“ウィキッド〜永遠の約束〜 ★☆
Wicked:For Good
(2026年アメリカ映画)

監督:ジョン・M・チュウ
原作:グレゴリー・マグワイア
脚本:ウィニー・ホルツマン、デイナ・フォックス
出演:シンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデ、ジョナサン・ベイリー、イーサン・スレイター、ヴォーウェン、ヤン、ミシェル・ヨー、ジェフ・ゴールドブラム、ベサニー・ウィーヴァー、(声)コールマン・ドミンゴ

 

「オズの魔法使い」の外伝として書かれた「ウィキッド誰も知らない、もう一つのオズの物語」(1995年)に基づく、ブロードウェイ・ヒットミュージカルの映画化、二部作の後編。

魔法を使えないながら小道具で演出され、“善き魔女”として人々の人気を集めるグリンダと、オズの国を元どおりの良い世界に戻したいと望みながら、“悪い魔女”として恣意的に皆から悪意を向けられるエルファバの立ち位置が、冒頭から明確にされています。

ミュージカル部分はもちろんあるのですが、前作に比べると、物足りない印象。
また、作品に対する興味自体が、エルファバはどうなるのか、に尽きますし。

途中、「オズの魔法使い」のドロシーたちがそれとなく登場してくる処は妙味と感じましたが、本ストーリーの中ではドロシーたち、うまく操られた、という感じですね。

“悪い魔女”と誹謗され、孤立するエルファバの何と哀しいことか。
それでも何とか皆のためにと奮闘するも、開き直るしかないエルファバの境遇、そこが一番の見所かもしれません。

最後はなるべくしてなった、という結末ですが、ホッとさせられます。

最後どう始末を付けられるのかという処に関心が集中してしまい、面白さとしては今ひとつだったように、残念ながら感じられます。

2025.03.07

           


   

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