“シンデレラ・ストーリー”★★
A CINDERELLA STORY
（2004年アメリカ映画）

監督：マーク・ロスマン
脚本：リー・ダンラップ
出演：ヒラリー・ダフ、ジェニファー・クーリッジ、チャド・マイケル・マーレイ、ダン・ハード、レジーナ・キング

今更シンデレラでもないと思うのですけれど、ヒラリー・ダフ主演だからこそ観た作品。

舞台が現代アメリカですから、いくら継母と義理の姉２人にこき使われているといっても、屋根裏の自分の部屋にはちゃんとパソコンがあるし、高校にはボロ車ではあっても自動車通学し、携帯電話も持っているというのが、？？？。
そんな主人公サムにも、チャットで知り合ったボーイフレンドがいます。そのメール相手からハロウィーンの仮装ダンスパーティでの出会いを約束させられますが、継母からはその夜も店で働くことを命じられている。しかし、従業員仲間の協力を得て、サムはパーティ会場へと向かい、目指す王子様と出会うことができます。でも、12時までには店に戻っていないといけない、というのがシンデレラ的設定。

ストーリィとしては、シンデレラ物語に「ユー・ガット・メール」を組み合わせたような内容。そして、逆境に負けず自分の力を信じようとする展開は「メイド・イン・マンハッタン」的。
要は貼り合わせして作ったようなストーリィですけれど、主役であるヒラリー・ダフの愛嬌でもっているような作品。主役サムのイメージは、「リジー・マクガイア」そのままです。
でも、それなりに楽しみました。

2005.04.24