“ブルー・ハワイ” ★★☆
BLUE HAWAI
(1961年アメリカ映画)

出演:エルヴィス・プレスリー、アンジェラ・ランズベリー

 

プレスリー映画の代表作のひとつ。

リゾート地ハワイを舞台にした観光要素もたっぷりある作品ですけれど、これがプレスリー映画の中でも評判が高いのはそれだけの理由なのか。
今回久しぶりに観て、その理由が判った気がします。
甘く伸びやかなプレスリーの歌を、開放的な南洋の島を背景に聞くのがなんとも心地良いのです。

ストーリィは除隊になったチャドがハワイに戻ってくるところから始まります。フルーツ会社副社長の息子という役柄ですが、チャドは後を継ぐのを嫌がって観光ガイドの仕事をしたいという。アメリカ本土からやってきた女性教師と4人の女子学生のガイド役から始まり、唄と恋、ハワイ観光が繰り広げられるという、娯楽性の高いストーリィ。
映画の最後は、チャドとマイリがカウアイ島で結婚式を挙げるシーン。およそこうしたラブ・ストーリィで結婚式まで進むのは珍しいのですが、これもハワイ風ウェディングという見せ場が作れるからこそでしょう。

以前、家族でハワイ旅行したとき、この映画の思い出があったからこそ、オプショナル・ツアーでマウイ島でなくカウアイ島を選びました。
そのカウアイ島ツァーではもちろん、あそこが映画「ブルー・ハワイ」で結婚式の場面を撮影した場所です、という案内がありました。

2005.01.01

 


 

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