学生時代に毎日のように聴いていたので

とても懐かしく 喜び勇んで会場へ・・・。 

 さぁコンサートの始まりです。

久しぶりに聴くこうせつさんの 澄んだ歌声 楽しいお話。

あっという間に時間は過ぎ  満ち足りた気分で 家路につく。

・・・というごくふつうの展開だけを予想していたのですが 

こうせつさんのバックに 妙に気になる人が・・・。

“素人目にも とてもとても凄い” “もっと聴いてみたい”

・・と思わずにはいられない。

そうそれが徳武さんだったのです。

メンバー紹介の時に徳武さんもCDを出されていると

こうせつさんがお話ししてくださったので

 帰りに即注文し、都合で行かれないという友達のチケットを貰って 

その次の週も 聴きに行き・・と一気にハマッテしまいました。

こういうのを“一聴き惚れ?”とでもいうのでしょうか?!

その後 ふつうのパターンだったら“CDを集めて” 

“ライブに通って”となるのでしょうが

あまりにも強烈で 自分でも制御出来そうもない気持ちに 

“なんかこのまま進んで行くのはコワイ!!

もしかして私は熱病にかかったの?”と

徳武さんを“禁断の果実”として 禁止令を敷いたのです。

・・・・・・そして我慢の子で 何ヶ月かが過ぎました。

 ここまで我慢出来たのだからもうふつうの状態で聴けるだろうと

 “禁”を 解いたところ禁止令の期間が全く無駄だった事プラス

 今までの反動で“演奏聴きたい” “ライブ行きたい”の気持ちが

 倍増してしまい“もう こうなったら納得が出来るところまで

行くっきゃない”という結論を出さざるをえませんでした。

 

アダムとイブは“禁断の果実”を口にして楽園から追放されてしまいましたが

私は未だ 楽しい楽しい“Dr.K Project楽園”のなかで

素敵な演奏を聴け、素敵な人達に逢えて

 とても 満足した日々を過ごせています。

あー 幸せ〜。

しかし〜〜 この先どこまでハマッテ行くのやら?

この先 このページにどんな事が書けるのか 自分でも

楽しみでもあり不安でもあり・・・と言うことで。今回はこれで。