“ビッグママ ハウス” 
BIG MOMMA'S HOUSE
(2001年アメリカ映画)

監督:ラジャ・ゴズネル
出演:マーティン・ローレンス、ニア・ロング、ポール・ジャマッティ

 

変装捜査が得意なFBI捜査官マルコムを主人公とするコメディ。

凶悪な銀行強盗犯レスターが脱獄、かつて共犯と疑われた女性シェリーの元へ向かう可能性が大。ところが、そのシェリーは、レスター脱獄のニュースを知るや、息子トレントを連れて逃亡。行き先は、彼女の祖母“ビッグママ”の家と推測されたことから、マルコムと同僚ジョンの2人に、ビッグママの監視が命じられる。
ところが、ビッグママは急に2週間家を空けることになります。その間にビッグママの家に潜入したマルコムは、シェリーからそちらへ向かっているとの電話を受けます。
そこでマルコムが考え付いたのは、大柄で太ったビッグママに変装して、シェリーから真相を聞き出そうというもの。
そこから、マルコムが変装したビッグママの奮闘が始まります。

男性による女性への変装となれば思い出すのは、ダスティン・ホフマン主演の“トッツィー”。本作品は、差し詰め“トッツィー”のアクション版、軽いノリのコメディー、と言えます。
深みはないものの、ラブ・ストーリィ要素もあり、気楽に楽しめる娯楽作品です。 
主演のローレンス・マーティン、エディ・マーフィのような強烈な個性はありませんが、すっとぼけた可笑しみに好感がもてます。

2002.02.03

 


    

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