“グレイテスト・ショーマン ★★
The Greatest Showman
(2018年アメリカ映画)

監督:マイケル・グレイシー
脚本:ジェニー・ピックス、ビル・コンドン

出演:
ヒュー・ジャックマン、ザック・エフロン、ミシェル・ウィリアムズ、レベッカ・ファーガソン、ゼンデイヤ

  

誰も観たことのない画期的なショーを生み出したという伝説的な実在の興行師P・T・バーナム(1810-1891)をモデルに、その波乱万丈の成功物語をミュージカルに仕立てた作品。

貧しい少年時代を送ったバーナム(ヒュー・ジャックマン)は大人になって、少年少女の頃から互いに想い合って来た富裕な家庭の令嬢のチャリティ(ミシェル・ウィリアムズ)と念願を叶えて結婚しますが、生活は貧しいまま。
勤めていた会社が倒産して解雇されたのを機に、幼い娘2人に見せた影絵からこれだと思いつき、ショービジネスの世界へと足を踏み出します。
しかし、最初のビジネスは惨憺たるもの。娘のふとした言葉に触発されたバーナムは、誰も観たことのないショーをこしらえようと、普通ではない身体をもったために隠れるように生きて来た人たちを集め、型破りなショーを始めます。
ところが、大衆から熱狂的な支持を受けた一方で、上流階級の人々は彼らの集まった姿に眉を顰める始末。
何とか上流階級の人々も引き付けようと、上流階級出身の若い興行師フィリップ(ザック・エフロン)をパートナーとして口説き迎え入れるのですが・・・。

予告での刺激的な音楽に、観る前から引きつけられていたようなものですが、起伏の大きいストーリィの所為か、ミュージカル部分は僅かだったような印象が残ってしまいます(実際はそうでもない筈ですが)。
また、ショー部分、もっと観たかったと思う処ですが、僅か。まぁ、実際にもそんな程度だったのかもしれません。

主演のヒュー・ジャックマンはともかくとして、チェリティを演じるミシェル・ウィリアムズ、かねてからファンであるザック・エフロン、兄妹ブランコ乗りのアンを演じるゼンデイヤ、観ていて楽しかったなぁ。
ミュージカル映画としてはやや物足りなさも感じますが、充分楽しめました。

2018.02.17

       


  

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