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「少女は黄昏に住む−マコトとコトノの事件簿−」 ★ | |
2013/04/07
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たまに軽いミステリものなどを読みたくなるもので、偶々図書館ですぐ借りられる新刊が目の前にあったので借りてみた、という次第。 童顔故にいつも高校生に間違えられるという姫山誠、25歳の刑事と、知人の一人娘でヒキコモリかつオタク女子高生である綾川琴乃というコンビによる連作ユーモアミステリ。 見た目と実像が大きく異なる美少女探偵という設定で忘れられないものに北村薫“覆面作家”シリーズがありますが、あれもこれもとキャラクターを可笑しく創り過ぎてしまうと、かえってそれに捉われて肝心の推理要素が薄れてしまうもの。 ボールが転がる夏/毒入り缶コーヒー事件/たぶんポオに捧ぐ/吹雪のバスの夜に/密室の鍵は口のなか |