“シュレック” ★★
SHREK
(2001年アメリカ映画)

 

CGCアニメーションによる作品。単なるアニメーションと違い、立体感があるのが特徴。そのため、表情にもかなり実際の人に近い感情が現されています。といっても、やはり実物とは違う。そんな面白さがまずあります。

主人公は、“怪物”であるシュレック。
そのシュレックが、自分の住居の平穏を確保する為、“完璧”な国王を目指すハートフォード卿と取引をし、ドラゴンの守る塔に幽閉されたお姫様を救い出すことになります。道連れとなるのは、人間の言葉を話す、おしゃべりな驢馬・ドンキー。
シュレックは何とかそのお姫様=フィオナ姫を救い出すのですが、おとぎ話にあるような、勇敢な騎士とシュレックがまるで違う、ちっともロマンティックじゃない、というのがフィオナ姫の不満。
ところが、このお姫様自体、カンフーの達人だったり、一筋縄ではいかないキャラクター。

おとぎ話+「美女と野獣」を題材にしたような、ファンタジー・ストーリィ。
もっとも魅力あるのは、怪物であってもすこぶる人間的な、主人公シュレックのキャラクターです。シュレックの表情の豊かさがとても楽しい。
わざわざ映画館で見る程の作品とは思いませんが、レンタルビデオで楽しむのにはちょうど良い作品。

2002.07.21

 


   

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