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2.幽霊人命救助隊 |
●「13階段」● ★☆ |
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2004年08月
2005/07/06 |
死刑執行が間近に迫った死刑囚の冤罪を晴らすため、元刑務官と出所したばかりの元受刑者という青年の2人が、10年前に起きた殺人事件の真相を突き止めるため、調査に乗り出すというストーリィ。 本書はミステリであると同時に、死刑制度の意味について問い掛けた作品であると言えます。 死刑論議が具体的に展開される一方で、ストーリィの始まりは納得性に欠けます。 |
●「幽霊人命救助隊」● ★★ |
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2007年04月 2004/06/13 |
自殺して中途半端な場所に留まっている4人。 まず、幽霊による人命救助チームという発想が秀逸。何と現代にマッチする、奇抜なストーリィであることか。4人の年齢が違ううえに自殺した年代に24年もの差があるというのも、センスが良い。言葉や考え方のスレ違いがまた楽しいのです。 ※本ストーリィ中最も記憶に残ったのは「第3章 子供たち」。 |