“キャリー” ★★
Carrie
(2013年アメリカ映画)

監督:キンバリー・ピアース
原作:スティーヴン・キング
脚本:
ロベレウト・アギーレ=サカサ
出演:クロエ・グレース・モレッツ、ジュリアン・ムーア、ジュディ・グリア、ポーシャ・ダブルデイ、アンセル・エルゴート

 

スティーヴン・キング原作で1976年に映画化された作品の再映画化。
前回映画はオカルトブームの中で製作されたと思うのですが、その当時はスティーヴン・キングという作家のことをまだよく知らなかった等の事情もあり観ていなかったので、今回は再映画化ということと、「ヒューゴの不思議な発明」で今後への期待を感じたクロエ・グレース・モレッツ主演ということで、これは観に行こうと思った次第。

ストーリィはというと、狂信的な母親に抑圧されて育てられ、内気に育った少女キャリーが、同級生のいささか過剰な思いやりで人気者男子にエスコートされプロムに参加したものの、その一番栄えある場面で心無い同級生から悪質な悪戯を仕掛けられ、ついに怒りの余りブチ切れ、その超能力を爆発させて悲劇をもたらす、というもの。

内気な少女が・・・という前半部分についてはクロエ・グレース・モレッツ、観ていて十分楽しかったのですが、終盤のクライマックス部分では恐ろしい印象を与えようと奮闘しているものの、元々可愛らしい顔立ちですからもう一つ迫力不足だった印象は否めません。
私としてはストーリィを凡そ知っていたので展開についての驚きということがなかった分、クロエ・グレース・モレッツの主演があってこその見応え、というところだったと思います。

2013.11.09

       


  

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